王の選択
残りの外部の能力
* **ヴァルグ**:超パワー近接
* **ゼリク**:重力爆弾
* **ラギア**:翼+衝撃波
* **セイヴ**:高速暗殺型
# 第十三章 王の選択
砂嵐が少しずつ強くなっている。
戦場には四体の外部。
**ヴァルグ
ゼリク
ラギア
セイヴ**
そして俺とセツナ。
城壁の上では兵士たちが震えている。
そのとき。
王城の門が開いた。
**ゴォォォォ**
俺は一瞬そっちを見る。
そこから出てきたのは。
**アジーリ王。**
黒い王衣。
金の王冠。
ゆっくり歩いてくる。
兵士たちがざわつく。
「王…?」
「なぜ前線に…」
俺は言った。
「危ないぞ」
王は止まらない。
戦場の中央まで歩く。
ヴァルグが笑う。
「来たな」
王はヴァルグを見る。
そして。
静かに言った。
「遅い」
その言葉。
兵士たちが固まる。
俺も眉を上げた。
ヴァルグが笑う。
「すまない」
ゼリクが言う。
「予定より抵抗が強くてな」
王は小さくうなずく。
「まあいい」
その瞬間。
城壁の上。
ガルダが叫んだ。
「……王!?」
兵士たちがざわめく。
俺は王を見る。
「……なるほど」
王が振り向く。
そして言った。
「紹介しよう」
外部たちを見る。
「彼らは同盟者だ」
城壁が凍りつく。
兵士たちの顔が青くなる。
ガルダが叫ぶ。
「何を言っているんですか!」
王は冷たい目で見上げる。
「この星はもう守れない」
兵士たちがざわめく。
王は続ける。
「だから」
外部を見る。
「新しい支配者を迎える」
俺は少し笑った。
「外成王か」
ヴァルグが言う。
「理解が早いな」
王は俺を見る。
「アユト」
「お前も選べ」
俺は聞いた。
「何を」
王は言う。
「外成王の側につくか」
「ここで死ぬか」
沈黙。
風が吹く。
砂が舞う。
俺は肩を回した。
「答えは簡単だ」
レベリーンを構える。
「お前も斬る」
王の目が細くなる。
ヴァルグが笑う。
「いい」
その瞬間。
**セイヴが動いた。**
消える。
次の瞬間。
俺の真横。
拳ではない。
**爪。**
腕が鋭い刃に変形している。
**シュッ**
俺は体を下げる。
でも。
肩が裂ける。
血が飛ぶ。
俺はレベリーンを振る。
**ズドンッ!!**
セイヴが後ろへ跳ぶ。
その瞬間。
**ゼリク。**
手の中に三つの黒球。
「遊ぼう」
球を投げる。
地面。
空中。
俺の足元。
三方向。
俺は踏み込む。
一つ目を斬る。
**ドォン!!**
爆発。
爆風の中。
二つ目。
俺はジャンプ。
三つ目。
空中。
俺は回転。
レベリーンを振る。
**ズバンッ**
爆発前に斬る。
でも。
煙の中。
影。
**ヴァルグ。**
拳が来る。
**ドォン!!**
俺は受ける。
衝撃で後ろへ滑る。
ヴァルグが笑う。
「強い」
その瞬間。
セツナが動いた。
一直線。
ラギアへ。
ラギアが笑う。
「また君か」
セツナは無言。
ダガーを二本構える。
**シュッ**
一撃。
ラギアが避ける。
二撃目。
**ザンッ**
腕が裂ける。
ラギアが後ろへ跳ぶ。
その瞬間。
ラギアの背中から。
**骨の翼が伸びた。**
バサッ
ラギアが空へ飛ぶ。
「空中戦はどう?」
セツナも跳ぶ。
空中でダガーを投げる。
**シュッ**
ラギアが翼で弾く。
その瞬間。
ラギアが手を振る。
空気が歪む。
**斬撃の衝撃波。**
**バシュンッ**
セツナの横を通る。
城壁が裂ける。
セツナは空中で回転。
着地。
また走る。
戦場は完全に混戦。
俺はヴァルグと向き合う。
ヴァルグが拳を握る。
「そろそろ本気だ」
体が膨らむ。
筋肉が盛り上がる。
地面が沈む。
俺は笑った。
「いいな」
レベリーンを握る。
そのとき。
戦場の外。
王が空を見ていた。
雲の向こう。
巨大な影。
王が小さく言う。
「まもなく」
「この星は終わる」
そして。
空が裂ける。
**ゴォォォォォ**
雲の奥。
とてつもない圧力。
セイヴが笑う。
「早いな」
ヴァルグが言う。
「もう来る」
俺は空を見る。
そして言った。
「……外成王か」
風が止まる。
空が暗くなる。
戦いは。
**終盤へ向かっていた。**




