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始原世界の中で  作者: 神原 拓
第1章 世界の始まり
9/30

歓迎会の儀式

今回はかなり長くなりました。誤字脱字がない、かかなり心配です・・・。

場所は変わって現在レイルはリステリアのいる校舎2階の研究室にいた。レイルは切羽詰った顔でリステリアにお願いを頼み込んでいた


「頼む!リステリア、こいつの調整を手伝ってくれ!」

「・・・それは?」


レイルがもっている黒い長方形のものを見てリステリアが聞く


「これは・・・明日の会長戦のための切り札だ。ただ・・・魔力を込めるのに俺じゃ時間がかかるんだ。調整も難しい。だから手伝ってくれ!」

「会長戦?・・・ああ、明日のね。あなただったの・・・気の毒に」

「どういうこと?」

「会長はこの学園で天才と呼ばれているわ。特に戦闘のね。今まで、会長相手に5分持った人はいないわ」

「・・・聞くんじゃなかった。なに?俺、公開処刑?」

「そうね、そうなるわ。まあ、レンティアにふがいない戦いはして欲しくないし手伝ってあげるわ」

「本当か!ありがとう」

「で?それをどうすればいいの?」

「ああ。これはだな・・・」


レイルはリステリアと研究室で夜中まで調整に没頭した。

そして、日付が変わり歓迎会の日。


「ふあぁ~。行ってくるわ。ありがとな。リステリア」

「例なんていらないわ。でも、情けない戦いはやめてよね。一応あなたは学年代表なんだから」

「ああ」


リステリアに軽く返事をし、レイルは研究室から第2演習場へ向かった。新入生歓迎会は毎年第2演習場で行われる。


「到着」


レイルが演習場にたどり着くとそこにはすでにたくさんの生徒がいた。


「これ全部が高等部1年か。しかし、この格好は目立つな」


レイルは会長戦のために黒いコートを着ていた。

制服を着ている高等部1年の中では少し目立っている。


「たしか、会長から呼ばれるんだったか・・・」


新入生歓迎会の生徒会戦は当日になっても誰が誰とやるのか生徒会以外は明かされない。

明かされるのは歓迎会の生徒会戦直前の時である。


「それでは!新入生歓迎会の対生徒会戦で戦う生徒会の人の名前と生徒会と戦う人の名前を述べて生きたいと思います!」


新入生歓迎会の学園長の挨拶などが終わりいよいよ生徒会戦へと移った。

会場は外にもかかわらずおおきな盛り上がりを見せている。

そしていたるところで様々な声が上がる。


「誰が学年代表なんだ!?」

「生徒会は誰だろう!?」

「やっぱ、実技の成績優良者か?」


さまざまな疑問が飛び交う中、出場者の名が呼ばれる。


「新入生歓迎会、生徒会側からは会長のコナミさん」


会長の名が呼ばれ会場は興奮に包まれた。

しかしその一方で諦めの様な呟きが生徒達の中で囁かれる。


「それ本当か!?誰も勝てねえじゃん!」

「今回は気の毒だったな。誰が相手するんだろ」

「2分は持ってほしいな」


高等部1年は会長の相手の敗北は確定だと決め付けていた。


(・・・やる前から負けるような発言はして欲しくないな。まあ、5分ぐらいは持たせたいと思う自分がいるんだから、俺も負けを意識しているか・・・)


そんな囁きににレイルはそう思いながら会長のほうを見た。

見ると会長は自分の相手の名前を呼ぼうとしている。


(そろそろ俺が呼ばれるか・・・)


レイルの気分は下降気味である。しかし、会場は興奮が冷めやまない。今に呼ばれる学年代表の言葉を待っている。そして、来るべき時が来た。会長は無垢な笑顔を振舞いながら楽しそうに相手の名前を言った。


