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2話 秘密の特訓
「ゆず、遅い」
もう一度スマッシュを決められる
「っ…はぁっ…」
「はい、僕の勝ち」
そう言って微笑む初がいる
えっと…どうしてこうなったのかをご紹介します
「おう!」
俺が涙ながらに言った時、初はこういったんだ
「じゃぁ、練習始めよっか」
「…え?」
で、こうなったのである
「初になんか勝てねぇよぉ…」
俺が涙目で初を見つめるも効果はなし
「何言ってんの?」
初には圧のある微笑みで見つめられるし…
「やるしかないんだよなぁ…結局」
「えらいね、佑 僕からは逃げれないことを承知しておきな?」
初の圧のある微笑みからは逃げることができない
「は、はい…」
その日から俺の地獄のレッスンが始まった