その2
お話の続きです。どうぞ宜しくお願い致します。
反対側の乳首の「毛」も、見事無事に切り落とした。
安堵した僕は、風呂場の鏡でポージング。
このところ、ランニング続けているし、ゴロゴロローラーも50回近い48回まで出来る様になった。
前はちょっぴりアバラが出ている貧相な体つきだった。
なんて言うか、小学生の名残がうっすらある感じ。
でも、この頃、鍛えているからか、胸の筋肉や腹筋など、ちょっとではあるけれど、「男らしい雰囲気」になってきたと感じる。
そう、例えるなら、「男ヤマシタ」みたいな、あの感じ。
元野球部の男ヤマシタは、部活を引退した後も、きっちりトレーニングを積んでいる。
同じクラスの女子のヤマシタさんと別れてすぐ、2年の倉田さんに告白されてからも、最初は2人でトレーニングを積んで、今は「元カノ」の女子のヤマシタさんも加わった3人体制で、トレーニングしているそうだ。
やっぱりかっけえ!男ヤマシタってやつはさ。
僕と同い年だってのに、なんつうか、どこか大人っぽくて…上手くは説明できないけれど、なんか憧れちゃうんだよなあ。
ポージングをしている中、今度は違うことが気になってきた。
それは「脇毛」だ。
腕をぴっちり下ろすと、前の方にちょろっと出ちゃう。
それがなんとも言えないカッコ悪さ。
え〜っ!やだ〜!
そこで、僕は思い切って剃ってしまうか?と思った。
けれども、そうなると、ツルツルの脇が妙に恥ずかしい感じ。
女子じゃないんだから。
そう思った。
でも、今のままでは、いやらしいだけ脇毛がはみ出ちゃう。
じゃあ、はみ出た分だけ切ればいいかな?
早速、さっきのお父さんの鼻毛切りの小さいハサミで、はみ出てる部分だけチョキンと切り落としてみた。
腕を下げた状態だと、イケる!
全然、変じゃない。
これなら大丈夫!大丈夫!
けれども、腕を上げてみると…う〜ん…ちょっと違和感。
ちょっとだけガチョーン。
脇毛の適量ってどれぐらいなんだろう?
僕は考え込んでしまった。
自分で言うのもなんだけど、僕はそこそこ普通程度の量だと思う。
ベルウッドこと、別名「スケベ心の君」と呼ばれる、同じクラスで、元同じバレー部の主将だったあいつほど、ボーボーじゃない。
あいつよりはずっと「清潔感」があるんじゃないかな?
あ〜、こんな時、テルやヒロキ、男ヤマシタなんかに、「ちょっと脇毛の量見せて!」なんて言えたらなあ。
脇毛の量とか、はみ出てる感じとか、相談できたらいいのになあ。
僕は、まだ風呂場から出られないでいた。
最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました。お話はまだ続きますので、引き続き読んで頂けたら、とっても嬉しいです。