「私の相手をするのは、1年7組レイル=スコール君です。レイル君出てきなさ~い」


レイルの名が呼ばれた。しかし、生徒からの反応は微妙だった。


「誰?実技上位者か?」

「いやいや、確か魔術理論の1位じゃなかったか」

「魔術理論?何でそんなやつが会長の相手なんだ?相手にならないだろう」


納得のいかない様子の高等部1年。

レイルはそんな者たちを気にせずに会長の前に出る。


黒いコート。黒い髪。全身が黒のその姿はまさい異様。

レイルが出てきた会場の生徒は息を吞む。


「何だあいつ・・・」

「黒い」

「なんか怖い」


レイルの登場で会場は緊張感に包まれる。

しかし、それと同時に会場は興奮に包まれた。

そんな中、会長コナミはレイルのその姿を見て物怖じもせず


「よく来てくれたねレイル君。それじゃ、ツキちゃん合図お願いね」

「はい。会長」


ツキが二人から距離をとり、開始の合図の音が響く。それと共に歓声は大きくなった。


開始の合図と同時にレイルはコート内から〈フゾク〉を起動させた。数は12個。コナミはそれを見て驚くことなくレイルに言った。


「それが、銃の未立と補助の薄利の合作ね。本気できてくれそうで安心したわ」

「本気出さなかったら、ツキにあのこと言われそうなんでね」

「ふふ、そう。じゃあ、こちらから行きますよ」


先手を取るため詠唱を始めるコナミ。しかし、レイルはすでに〈フゾク〉命令を与えていた。


「半分は会長コナミに対し火術〈紅〉を実行。半分は光術〈明〉を実行」


命令に沿い次々と実行する〈フゾク〉。

いくつもの火玉が会長へ向かう。

さらに、光術〈明〉によって、光が広がりレイル以外のすべての視力を奪う。レイルはコナミが光で視力を失わせ火玉を食らわせようとしたが・・・


「詠唱なしなんてすごいわね。でも私、光術効かないの」

「やっぱりですか・・・」


コナミは光術をものともせず、軽々と火玉を交わす。

レイルはすぐさま〈フゾク〉に次の命令を送る。


「光術の行使を破棄。3機は火術〈紅〉を連続行使。6機は水術〈蒼〉を実行。残りは土術〈壁〉で俺を守れ」


水術〈蒼〉水の玉。魔力量によって大きさと威力が変わる。


土術〈壁〉地面がある場所でのみ効果がある魔術。相手の物理攻撃のみを自動で防御する。


火玉と水玉が八方からコナミに襲い掛かる。しかし、コナミはそれを見ながら平然と立っていた。


「下級魔術じゃ私には当たらないわよ。光術〈解〉」


短く詠唱し光術を発動した瞬間コナミに当たろうとしていた火玉と水玉はまるでなかったかのように消えた。


「光術〈解〉・・・確か、下級魔術はすべて無効にする魔術でしたっけ」

「よく知っているわね。これは、あんまし使われるような魔術じゃないんだけどね」


光術〈解〉はあまり使われることはない。この魔術は行使している間、魔力を供給し続けねばならず、魔力量が多いものでなければ長時間持つことはないからだ。それを使うということは・・・


「・・・魔力量が化け物なんですね」


率直な感想を述べたレイル。コナミはこの言葉に反応した。


「女の子に向かって言う言葉じゃないですよ。化け物なんてひどい!お仕置きよ。火術〈紅蓮業火〉」

「火術〈紅蓮業火〉!?そんなものここで使うものじゃないでしょ!」


火術〈紅蓮業火〉それは、火術〈紅〉の上位魔術。生き物のように考え動く巨大な火の巨人を作り出す。魔術の塊を核とした巨大人型の炎の塊。


呆然としていたレイルの目の前には、炎の巨人が立っていた。


「これはないんじゃないの・・・」

「女の子には言葉を選びなさい。〈紅蓮業火〉やっちゃって♪」


コナミの言葉に反応して巨人がレイルに対し拳を叩き込む。

レイルはそれを何とか回避して、森の奥で身を潜めた。


(危な!なにあれ!殴ったとこが溶けてるって!・・・これは、〈フゾク〉だけじゃもたないな。〈パンドラ〉と〈クサビ〉を使うか)


レイルは〈パンドラ〉をつけ、コートの〈クサビ〉を起動させる。


「R・Hシリーズ機巧〈クサビ〉起動」


R・Hシリーズとはレンティア=ハザードシリーズの略称。

R・Hシリーズ機巧〈クサビ〉は簡単に言ってしまえばステルス迷彩。コートから出る魔力で体を覆いこみ、自身を周りと同化させる。光術・土術・闇術を基本として作られたものだ。

そして、瞬時に周りと同化するレイル。


「よし!これで、会長に接近すれば!」


レイルは銃形態の〈末〉を起動させコナミへ接近する。しかし、コナミにたどり着く前に地面が突如爆発した。


「な!・・・火術のトラップか!」


〈クサビ〉の迷彩が衝撃で解ける。


「あらら!いきなり爆発したと思ったら、レイル君が出てきた!すごいね!姿まで見えなくできるなんて!」


突然の出来事の連発で会場は口をあけて目をぱちくりさせている。


「くっ!風術〈切〉を実行!巨人に向けて撃て!」


風術〈切〉さまざまな形の風の刃を相手に飛ばす。切断能力が高く軍などで使われる。


〈フゾク〉が命令どうり、巨人に対し〈切〉を実行する。


「風術は火術を強めるだけよ。ここでは水属の魔術が有効じゃない?」


レイルの攻撃にコナミはがっかりといった様にに肩を落として思っていた。風術は火を強めることは目に見えて明らか、そんなことをするなんて・・・と。しかし、レイルの考えは違っていた。レイルは自信満々の顔でコナミに言った。


