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初心なおむつデート  作者: はおらーん
4/4

最終話 デートの最後は…


「そんなことより、そろそろ映画館行こっか。あんまり遅くなると、席なくなっちゃうから」

二人は映画館に向かうのであるが、映画館は4階なので、どうしてもエスカレーターに乗る必要があった。


「先輩、おむつ見えてないですか?」

ひかりは小さい声で浩紀に尋ねた。


「大丈夫だって!見えないようにちゃんと俺が後ろに乗ってるだろ~」

「でも…」


「大丈夫!ひかりは俺が守るよ!!」

「えっ?」


「あ、別に変な意味じゃ…。とにかく、見えないように俺が壁になるってことな!」

照れ隠しに浩紀は言った。そんなこんなでようやく映画館に着いた。


「ん~、ひかり何観たい??」

「やっぱり2012が良いなぁ」


「お、まだやってるみたい!18:30~だってさ。それでいい?」

「ちょっと帰るの遅くなりそうだけど…、ま、いっか!」


「よし!じゃあちょっとチケット買ってくるわ」

「うん、ありがとう!」



浩紀は早速チケット売り場に向かった。

「18:30~の2012のチケットありますか?」


「少々お待ち下さい… はい、ございます」

「じゃあ高校生2枚お願いします」


「はい、お席のご希望はございますか?」

「できるだけ後ろの目立たないところが良いんですが」


「この時間はかなり空いてますので、お好きなところを選んでいただけますよ」

「じゃあ、この席で」

「はい、U18、19の席ですね。こちらがチケットになります」


チケットを受け取った浩紀は、代金を支払い意気揚々とひかりのもとへ戻っていった。


「はい、ひかり」

「ありがとう!えっと、U… Uって凄い後ろの席じゃないですか?人でいっぱいとか?」


浩紀:「いや、空いてたんだけど、わざわざこの席を選んだんだ。狭いところよりも、広々と席使ったほうがゆっくりできるかな、と思って」


実際には浩紀がこの席を選んだのは、広々と席を使うのが一番の目的ではなかった。


「じゃあ、中入る前にジュースとか買って行こうか」

「うん!」


ひかりはオレンジジュースとポップコーン、浩紀はコーラを買って二人は映画館の中に消えていった。


「な?広く使えるだろ?」

「うん、これなら楽だね!」


入る時間は上映時間ぎりぎりだったが、チケット売り場のお姉さんが言った通り、映画館の半分にも満たないくらいしか、お客さんが入ってなかった。映画館の後方に陣取った二人は、俯瞰的に映画と映画を見る人たちを見ることができた。



早速上映が始まる。



「ねぇ、あの子7歳でおむつしてるんだって。ひかりと一緒だね?」

「やめてよぅ、もう!」


映画に出てきた女の子がおむつをしているということで、浩紀はひかりをからかっていた。本当なら映画館のマナーとしてはあんまり良くないが、他の客が遠いので、気にせず二人で話すことができた。




映画も後半にさしかかったころ、ひかりが浩紀の耳元で言った。


「私、ちょっとトイレ行ってきてもいい?」

「え?今?さっきトイレに行ったんじゃないの?」

少しわざとらしいように浩紀は聞く。


「さっきはおむつ替えただけだから…。それに、そのおむつもちびっただけだったから、まだおしっこ出し切ってなくて」

うつむき加減にひかりは小声で言う。おむつ自体にはだいぶ慣れてきたが、おしっこのことを話すのはまだ少し恥ずかしい。


「おむつしてるんだから、そのまま出しちゃえば?暗いから、ここでおむつ替えてもわからないんじゃない?」

「でも、ここでするなんて…」


「またトイレで嫌な思いしていいの?それに、今いいところなのに」

「それは…」

少しいじわるな調子も交えて浩紀が言う。


「実は、この席選んだの、広いところでゆっくりするためだけじゃないんだ。もしひかりがおむつ汚しちゃった時のために、誰にもわからずにおむつ替えてあげようと思って…」


「そうだったんだ…。じゃあ、先輩、私のおむつ替えてくれますか?実はもう濡れちゃってるんです」


「いいよ、じゃあいくね?」

「うん…」


浩紀は、ひかりを席に座らせたままスカートを捲くった。そこには、さっきのおちびり程度とは違う、おしっこで膨らんだおむつがあった。


「いっぱい出たんだね」

「オレンジジュース飲みすぎちゃった」

ひかりは甘えるように可愛く言った。


浩紀は、アクションシーンの激しい音が鳴っているところを見計らって、おむつのテープを剥がした。浩紀は、ひかりから預かったナイロン袋にお尻から抜き取った紙おむつを入れて、強く口をくくった。ひかりのお尻が直接シートに触れないように、きちんと下にはタオルを敷いてある。


「じゃあ、新しいおむつ当てるね」

「うん」


浩紀は手に持ったおむつを広げ、ギャザーを立てた。そして、ひかりはお尻を上げるために手すりにつかまり力を入れた。傍から見れば、下半身裸の女子高生が、陰部をわざわざ晒しているようにしか見えない。誰かがふと後ろを向いたら通報されるかもしれない。


浩紀は素早くひかりのお尻におむつを滑りこませ、手早くテープを留めていった。いくら暗いとは言え、公衆の面前でおむつ交換をしているわけだから、焦らないわけがない。最後にひかりのスカートを下ろし、女子高生のおむつ交換は無事完了した。


「アリガト、ひ、浩紀!」

「やっと名前呼んでくれたね!これからも浩紀って呼んでよ」


「うん、浩紀!」

「ひかり、今日くらい、いいよね…?」


ひかり:「うん、いいよ」



二人は、映画館の暗闇の中で、ずっとずっと唇を重ねていた。


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