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クラス発表と隣の人

久しぶりに言います。


ブックマークと評価ありがとうございます。これが初めての目標だったので嬉しかったです。


読者の皆様応援よろしくお願いします。

「もう聞いているの澪?」

『無視されてないかな?大丈夫だよね澪。無視なんかされたら私どうなるか分からないよ』


「あ、ああ聞いているよ。奏。」


俺は(どっちもな。)と思いつつ答えた。


そして、


「少し昔の事を思い出していただけだから大丈夫だ」

「昔って何の事?」

『私の事なのかな。そうだとしたら私恥ずかしくて死んじゃうよおおおおおお。』


「いや何でも無い」


「もぅー何なのそれー。変な澪」


『私に言えないことなのかな。そういえば最近一緒にご飯食べる頻度が少なくなっているんだけどそういう事なのかな。澪、私は信じているよ。』


「そ、そんな事よりも早く行かないと遅刻するぞ早く行くぞ。置いてきぼりにするぞ」


(奏はいつからなのだろうかこんな猟奇的な愛になったのは。恨むぞ過去の俺。そんな事より早く五メートル離れないとな。これ以上奏の心読みたくないしな。)


俺は咲良との実験で、半径5メートルを離れないと心の声が聞こえる事が分かっているのだ。だから今全力で離れようとしてる。



「あ、待ってよー澪」


(心の声が聞こえて来ない。よし!なんとかなった。)


「遅いじゃないか」

「ごめんごめん。ちょっと考え事しててさ」

「そうか。まあ、何より早く学校に行くぞ」

「分かってるって」

(気を付けないとな)

「澪?どうしたの?」

「いや何でも無い」








「あ、着いたよ。澪」

「思ったよりも早く着いたな」

「澪が急かすからでしょ」

「それもそうだな」


目の前にはもう東風高校があり俺達は入っていった。


「一緒のクラスに成れたら良いね」

「そうだな」

(全く同じクラスには成りたくない。成ったらどうなるのか分かったもんじゃないからな。胃が持たないに決まっている。頼む同じクラスには成らないでくれ。)


そういう思いを持ちつつクラス発表の紙を見る。


(今年は......七組まである。違うクラスになる確率は7分の6。いける。来い。神様来て下さい。)


「澪は二組にあって私は......私は四組だ......。一緒のクラスに成りたかったなー」


「そうだな。」

(いっよっしゃあああああああ。違うクラスだ。いやー心が軽いなー。というか奏、口ではこう言っているけど負のオーラがヤバい。死にそうな顔してる。どうにかしないと面倒臭い事になるな。)


「奏。クラスが離れても別に会わないって事にはならないし安心しろって。どうせ帰ってから会うって」


(うわ。適当な事言い過ぎた。これまで以上に会う事になるんじゃね。)


「そうかな?そうだよね。良かったー」


(当たってしまった。)


「あ、そろそろ教室に入らないと。じゃあな。また後で」


「うん。また後でねー」





教室に入ると大体の割合の人がいた。


(俺の席はここか。)


俺の席は窓際の一番後ろというテンプレではなく、その隣だった。仕方ない。


「お前ここの席の人か」

「ああそうだ。お前じゃなく貝塚澪な。お前は?」

「お前じゃなく木崎(きさき)勝也(かつや)。前の席だ。よろしくな澪」

「こちらこそ。よろしくな勝也」


(良かったまともに話せそうな奴がいて。見た目はいかにもチャラそうだな。金に限りなく近い茶髪に服装がもう乱れてる。よくこの高校に入れたな。)


そんな事を考えていると、勝也が俺の隣の席を見て、


「あれ、まだ居ないん?隣」

「らしいな。どんな人か知りたいけどな」

「そうだよな。あーあ可愛い女の子が良かったのになー男子だし」

「ドンマイドンマイ」

「うぜえ。どうせ澪もそんなんだぜ。きっとな」

「俺はどっちでも良い。話せたらな」

「ほんとかー」

「マジだ」

「あっそ。流石イケメンの言うことは違うなー」

「イケメンじゃねえから」




そんな話をしていると隣から、カバンを置いたような音が聞こえて来た。


隣の席の人が来たみたいだ。と思ったら勝也が驚きまくっている様子だったので、どんな人か見て見ると、



そこには、まるで絵画の中から出てきたような美しい女性がいた。

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