「確かに強めるだけだな・・けど、膨張したエネルギーはもとの大きさに戻ろうと爆破を起こす。魔術のエネルギー保存の鉄則だ」


瞬間、巨人が爆発を起こす。

レイルはその間にステルス迷彩を起動。

地面にあるであろう起爆トラップに気をつけながら一定の距離をとる。


魔術のエネルギー保存とは、魔術は行使した際のエネルギーが何らかの原因でそれ以上になると魔術自体が不安定になる。そこで、魔術は自動的に安定な状態になるため余分なエネルギーを外に放出する。ここでは、その結果として爆発が起きた。


その様子を見ていたツキは内心で驚愕していた。


(ありえない・・・魔術は3つまでしか使えないはずなのに!)


魔術は覚えられる術式に制限がある。火術、水術、風術、土術、雷術の5つの魔術だの内どんな魔術師も最大3つまでしか術式を行使することはできない。

虚失魔法と呼ばれるにも同様の制限がある。光術、闇術、重力術、分解術、空間術の5つの虚失魔法のうち2つまでしか行使できない。

これを魔術の協和制限の定理と言いこの世界の魔術師の間では当たりまえのことだった。


しかし、レイルはその法則を無視した魔術の4つの術式行使を行って見せた。その行為はツキだけでなく、会場にいる者たちにも驚きを与えた。


ツキは驚きを隠し、レイルトコナミの戦いを見ていた。


(レイル=スコール・・・何者なの!?あの麒麟機巧の数だけでなく詠唱なしの魔術の行使!さらには、あの見たことのない氷の魔術!どれもこれも異常なことばかりだわ。リリアに素性を調べてもらっているけどこの学校に入ってきた理由も入ってくる前のことも何も分からないなんて!・・・今日の舞踏会でなんとかして素性を暴かなければ!)


ツキがそんなことを考えていると、突如の爆音。そして、試合の流れが変わった。



「ふ~。まさか、ここで奥の手を使わせられるとはな・・・・」


ステルスで隠れながらレイルは目の前の惨状をみていた。

そこには半径2mのクレーターができていた。

木々はなぎ倒され炎の巨人も消えていた。

コナミの表情にも驚きが浮かび上がっている。


「R・Hシリーズ機巧〈マック〉に込めた魔力量大きすぎたな・・・」

R・Hシリーズ機巧〈マック〉。魔力を込めることができる特殊な金属に魔力を許容範囲以上込め、ある一定量たまったところでEスペックと呼ばれる特殊技術の応用を駆使してそれを保持する。そして、〈マック〉を起動させ地面に投げる。すると、魔力のエネルギー保存により、余剰のエネルギーが爆発する。つまりはリサイクル可能な手榴弾。


レイルは前日にリステリアに協力を頼み、〈マック〉魔力を込めてもらっていた。

目の前で起きた小規模な魔力の奔流はコナミが仕掛けていたトラップや巨人、さらには纏っていた術式無効の光術まで問答無用で解除していた。本来ならここで攻撃に移るべき、だがレイルはそれをせず会長にあることを告げる。


「会長さん。俺、魔力無くなりましたんで負けです。今の攻撃避けられたんじゃ俺に勝ち目はありません」


嘘を織りまぜての敗北宣言。しかし、コナミも会場もこの言葉に納得していなかった。


「どういうことレイル君。こんなに早く魔力が無くなるわけないでしょう?それにあれだけの攻撃の後よ、魔力がなくてもその剣で攻撃すべきじゃなかった?」


魔力は下級魔術の50や60撃ったところで尽きることはない。

魔力が尽きるのは本人が生死の分かれ目にいるか、相手からある程度の魔力を喰らわなくてはならない。しかし、レイルはそのどちらにも当てはまらない。そもそも、レイルにはもとから魔力は存在しない。麒麟機巧の〈パンドラ〉に頼り魔術を行使、または〈フゾク〉に刻んである魔術烙印を利用して魔術を行使しているに過ぎない。レイルが魔術をいくつも使えるわけはそこにある。


