表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは異世界Reil yard  作者: 麻本
3/4

特急の清掃編

普通列車の清掃作業を何本かこなし、次はいよいよ特急列車の清掃だ。

通勤車両と違う所は、ロングシートでは無い事。その他にトイレ、洗面化粧台、ゴミ箱、車両によっては読書灯やコンセント等。

シートは、リクライニング付きシ-トで、テーブルが付き、シート一つ一つに「リネン」と言われるカバーがあること。

また、車両によって席の数が異なり、トイレ、洗面台があったり、ゴミ箱があったりする。

 それらを清掃するのだ。

持ち時間は約30分。先ずは初めに「リネン班」の人が、それぞれの、その車両の席数に合ったリネンを、端の席に束ねてまとめて、置いてくれたりしている。

でも、その前に指定された方向に席を回してかつ、古いリネンをはがしてゆく。

そして、古いリネンを一ヶ所にまとめたら、今度は新しいリネンを座席一つ一つに配って行ってそれを貼る。これが、馴れないと結こう大変なのだ。

それが終わったら、男性は各車両のゴミ箱を(昼間はそんなに多くは無い)片付け、女性は窓ガラスとテーブル、窓の珊、それが終わったら、座席にコロコロ・・・粘着テープでゴミを取る。

男は、ゴミを分別して片づけたら、ダンモップ、ほうき、濡れモップの順で掃除したら後は、荷棚を固く絞った濡れ雑巾で拭く。

それで大抵は少し時間が余るので、テーブルを拭くのを手伝ったりするのだ。

また、トイレの掃除はトイレ掃除専門の2~3人がいて、分担してやる。

ただ、これよりも前か、ほぼ同時に外では「便ヌキ」という作業をやっていたりするのだ。

簡単に言えば、車のバキュームカーの様に、トイレタンクの汚物を抜き取っているのだ。

それと同時に、水の補給もしている。

これが、昼間の特急列車の清掃作業。

因みに夜の特急列車は、ゴミの量が半端なく多いと言われている。

そして、やり方も少し違ったりするのだ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