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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

とある遣い魔の憂鬱

作者: 張果老

 変態注意です!

 後悔はない、勢いだけ

 「君、世界を救う為に僕と契約して魔法少女に為ってよ・・・」


 そう、間違いは其処から始まったのである。

 人通りの少ない時間・・・

 彼女しか居なかった筈だった・・・

 なのにそいつ(・・・)は忽然と現れやがった。


 「世界を救う闘いに少女を捲き込む・・・その様な事は世間が許せど俺が許せん、どれ、俺が契約してやろう?」

 ・・・・・・契約が受理されました、今時間をもって契約として「斎藤貴明」と「メニュット」の魔法少女契約を締結致します・・・・・

「Σ(゜Д゜)ちょっと待て!男の魔法少女ってなんだ!と言うか契約は無差別かよ!しかもこいつ何処から現れた?」

 「HAHAHA!照れることはないぞ?メニュットとやら?」

 「照れてねーよ!名乗っても居ないのになんで名前知ってんだよ!だー契約がリコール出来ねー(怒)」

 「一応、日本の漫画に前例が有ったのでな?契約を唆して居る隙に割り込ませてもらった」

 「どーすんだよ!もう魔獣が顕現しちまう!」


ーーーー陰魔獣「ハウンド」が顕現しました、魔法少女は討伐に向かって下さいーーーー


 「!」

 目の前に空間の渦が現れ、其処から2㍍位の黒い体毛に包まれた魔犬・・・個体名「ハウンド」が顕現する。

 「不味い、初戦でこいつかよ・・・初期の魔法少女で勝ち目が無いのに、契約のバグで為った魔法少女?で対抗でき・・・」

 「敵対生物はこいつか?ふむ・・・」

 そう・・・おもむろに男は魔法生物である「メニュット」を片手で掴み・・・

 「マジカル☆トランス!魔法少女‼斎藤貴明推参❗」


 其は、魔獣も思わず硬直し、ヤル気満々だったその目から一瞬でハイライトが消滅した光景が展開していた。

 無論、掴まって居るメニュットのハイライトはすでに無く、黒い穴が開くみたいだった。


 そう、男の、斎藤貴明の衣服は全てパージされ、全身を包み込む筈だった(・・・・)パッションピンクのリボンは長さが足りず危険部位である下半身を重点的に色々はみ出しながら包み込む、そして光りが弾け飛ぶと其処には・・・変態が居た。


 普段なら少女、小学校低学年の衣服を無理矢理体つきの良い成人男性が・・・しかも微マッチョの野郎が着ればどうなるか?

 無論、魔法のリボンさんは頑張りました、そう、最終手段「絶対領域」(謎の光りで局部を見えなくするよ!)を発動させる程・・・


 「ふむ、ピチピチ感が有るが問題は無かろう?魔法少女と言えば魔法を発動させねばな?」

 『マジカル☆・・・ブロー❗』

 「イヤそんな魔法無いし!」


 そう言うと腰の辺りに拳を溜め、魔力?を集中させる、集中した魔力?に耐えきれず魔法少女の衣服が弾け飛び(リボンさんの涙が見えた気がした)マッパのマッチョが魔獣に襲い掛かる


 魔獣「ハウンド」は迫る脅威にうっすらと笑い・・・


 「オラオラオラオラオラオラオラ!こいつで止めだ!消え失せろ!」

 怒涛の如く叩き込まれた魔力の魔の字も無い蹴り(・・)で宙に飛び、止めの拳が当たる前に・・・良い笑顔で逝った・・・


 「ちっ❗止めの前に逝ったか、根性がねー」

 「イヤ、なんでそんなチンピラ風味なの?」

 「お巡りさん!あいつです!いきなり路上で・・・」

 「不味い、逃げるぞ!」

 「待て!公衆の面前で猥褻物陳列罪で逮捕する!」

続かない

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