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僕は腕立て伏せだけをやりました。

作者: ひ

設定や構想に2年間かけました。超大作です。

よろしくお願いします。

 僕の名前は佐藤健一

腕立て伏せが大好きな19歳の大学生だ。

まぁ、タイトルの通り僕は

腕立て伏せを8年間続けた。

11歳当時は平凡だった僕の肉体は長い年月で研ぎ澄まされ、8年たった今ピークを迎えた。


8年間、

それは、それは、とても長く大変な日々だった。


朝起きて腕立て伏せ。

お昼休みに腕立て伏せ。

家に帰っても腕立て伏せ。


とにかく腕立て伏せをやり続けた。

僕が腕立て伏せをしている間に

オリンピックが二回始まって終わった。

馬鹿にしちゃいけない。

睡眠よりも腕立て伏せ、食事よりも腕立て伏せ。

8年間腕立て伏せだけをしてきた僕の身体はもう


"人間"


では無かった。


――――――――――――――――――――――


そんな僕に急にトラックが突っ込んできた


ドン


僕は鶏に転生した。

――――――――――――――――――――――


僕「コケッコケッコケッコッコーコケッコケコケコケッココケッココケコッコーコケコケコケッコーコケコケコケコケコケ」


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