2章 1話 護心
知世 「高野宏神 現生徒会長…。それに…」
美描 「ごめんね。急にこんなこと言われても困るよね。でも、私たちも訳ありでさ。」
宏神 「姉さん!?」
日向守 「待っててって言ったのに…。」
美描 「こんな惨状目の当たりにして待てるわけないでしょうが。それにあっちは2人に任せてるから。 って…」
次から次へと…。整理が追い付いてないDEATH!
愛菜実 「ダメだ…、やっぱりさっぱりわからん。」
恋那 「…すぅ ンッ 壊れ て もう zzz 」
美描 「ごめんね…詳しいことは場所変えて話すから。それより… 兄貴。」
正師 『ああ。準備はできてる。教官も一緒だ。』
称護 『起動許可はした。いつでもいけるぞ。』
美描 「了解、任せたよ。で、… ムツキちゃんの様子は?」
称護 『ついさっき連絡があった。集令室には寄らず、そのまま部屋に戻れと伝えておいたよ。』
正師 『最善の選択だろうって、お前たちもそうしただろうって通話の後に教官言ってたぞ。』
美描 「ありがとう…!そうだね、それが一番だと思う。私たちもそうしてただろうね。」
3分程前
正師 「手続きなんて別にここではいいと思うんすけど、どうなんですか?」
称護 「私もそうしたいとは思ってるのだが…。皆のいつかのことを考えるとどうだ。」
正師 「確かに…。」
称護 「そうなるな…。 っと」
ピッ
『無造機です。…今から帰還します。』
称護 「菊田だ。緊急事態の中、よくやり遂げてくれた。ありがとう。お疲れ様。」
無造機 『称護さん…。 でも、守れなかった…生徒も教師も校舎も…。』
称護 「背負いこみすぎるな。また心も体も不安定になってほしくないんだ…。」
無造機 『…。』
称護 「集令室には寄らず、部屋でゆっくりするといい。」
無造機 『え、でも…。』
正師 「今日は休め。落ち着いてきたら、またいつもの笑顔を見せてくれ。それで十分だ。」
無造機 『正師さん…。二人とも、ありがとうございます!今日はそのご厚意に甘えさせてもらいます!」
正師 「そうしてくれ。」
無造機 『はいっ!では、失礼します。』
プツ
正師 「ま、これが彼女への最善の選択ですかね。」
称護 「そうであるといいがな…。とはいえ、お前もそうしてただろう?宏神も美描も日向守も…きっと。」
正師 「そうっすね。 あのときのこと思い出してしまって、また辛くなってなきゃいいけど…。」
称護 「そのときはまた寄り添ってあげればいい。だが…。」
正師 「?」
称護 「救わなければな、真の意で。」
正師 「そうですね。いつかきっと、いや…絶対に!」




