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大霊界1  死んだらどうなる?    (私の死者の書1)私の死の哲学研究試論

作者: 舜風人

その昔、

丹波哲郎の「大霊界」ブーム?がありましたね?

宜保愛子の霊能者ブームと相まって

霊能者霊界ブームの

両巨頭?だったのです。


両氏とも著作はたくさんありますが、

私がいまでも強く印象に残ってるのが



「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」という映画です。


言わずと知れた霊界の代理人?丹波哲郎氏の


霊界映画ですね。


シリーズ化されましたが、、1から3まであったと記憶してます。


その第一作は


何というか、、こういってはほめ過ぎかもしれませんが


「チベットの死者の書」や「エジプトの死者の書」に迫るというか

これはいわば「日本の死者の書」と言っていいのかもしれません。



私はそのビデオを持っていて暇があると、何度も見ているのですが


その都度、感心しますね。


さすが霊界の代理人?を自称するだけはあります。


映画の内容は、奇怪さやグロはゼロです。


今風に言えばファンタジーです。




ところで、、


大霊界というこの映画、幻想的な場面ではいかにも日本的で


なんか懐かしいような風景が広がるのですが



蛇の目傘が何百本もいっぱいに広がる大草原の場面なんか大好きです。


シリーズの2・3は、、やや2番煎じ?感は否めませんが、、、。


さてこの第一作「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」


を、もとネタ?にして、これから私の独自の見解も交えて。、これから

霊界を考査しご案内してみたいと思います。


なお、わたくしの独自の見解も交えております。ただ、丹波氏の見解をそのまま、祖述しただけではありません・。

というか、、いっそのこと、「すべて私の見解です」といったほうが良いのかもしれませんね。


それでは、、、、



「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる 」   



序説


人だけが死を意識して、いきています。

自分が死ぬということが分かっているのは人間だけです。でも?

人はなぜ死を恐れるのでしょうか。それは死とはどんなものか知らないからなのです。

では死の真実とは何でしょうか。それは驚くような真相だったのです。





1、死はすべての終わりではない。人が死ぬと、人の魂は幽体となって死体を抜け出す。


2、人は死ぬと、幽体となって死んだ肉体を抜け出して細くて狭い空洞を通って

 まず、精霊界に行く。そこには死んだ人々がたくさん住んでいるのです。あなたの先祖や親類もいます。

 精霊界はほぼ地上界と同じ風景である。自然な風景がひろがっているのである。そこでしばらくは暮らすことになる。ただし、生前の世界にすごい執念を持ってる人は自分が死んだことも気づかず死んだ場所にしがみついてる場合もある。これを地縛霊と言う。そういう地縛霊もやがて自分が死んだことに気づき精霊界へと、順路をたどる霊もあるがそれは少数である。ほとんどは死んだ場所にしがみつき死んだことも悟らずに我欲に執着したままとどまるのである。我欲の霊はほとんどは死んだ場所にしがみつき死んだことも悟らずに我欲に執着したままとどまるのである。素直に死を認め受け入れたた幽体は次の階梯(精霊界)へと進むである・。



3、死んで幽体になると生前の記憶はすべてそのまま残り、かつ、生前障害のあった人の障害は

  すべて取り除かれて盲目の人は見えるようになり体の不自由な方はすべて健全となる、

  というのは、精霊界では、五感は完全だからである。英語とかドイツ語とか

 すべてが話せてかつ分かるようになる。というのはコミュニケーションは

 すべてテレパシーだからである。もちろん肉体はないから、食事も不要だし、意識だけの霊体の世界である。


4、精霊界では、死んだ友人や仲間、親戚、両親などすべての人々の霊体と再会できる。


5、生前の欲望はすべて消え去るが、愛欲だけが残りかつ、自由になる。と言ってもすべてが幽体の仮想快楽ではあるが。


6、精霊界では、すべてが望むままになる。心で念じればすべてその通りになる。家を建てたいと思うとあなたの望みの家がそこにできる。


7、精霊界では、良くも悪くも本性が丸出しになる。罰もない、あなたは自由そのもの。


8、こうした精霊界で、しばらく暮らしていると、やがて大きな山脈が現れる、幽体となった人間は

 不思議とその山にひきつけられてゆく、すると山は割れて巨大な亀裂が現れる。その割れ目からあなたの指導霊が現れる。そして霊界への道筋を諄々と説いて聞かせるのである。指導霊は山の割れ目の向こうの霊人の村へとひとまずはあなたを導かれる。


