小説を書く為に必要な能力についての考察
小説創作とは、ただ単に頭の中の情報をアウトプットする、言語情報創造活動である。
だから必要なのはこれだろうと信じる。
1、身体能力の強度
体力が高ければ高いほど良いのは言うまでもない、更に言うなら、脳の血行が良ければ思考や意識野の容量が増す。
シナプスの伝達速度は加齢によって確実に落ちるので、若さという要素も重要かもしれない。
2、精神力
精神論的な、ほとんど全て、元気があればなんでもできる、アレこれって身体能力じゃないかぁ? 1と近似相似。
まあ何事も精神の豊かさは非常に大事だろう、キャラクターの精神性も作者の精神性の限界値に近くなるだろうし。
3、技術力、技法力、知識力、とか
これはベースかもしれない、むしろ、これが一流、超一流レベルなら、1と2が不要なレベルになるかもしれないね。
4、作者自身の状況環境下能力? 経済力とか執筆時間とか、かね。
時間が沢山投資できれば、当然良いものが作れるであろう。
まあ時間を掛けずに速筆じゃないと、最近は話にならないとか言われるから、あんまり意味が無いかもしれない。
1~4の総合評価がAかS、できればSSかSSS級ならば、とりあえずネットで公開して色よい感想とかがもらえるだろう。
だから、短期的な努力でなんとかできる身体能力と精神力は、日々最大限の節制と鍛錬で何とかA級(100人に1人レベルあれ?B級が10人に1人レベルってどうなんだ?)には最低限しておきたい。
技術力は一朝一夕には成らない、スポーツの世界で例えると分かり易いだろう、肉体と精神は短期で高められそうだが、知識力は完全なる積み重ねだ。
これは相対的に後発で能力向上するなら、Aか運が良くてもS級が限界だろうね。
SS級やSSS級(千人に万人に一人のレベル)は望むべくも無い、勉学の世界なのである、奇跡は否定できないけれども。
局所的な博識によって技術力は補えるかもしれない、特定ジャンルを書く才能だけを鍛えるとか。
まあ範囲的にはライトノベルを書く才能だけとか、これの場合SS級の人でもやっている人がいるので正直意味が無いレベルなのだが。
あとは作者の状況・環境下能力、経済力とか社会的地位とか色々あれば、執筆も捗るのは道理だろう、なんとか上手く立ち回れないだろうかね。
ゲームとして見るなら、特に裏技も何も無い感じだ、正攻法で積み重ねる以外に無いシンプルでフェアな感じで好感を持てる。
特殊な才能は個々人の余りに難しい領域の頭の使い方だからか、現在までに体系化した技術的な書き方の技法は特にコレといって無い、つまり攻略法は無いに等しい。