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次の話は…

音楽室を後にした僕は、次の七不思議を探す為にノートを開く。

「ここから近いのは…屋上かな」

一番目に書いてある七不思議の場所だったのと、実際に近い所に階段があったので、ほとんど考えずに決めてしまった。


ノートを見ながら歩き、残った七不思議の続きを調べる。

「継ぎ接ぎの人体模型、場所は…やっぱり理科室だ」

名前通りの七不思議と言えるだろうタイトルに苦笑してしまう。

どういった話かを見る前に、屋上へ続く階段が見えてきた。



この階段には不思議な物がある。

正確には階段ではなく、階段の折り返し地点、簡単に言えば踊り場の壁なのだが。

そこには鏡が掛けられているのだ。

全身は映らないもののそこそこ大きく、誰もが何故?と思うであろう不自然さが漂っている。


「ここは滅多に通らないから、普段は気にならないんだけどね」

そう鏡に向かって一人言を呟くが、鏡の中の自分が別の言葉を呟いた気がして、鏡から姿を消す様に慌てて階段を昇るのだった。

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