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千の魔導書と十の宝珠  作者: 遊羽
1/1

プロローグ

こんなのどうでしょうか。思いつきですが……。


誤字脱字、感想お待ちしてます。

神代の歴史 第4章 「唯一神の座」より抜粋

 数多の神々の頂点に君臨していた創造神が身を引き神界に争いが沸き起こった。最も力を有していたのは戦の神ハトルと邪なる神エヴァの2柱。日頃から対立していたこの2柱を中心に頂上決戦は始まった。戦いをすること自体が己の力となるハトルに対し、負の感情が力の源泉となるエヴァ。争いの結末は誰もがハトルの勝利を予想した。ところが、予想に反し決着はなかなかつかなかった。それはその頃、管理していた世界において魔族が活発化し世界中から負の感情が発生していたためだった。ハトルとエヴァは何度も直接対決をしたが引き分けはあれど勝ち越し・負け越しは一切なかった。2柱に手を貸していた神々を手を引き始めた頃、ハトル対エヴァの最終決戦が盛大に始まった。力押しでは勝てないと悟ったハトルは技を磨き、技だけでは勝てないと思い知ったエヴァは力をつけた。もはや2柱に欠点と呼べる欠点はなく、ただただ相手の神力が尽きるのを待つだけの戦いだった。互いの最後の攻撃、ハトルの渾身の拳撃はエヴァの体を千に散らした。だが、エヴァの魔法によりハトルもまた十に分割され宝珠へと封印された。頂上決戦は両者消滅の形であっけなく終わった。


エヴァは復活を図るためその千に分かたれた身を魔導書に変え管理していた世界、エルトアポールへと下った。その過程において戦神の宝珠を各所へと封印した。


◆◆◆


ここはエルトアポール第2の大陸、ノーラ大陸の最東端に位置する辺境。旧火山に囲まれ大陸中央への通行は不便、過去の噴火による影響で作物は育てにくく特産品といえば海産物ぐらい。そんな辺境を治める伯爵家は当然の如く貧乏。もはや伯爵の地位は名ばかりと化している。


この領地は6代前の当主が建国に一役買ったおかげで手に入れた領地なのだが、昔は火山からの豊富な鉱山資源と海からの海産資源でたいそう潤っていたらしい。しかし、3・4代前の当主がボンクラで財産を尽く食いつぶしてしまった。そのおかげで現在の伯爵家には存亡の危機が訪れているのだ。


それを何とかしようと頑張ってるのが僕のお父さん、肩書はメティート伯爵家6代目当主。お母さんはいない。僕が生まれるのと同時に死んでしまったらしい。


お父さんが仕事をしている姿はかっこいい。でも、最近ちょっと頭の毛が薄くなってきている気がする。


僕は今6歳。先月誕生日を迎えたばっかりだ。最近の趣味は家の探検。このお家隠し部屋がたくさんあって探し甲斐がある。


で、僕が今立ってるのは扉の前。正確には本棚の後ろにあった扉の前だけどね。


扉全体に幾何学模様が彫られていてドアノブはない。前に押しても横にひいてもピクリとも動かない。


「む、あかない」


しばらく苦闘していると扉の下部の幾何学模様が動くことが分かった。中心に家の紋章、その周りを1~10の数字が彫られた十角形が囲んでいて、さらにその周りを沢山の小さい丸が所狭しと並んでいる。


そのうち動くのは十角形のものだけ。そこだけグルグルと回転させることができた。何かわからないがとりあえず回す。回す、回す、回す…………


「ぜんぜんあかないじゃん!もうっ!そろそろあいて・・・よ!」


ガチャっ!


そんな音が鳴ったかと思ったら扉が上昇を始めた。

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