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春秋姉妹の日記帳  作者: すずはな はる。
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6日目【寂しさ】

秋ちゃんは寂しかったようです。

「お姉さま」

「あら、どうしたの?」

「隣に座ってもいいかしら」

「?いいわよ?珍しいわね。いつもは聞かずに座るのに」

「えぇ」

「....秋、こっちおいで」

「?」

「膝枕してあげる」

「い、え、なんで」

「寂しい時は好きな人に触れると良いのよ。その人の体温とか、感触とか匂いを感じると、自然と心が満ちて行くんですって。だからおいで。」

「....なんで寂しいって...」

「わかるわよ。お姉ちゃんだもん。」

「......少し..借りますわ..膝..」

「えぇ、いいわよ」


「さっきのって誰に聞いたんですか?」

「お父様によ」

「へぇ。あの人がそんなこと」

「昔の話よ」

こんばんわ。

時たま意味もなく寂しさが込み上げてくる時ってありますよね。

生憎私には春ちゃんのような子はいないのでそのまま寝てしまいます。

貴方はどうします?

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