第二章 人物紹介
新たに登場した人物を中心に紹介しています。
第二章開始時で、第一章に登場した人物は全員1歳年齢が上がっています。
【帝都コンワルリス】
●ジル
ジュリア・フォルトゥーナ・ブラントミュラー。12歳。
身分を隠してクリスティ女史の養女として名乗ることになった際の名前。
●レジーナ
本名オリアーナ・アイネアス・ミルン・グラウィオール。
皇帝が崩御したため、急遽代理として皇帝に返り咲いた。トンズラするつもりが、超帝国神帝の一存で元鞘に戻される。
●ラナ
ジルが偶然助けた奴隷の少女。狐の獣人族で9歳。
別れた姉を探している。その後、ジルの所有物となり、侍女見習いとして傍にいるようになる。
●ロイス
ロイス・バード。ブラントミュラー家の家令。52歳。
慇懃かつ有能な男性。若い頃は帝国最強の傭兵団『鋼刃の疾風』の副団長だったという裏設定あり。
ジルの認識阻害を見破る眼力の持ち主。
●モニカ
ブラントミュラー家の使用人で赤茶けた色の髪をショートにした16歳。
ロイス以外の使用人で唯一ジルの認識阻害を見破った娘。そのためジルの侍女に選ばれる。
【コンスル】
●エラルド
冒険者ギルドコンスル支部長。年齢42歳。外見は25歳くらいの若作り。
野心家で、ジルの才能と将来性を高く買って売り込みをかけてきている。
●カルディナ
冒険者ギルドコンスル支部の職員。元は帝都ギルドの窓口だったが、なぜかコンスルへ異動になる。
●ベアトリス
ブラントミュラー家の家政婦長。使用人に対する№2に当たる人物。
●カーティス
ブラントミュラー家の執事で、主に事務を取り扱っている。
●エミリア
孤児院出身の娘で14歳。掏摸など非合法な真似をして暮らしている。
ジルのネックレスを狙ったが失敗、その後改心してブランドミュラー家の直営喫茶店『ルタンドゥテ』の従業員となる。
●リーン
ブルーノの冒険者研修生仲間。12歳。男装の少女。ブルーノに好意を寄せている。
●ウォルター
ブラントミュラー家の私設騎士団の団長。
●ノーマン
冒険者。北の開拓村までの護衛役として雇われた。
【北の開拓村】
●デメリオ
デメリオ・バーダ。北の開拓村の村長。林業で大儲けしている成金。『杣人』と呼ばれる先住民との対立を放置した無能。
●ダミアン
ダミアン・バーダ。北の開拓村の村長の息子。バカ息子。『杣人』との対立を決定的にした元凶。
【千年樹の枝】
●プリュイ
本名『雨の空』。144歳(見た目14~15歳)。
ジルに助けられた縁でエルフの里まで案内する。もともと人間に興味があったことからそのまま人里に降りることになった。
精霊魔術の使い手で、リュートを奏でるのを得意としている。
●アシミ
プリュイと同じ里出身のエルフ。『銀の星』。182歳。
聖銀製の細剣を使う。人間に対してははっきりと敵意を持っている。
●ウラノス
本名『天空の雪』。エルフの里長で、妖精王の称号を持つエルフの中のエルフ。年齢は600歳くらい(見た目は青年)。
レジーナやスノウの古馴染み。
【リビティウム皇国】
●セラヴィ
セラヴィ・ロウ。ユニス法国聖女教団の神童とも呼ばれる少年司祭。12歳。
実はジルとは幼馴染と言う約束された勝利のポジションにいる。
●エウフェーミア
オーランシュ辺境伯の六女で末っ子。8歳。
金髪の勝気な少女。口調は姉妹であるシルティアーナ(ジル)と良く似ている。異母姉が入れ替わっていることには気が付いていない。
【グラウィオール帝国】
●ダニエル
ルークの友人で、代々帝国の政策顧問をしているラーティネン侯爵家の跡取り。13歳。
軟派で軽薄。
【その他】
●スノウ
本名(?)スカーレット・スノウ。『薔薇の聖女』『放浪の美姫』等と呼ばれる伝説の聖女。
彼女の伝説をもとに聖女教団が作られたが、ただし設立に本人は一切関与していない。外見年齢13歳。
この世界で唯一死者の蘇生ができる謎多き絶世の佳人。その正体は謎に包まれている。誰が何と言っても謎。