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ハジマリのハナシ

金髪美少女、喫煙、拳銃ぶっぱなす不良

頭にぐるぐる掠めてましたのでニューライフと一緒に亀更新していこうかなぁと。

むかしむかしとある豊かで賑やかでとても綺麗な王国がありました。


キラキラでピカピカで


人々は明るくニコニコで


そんな王国の王族には魔法の力がありました。王様はその魔法の力を使って王国の人々を護ってくれていました。


若いのにとても賢く、優しい、みんなが愛する王様でした。

ある時、王様はお嫁さんをもらいます。王様とは子供の頃からいつも一緒に過ごしていた女の子でした。女の子は宰相様の娘でした。


王妃様となった女の子と王様はとても仲が良く、直ぐに二人の間にはお子が産まれました。それはそれは、大変可愛らしい王子様でした。王子様は王様と王妃様、国の人々に愛されすくすくと育ちました。


王子様が2歳になった頃、王様と王妃様の間に今度は女の子が産まれました。しかし、女の子は王様や王妃様、王子様に全く似ていない、綺麗な黄金髪と瞳をもった綺麗な王女様だったのです。


悲しいことに王女様を産んだすぐに王妃様が死んでしまいました……。

王妃様のことが大好きだった王様と王子様は沢山泣きました。

悲しみを乗り越えられず王様は体を壊し、数年後、幼い王子様と王女様を残して死んでしまいました。

王子様は幼いながらも周りの手をかりながら頑張って国を護ろうと王様になりましたが、新しい王様には魔法の力が無かったのです。


国はあれ、人々から笑顔が無くなり、争いが耐えなくなったころ王様が何者かに殺されてしまいました……。国に愛されていたはずの王様を悲しむ人がいませんでした。


荒廃していく国を建て直したのは宰相様の息子でした。亡くなった王妃様の弟でした。新しい王様になった宰相様の息子は魔法の力はなくても懸命に国を建て直し再び元の豊かで賑やかな国にしていきました。


そんな中、小さい綺麗な金色を持った女の子と出会いました。女の子は産まれた頃から人々に忘れられた王女様でした。


王様は自分のお姉さんの忘れ形見である王女様を育てようとしましたが宰相様は王女様をみて憎しみを込めていいました。「死んでしまえ」……と。


王女様は泣きながら姿を消しました。


その後、しばらくして元気だったはずの宰相様が急に死んでしまいました。

亡くなった宰相様の横には泣きながら姿を消したはずの王女様がいました。真っ白なドレスを真っ赤に染めて……。


王様は王女様を捕え、処刑しました。


綺麗で豊かで賑やかな国には一つの言葉が産まれました。

綺麗な黄金の少女は禁忌の証、呪いの子……と。



長い長い時間の中で言葉も、人も変わっても黄金の少女は禁忌だと言う人々の認識が変わることはありませんでした。



そして……


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