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月日が流れた

外の風が酷いのだろう

少しビルが揺れていた

皆んな気にせずパソコンを打っていた

気にしていたがなるべく外を見ないようにしていた者もいた


窓は飛んできた言葉で埋め尽くされていた

嫌いな上司から両面虹色のカーテンをつけるように命令された

嫌だと断りたかったが承知しましたと先に言葉が出た


相棒にカーテンの端を持ってくれと頼んだら奇妙な動きをした

タコみたいだった

何だかおかしくて私は思わず吹き出した


ふと窓に貼り付いている紙を見た

黒のマジックで裏切者と書いてあった


私は思わず膝から崩れ落ちた

そして自分の情けなさに腹が立った


今まで感じた事のない何とも言えない

気持ちに襲われてとにかく自分に腹が立った


俺は…俺は…と言いながら

二回自分を殴った


そして立ち上がり窓を殴った

バリンと割れて突風が一気にビルの中に

吹きこんだ


その突風の影響で何人か飛ばされた者もいた


嫌いな上司が何やってんだと怒鳴り声で

怒ってきた わあわあわああわあわああ

言われた 

何を言われたか覚えていないが気がついたら俺はその上司を殴っていた


私はやばいと思ったがピンクのタコの1本の足が私の人差し指に絡み付いた


私はピンクのタコと見つめあった

言わなくてもお互い気持ちは分かっていた


行くぞと私は飛ぼうと思って片手を上げて拳を作った


飛ぼうとしたがピンクのタコがうごかなった

黒い上司に6本の足を引っ張っられていた


私もピンクのタコを引っ張ったが

思ったより黒の力が強かった


ビルの中には宇宙人がいて私を見ていた


ピンクのタコと目が合った

いつか一緒に

お互いそう思った


私は人差し指を一回大きく揺らした

ピンクのタコも続けて一回大きく揺らした


やくそく


そうしてお互いに

離した


私は突風の中飛んだ

風で何も見えなかったが

ひたすら上に進んだ












神様も苦しんでいた

神様は自分で話すことができない

人に姿を見せる事ができない


黒い仕えの者がいてこそ

初めて自分の言葉、姿、価値を見出せることができるのだ


神様は黒い仕えと出会った時

この世に神様がいるのだと思った


神様は黒い仕えと共にこの世界を築いた

黒い仕えは神様を神様にしてくれた



神様は黒い仕えの者から一人の戦士がこの世界から飛んだと聞いた

悲しみに暮れた

神様はこの戦士こそこの世界を引き継いでいくのだと感じていた


神様は言葉を発したかった

発したかったので黒い仕えの者を呼ぼうとしたがやめた













そして体全身から紫の魂を発した

















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