9、その霊人の村は同じような趣味嗜好の霊たちが集まっている、だから霊の趣味嗜好によっていろんな村ができている。その村では、幽体たちは趣味を自由に楽しみまた村は同じ趣味嗜好の人ばかりだから楽しくって仕方がない。だからこの村ではもう二度と人間界には戻りたいとは思うものなどいないのである。


10、しかし、ここで過ごすことおよそ100年にわたると、生前を振りかえり反省して霊的進化したものは、もう人間界に戻る意味はないということで、霊界へと行く準備をするのである、だがその幽体のカルマによっては、もう一度人間界へ帰って修行し直し、出直して来るほうが良いだろうというものも出てくるのである、

このまま霊界へ行ってしまったら、し残してて来た修行があるという人々だ。そういうものはある日再び人間界へと帰ってゆく。

つまり人間として再び生まれかわるのである、今度はどの両親のもとに?今度は女のこ?それとも男の子として?今度はアメリカ人として?それともインド人として?生まれ変わると決まったら意識と記憶は消去されてあなたはどこかの母親のもとに誕生されてゆくのである。




11、さてこの精霊界でもうすでに人間界での修行をし尽くしたという進化した幽体はそのままある日、霊界へと指導霊に導かれて、旅立ってゆく。霊界とはもはや転生のない、永遠の世界である。

このようにその人の霊的進化の程度によって、ここ精霊界で二つに振り分けられるのである。

霊界へ行く人と、再び人間界へ帰ってゆく人と、、。



11、ところで、人間界で、悪行の限りを尽くしたものや愛に背いて、人を見殺しにしたもの、あるいは、。自殺者の霊などは、人間界での修行放棄ということで、特別な場所に追いやられるのである。そこで1000年でも万年でも、さまよう。その場所を「地獄」という。地獄にはそういう悪の霊体が好んで集まってくる。ただしあなたが思っているような地獄には鬼もいなければ閻魔さまもいない、あなたの心そのものが鬼であり閻魔様なのであるから。そうして何万年もたったある日、あなたはやっと事情自縛のループ地獄にいることに気づき、われに返って、精霊界にたどり着く人もいいる、が、、、ほとんどの地獄の住人は全くループ地獄に気づかずに堂々巡りで過ごすのみ。


12、つまり、生前の生き方がほとんどすべて、死後の霊界での世界を決めてしまうのである。

普通の平均的な人間は死ぬとまずは先祖霊や指導霊に導かれて、精霊界へ行くのだが、

   それはその人の魂の進歩の程度が、精霊界に行くのも、地獄に行くのも、その人がそうなることを望んだからそうなるという、それが死後の世界なのである。強制的に行かされるのではない。

つまり、、、

ゴキブリは暗くじめじめした世界が大好きですよね。そうして明るくて光の満ちた精霊界では目がくらんで生きてゆけないのです、だから暗くてじめじめした地獄を自ら選んでそこへ行くのです。誰が強制したわけでもありません。自分で地獄を選んだのです。光の世界へどうぞと言いてもゴキブリは「いやだ」と言って自ら暗くてじめじめした地獄に行ってしまうのです。なるようになる世界それが死後の世界なのです。





以上が死後の世界の真相なのです。

死の真相を知ったものはもはや死を恐れることはない。

そして死がやってくるまではあなたの良心に従って魂の進化を目指して命の時を過ごすのである。

こうして命を誠実に生きた人にとっては死は何ら恐れるものでもない。

こころ静かに死の時を待ちましょう。


さあ、あなたにもやがて死ぬ時が来るでしょう。

10年後?

それとも20年後?

いずれにしてもあなたは死すべき存在です。

遅かれ早かれいつかは死ぬのです。

それまでは命を大切に生き切るのです。

それが人間の使命なのですから。

















あら楽し 虚空を家と 住みなして 心にかかる 家具調度もなし


                               道歌




あの人も お前自身も  もろともに ただひとときの 夢の幻


                              道歌






世の中は命の仮家、しばしのち、一人も残らぬ秋の夕暮

                           道歌





続く




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「大霊界」と入力して検索すれば全編1~3が表示されますので全編読むことができます。

















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