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行先は満月と決めたがどうやって行くか

分からなかった


座禅を組んで考えたが

分からなかった




はー

わかんねーや

と足を緩めた時

少女が枝で遊んでいた



俺は痺れた足で

少女の所に行った


少女はどうしたのという表情で

俺を見つめた



俺は満月に行きたいんだと

人差し指を満月に向けた

すると少女は枝を振って

虹を作った


その虹は大地と満月を繋ぐ橋だった


俺はありがとう

行ってくるよと言った


少女は手を振っていたが

少し不安そうにしていた



すぐ戻ってくるよ

と俺は言った




虹の橋は遠くからみたら虹だったが

実際目の前に立つと上に向かって伸びている

長い薄汚れた橋だった


一瞬圧倒され目を逸らしたが




すぐに満月を見た




人差し指を満月に向けた






















待っとけよ





 





心臓がバクと鳴った

俺は左拳で心臓を守った







唾を一回飲みこみ




右足で橋の地面を踏んだ












































それを見た少女は

枝で大地に文字を書いた











































英雄







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