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サツリクノテンシ  作者: ねいる
3/3

最下層

「ここは、?」


体が凍えきっている


すごく重たいな、、、


「……青い月、、綺麗」


開いた瞬間にはいってきた、青い光


その元を求めて、後ろを振り向いた


窓の向こうにある月をみて、感じたことは綺麗だけ


それしか言葉に出せなかった


ボーとする意識のなか、思いだせたのは、なぜか一つだけだ


「私は…確か………病院にきていて……」


ゆっくり椅子から立ち上がり、現状を把握するために、周りを見渡した


二つ置かれた椅子と、左右の天井に設置された監視カメラ。それ以外にはなにもない


殺風景な部屋だなー、と思っていたら、フと両親のことを思い出した


「あ、……お母さんと、お父さん……戻らないと」


冷えて固まった体を、なんとか動かして、目の前に置かれた椅子の奥、その扉の前に移動した


ただ、ただ、戻らないとという思いを抱いて、レイはその扉を開く


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