1.5
「ふぁ ア~ッ…。」
さっきから欠伸が止まらない。私にとって教室というのはそういう場所だった。
窓の方を見る。
「えへへ ふへへへ」
日向守ちゃんが飛んでる…というか浮いてる?的な?そんな姿に癒される。ニヤニヤが止まらん…。
「(ギリッ)」
睨み顔もなかなか… って
「(ハッ!)」
周りに気付かれてないだろうか…。今のところは大丈夫そうだった。
何も変わらない外を見てニヤついてる人って思われちゃうワケだから!そんなの嫌でしょ?ダメでしょ?第一印象大事!まぁ、ほとんどのクラスメイトには(ウザくない系の)愛想振り回したから多分大丈夫でしょ。
「まったく、いつも大事な時に危なっかしいんだから。
…? !!」
「今日はここまでです。お疲れ様でした。」
担任教師のクッソ長い話が終わり、ようやく解放される。が…
ゴゴゴゴゴゴゴオオオオォォォォォオオ ーー ッ!!!!!
「地鳴り!?」
突然のことだった。今日来る可能性は無きに等しきって…いや、今は被害を最小限に抑えることを!
だけど、室内まるごとパニック状態じゃ…。
「いやああぁぁぁぁあああぁぁ!!!!!!!」
「死にたくないッ!!!」
校舎は傾いていた。このままでは助かる命は…。こんなことはしたくない… だけど…。
「ごめん…ッ!」
そう呟きながら私は、窓を開け飛び出した。
「本部、応答お願いします!」
『現状を確認。こっちはまだ被害はないよ。』
「よかった…。 宏神と連携し、あの3人を守ります!」
『了解!そっちは任せたよ!』
ピッ
「よし、やるか。」
涙を力へと転換する。これが私の戦い方だ。
「叶方…。」
「早く行って!憑りつかれる前に!」




