青春忘却応急処置
<中2の頃のあとがき>
(身体的な)異性とも話す僕は、「あの人好きなの?」とか、「付き合ってるの?」とか聞かれるのですが―。それがとても不快でして。僕は(自称)クエスチョニングだ!これ以上はやめてくれ!
…でも、もしそれで本当に好きだったら?と考えてできた曲が『青春忘却応急処置』という曲です。もし、僕がそうだったとして、極端な僕ならばこういう行動をとるだろうというものを書きました。
まあ、結局僕が伝えたいのは、「恋愛って、現実じゃうまくいかんし、人生が大きく変わっちゃうよな…。」ということです。恋なんかしたことないくせに。
※現在、『青春忘却応急処置』の楽曲版のデータは残っていません。
君のことなんか嫌いだ。そうだ。嫌いだ。嫌いなはずなんだ。嫌いでなければならないのだ。君のことを考えている暇なんかないんだ。
でも、君の声は飛び抜けて可愛くて、どうしても脳内で反芻してしまう。もう目の前に学校が見えているというのに。気を引き締めないと、また過ちを犯してしまうかもしれない。
「おはよう!」
どうやら、もう自分との闘いは始まったようだ。君の声が聞こえてきた。
♧ ♧ ♧
君の性格、声、スタイルに惚れてしまったんだ。そして、それが一部の人にバレてしまった。で、それを認めちゃった。
しかし、君は友達。いや、友達ですらないか。話し相手だ。そうだ。そもそも異性間に友情もクソもないんだ。否、そもそも友情なんて存在しない。あったら広まってない。『人の口に戸は立てられない』とはよく考えられたものだ。
さて、このまま君に知れ渡って気まずくなったら、僕はいよいよボッチである。同じクラスで話せるのは君しかいない。仲がいいやつは遠いクラスだ。
このクラスには、君しか話せる人がいない。鼓動の高鳴りを抑え、本心は隠す。もうすぐ二学期も終わる頃。あと少しの辛抱だ。よくここまで持ち堪えた。
♧ ♧ ♧
「もうすぐクリスマスだよ!クリスマス・イブにどこかいかない?」
クソが。そんなことをしたら正気を保っていられなくなる。君との距離が物理的に近づく。僕は、鼓動の高鳴りを誤魔化すため、窓の外へ視線を向ける。空は曇ってどんよりしている。告白するチャンスか?ハイリスクハイリターンって感じがする。
「えっと…。」
そこらへんのラブストーリーなら、承諾して告白するところだろう。しかし、現実はそう簡単なものではない。失敗したときの代償があまりに大きい。
「用事があるから無理なんだ。ごめんね。誘ってくれてありがとう。」
きっと、どの選択肢も不正解だ。それなら、今、苦しくないものを選ぼう。ずっとその時っまで苦しむよりはきっとマシだろう。もういっそのこと、一人ぼっちになるか。そうだ。人と関わるからこんな気持ちになってしまうんだ。
♧ ♧ ♧
その日以降は、いつも一人でいることにした。君は心配して声をかけてくれたし、他の人も同じようにした。でも、全て素っ気なく適当にはぐらかした。
もう近づくな、というオーラを醸し出した。それからは、二人組を作りましょうという指示が出た時以外は君と一緒にいることはなくなった。いつも一人ぼっちである。
どうしてこうなったんだろう。もう、君のことなんて、忘れてしまえ。忘れたいんだ!
屋上で、今にも雨が降りそうな空に向かって、半泣き状態で思いっきり叫んだ。
「もう、知らない!何も、知ーらないっ!!」
♣ ♣ ♣
私は自室で脳内反省会を始めた。クリスマスまでには告白しようと決めていたのに、もうすぐお正月がきちゃう。クリスマス・イブの日の誘いも断られちゃったし。なんか避けられるようになっちゃったし。
「もう、知らない!何も、知ーらないっ!!」
貴方と私が写った写真をビリビリに引き裂いて、ゴミ箱へ一切れも零さずに捨てた。
<中3現在のあとがき>
中2の僕曰く、これ元の楽曲があるようですが……。そんなもん作った記憶ねえよ!
まあそれは置いといて、何故か中2の頃の作品は暗いのが多いです。コメディーも書いた記憶はありますが、わけあって完結前にデータを消したので、残っているのが暗い話だけなんですよね……。
そして書いていて思い出したのですが、確かなんか指摘された気がするんですよ。これ、ノートに残っているので、同級生にも見せたんです。そのうちの一人がなにか言ってた記憶がありますが、残念なことに、なにを言われたか覚えてません。
ともかく、この物語を読み切った方は、きっと中2の僕とお友達になれますね。僕はお友達になれそうにないです(笑)
では、一期一会に乾杯!また何処かで〜!!