「会長・・・俺が実技で成績取れないのは実はこの圧倒的な魔力量のなさなんです。下級魔法を30も行使すれば、俺は魔力を使い果たします」


レイルはいたって平静の表情でさらりと嘘を言う。

この言葉に会場は半分納得。そして、コナミも渋々納得した。


「・・・わかったわ。ツキちゃん」

「ハイ。会長。・・・この試合生徒会会長の勝利とします」


こうして、新入生歓迎会の午前のメインイベントが終わった。


戦闘が終わった後レイルは校舎内を午前中の格好のまま、ふらふらとしていた。校舎内に人はほとんどいない。全員、舞踏会の準備に追われている。レイルは午前の会長戦イベントがあったため舞踏会の準備は免除されていた。

そんなレイルは不意に後ろから声をかけられる。


「あなた、まだ魔力残していたでしょう」

「ハテ?何のことでしょう?」


レイルは惚けながら後ろを向く。


「・・・ツキ」

「そう呼ぶのは止めなさいといったはずよ」

「俺なんかに話しかけてていいのかい?舞踏会の準備とかあるんだろ?」

「もう私の持ち場は終わったわ・・・それより答えなさい」

「何に?」

「あなた、魔力を残していたでしょ。会長も納得したようなこと言ってたけど、本当は気付いているわよ」

「俺はあの時、魔力はなかったよ」

「・・・嘘ね。いえ、本当のことかもしれないけどあなたは嘘をついているわ」

「嘘か本当どっちなんだい・・・」

「では、本当のことを言いましょう。あなたには魔力はない。そして、あなたは麒麟機器巧の何らかの道具で人工的に魔力を作っている。そうでしょ?」


ツキの言葉は間違っていない。レイルはツキを内心賞賛していた。しかし、レイルの持つR・Hシリーズと麒麟機巧については知られてはならない。だから、レイルはツキを欺く。


「魔力が作れるなんて夢物語だね・・・確かに魔力を放出する石なんかあるけど、まだ解明されていないだろう?今の時代では無理な話だ」

「今の時代・・・まるで、未来から来たみたいな言い方するのね」

「未来から来たって、それこそまさに夢物語だよ。そんな人がいるならぜひ会ってみたいね」


顔の表情も変えずに全て否定するレイル。

そんなレイルにツキは真面目な表情で言った。


「・・・私は知っているわ1人ね」

「・・・・その人は?」


レイルは予期せぬ言葉に内心焦っていた。

〈パンドラ〉について言及されると思っていたレイルは突如の未来の話で焦燥に駆られ、ばれるのではないかという緊張感から、レイルは口数が少なくなる。


「レンという人よ」

「・・・その人は・・今どこへ?」

「死んだわ」


ツキの顔に悲愴な面持ちが見て取れる。


「な・・・ぜ・かな?」

「戦死よ」

「で・・その人が未来から来たと思える理由は?」

「・・・その人と一緒にあった銃よ」

「・・・銃?」

「この時代では作ることが不可能といわれたわ」

「・・・その人はその・・レンという人は自分が他の世界から来たとでも言ったのかい?」

「いいえ。言ってないわ」


繰り返される問答にレイルの精神は削られていく。


「それじゃ・・・ただの偶然ということもあるだろう・・・」

「そうね・・そうかもしれないわ」

「それじゃ・・・信用はできないな」

「信用してもしなくてもいいわ」

「じゃあ・・・何故その話を俺に?」

「興味が湧いたの」

「興味?」

「ええ。もしレンが生きていたらあなたの様になっているかもしれないと思ったのよ。理由はそれだけ。それじゃあ、また舞踏会で会いましょう」

「・・・ああ」


ツキはその場から去っていく。レイルはその後姿をただ見ていた。

ツキが姿を消してからしばらく放心したレイルはまたしても声をかけられる。


「レンティア~」

「リステリアか・・・」

「あれ?元気ないじゃない?どうしたの?めずらしいわね」

「ほっとけ。それより何?」

「そうだ、レイル!あんた!なにあれ!なんで連絡してくれなかったのよ!」

「ちょっと待て?なんのことだ?」

「あの〈マック〉とかいうやつよ!昨日は知らず知らず魔力を込めたけど何なのよあれ!詳しい説明しなさい!」

「あ~いや・・・あれは、企業秘密」

「何それ!教えてもくれないの!?」

「いや、アレはR・Hシリーズのほうだから・・・」

「えっ!アレはもう作らないんじゃなかったの?」

「実験段階の試作品を完成させたんだよ。試作品がいつ暴走するかわからないからな」

「・・・そうだったの。ごめんなさい。・・・」

「わかればいい」

「あとそれじゃあ、私が今やってる複合魔術の実験手伝って」

「・・・わかったよ」

「ありがとね」


リステリアはお礼の返事とともに嵐のように過ぎ去っていった。

ツキに削られた精神が少し回復したかなとレイルは思いながらまた校舎内をぶらぶらし始めた。


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