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2章 3話

 エレベーターに乗り、話を続ける。

美描「話を戻そっか。 それでその後、様子見しようってなって。そしたらさ、これまたビックリ!記憶書庫(アーカイブ)が起動して。何事かと思ったら、3人が栄聖受けるって。それで思ったんだ。絶対何か起こるってね。」

愛菜実 ええっと、色々と聞きたいことがあるんですけど…。」

美描「そうだね。なんかすっごいワードが出てきてパンクしそうなのはわかるよ。だけど、ごめんね。そういう話は後にしようかなって。」

3人「?」

宏神「そうだな。これからお楽しみが待っている。」

日向守「楽しいこと…、すごく大切。」



正師「終わったぁ~。 ん?  おかえり!」

美描「ただいまー。って、ムツキちゃんがこっちに?」

無造機「この時間だけはここにいたくて。で、主役さんたちはぁ~? ほほう。皆スペック高い!」

日向守「はいはい。変態さんは私とこっちにいましょうねー。」

無造機「待って!私まだなにもしてない~!!」

日向守「『まだ』?」

無造機「あっ…


       これはですね~… え~と、その…

      親睦を深めるためにはまずおsw

日向守「皆、また会おう。さらばだ   バシュ 」

  変態呼ばわりされてた人は、入江さんに連行されて奥の席へ移動した。

 ん?そういえばあの人の声、どこかで聞いたような…


  そう考えてる傍ら、



知世「やっとみつけた。お義父(とう)さん。」

称護「来たか、知世。」

知世「なんで置手紙だけ残して勝手にいなくなったの!?」

称護「忙しくなって帰る余裕もなかったんだ。」

知世「だったら私もここに連れてきてよ!」

称護「こんなところに連れてこれるか!」

知世「私じゃ戦力にならないってこと!?」

称護「違う!ただ巻き込みたくなかっただけだ!」

知世「巻き込まれてもいい!私はお義父さんと一緒に居たかった!」

称護「 … 。」



しばらく沈黙が続いた。私たち以外は、こうなることが予測できていたのか辛い顔をしていた。だが、突然 奥の方から声がきこえた。

???「いつまで重苦しい空気放ってるんですか?」

美描「時和(とわ)も来てたの!?」

時和「年上を呼び捨てするなと何度も言ってるでしょう(怒)  っと、それより。

    いろいろと事情がおありのようですし、ぶつけたい想いも山ほどあるでしょう。ですが、先に皆さんが用意してくださったものを見て回るのはいかがでしょうか。飾り付けも豪華ですし、料理もたくさん用意しております。きっと、とても良い再会の思い出になるかと思いますわ。」

知世「…はい。 お気遣いありがとうございます、先生。今はそうさせてもらいます。」

時和「あら、気付かれてましたか。」

知世「口調も容姿もそっくりですよ。」

時和「眼鏡外して髪型変えれば大丈夫だと思いましたのに…。まぁ、気付かれてでもあなたたち3人を迎え入れたかったんです。」

愛菜実「 …  先生だったんですか!?」

時和「…訂正しますわ

   「なんでぇ!?」


そんなやり取りはさておき。郷橋(さとばし)先生の言うとおり、この場所はすごく綺麗だ。まるで何日も前から準備していたような。ん?迎え入れ…?帰る余裕もなかった…?



愛菜実「あのぉ…。 ここって何のために建てられたんですか?」

美描「詳しくはわからないけど、大昔からあった空の城らしいよ。」



                    え?



美描「最下層の大図書館も含めると地下12階まであった気がする。」


                    



                    え゛?




愛菜実「ええええええええええええええええええええええええええ!?!!?!???l?」

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