表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/216

徳河詠美VS李鳥鳳賀

鳳賀視点


俺の名は李鳥鳳賀(りちょう・ほうが)


チームブレイブ所属のメンバーだ。


全国学園対抗試合準決勝が始まり


先鋒戦での九龍VS伊都さんの戦いは場外により九龍が勝利をおさめ、まずはうちの一勝が決まった。


続く中堅戦!組み合わせは俺VS徳河詠美さんに決まったのだが


九龍「ウガガーッ!!まだ暴れ足りない!!もう一戦俺が戦う!! 」


蒼魔「馬鹿野郎!?お前の戦いは終わったんだよ!? 」


続いて戦おうとする九龍を押さえる蒼魔


頼むから試合が終わるまではそうしといてくれよ


鳳賀「しかし悪いが蒼魔、俺があの娘に勝ったらお前が秋月と戦う前に勝負が決まってしまうな、勝っても俺を恨むなよ 」


まぁわざと負けろと言われて負ける俺ではないがな


俺が蒼魔にそう言うと


蒼魔「甘く見るなよ鳳賀、大江戸学園の奴らは下手するとうちの女子達より厄介かもしれねぇ、お前こそ油断して負けるんじゃねぇぞ 」


まぁ確かに彼女達の実力は認めざるしかないな


鳳賀「だが俺だってそう簡単に負けやしない、戦術家と呼ばれた俺はな 」


さて、話はこれくらいにしてそろそろ出陣するか!



詠美視点


『それでは試合開始!』


いよいよ試合が始まった。


チームブレイブはここまでほとんど蒼魔選手一人で戦ってきたため他の二人の手の内はわからない


とはいえ先の九龍選手のようにこの人もかなりの実力者には違いない


スッ…


迂闊に近づくのは危険だと判断した私はとりあえず距離をとった。


鳳賀「ほぅ、さすがに向かってこないようだな。それはさすがに… 」


スッ!


鳳賀選手は私に手を向けると


鳳賀「賢明な考えだよ! 」


ドォンッ!!


詠美「なっ!? 」


鳳賀選手は私目掛けて雷の気弾を放ってきた。


サッ!


だが距離があったため、私は何とか避けたのだった。


鳳賀「助かってよかったな、俺に構わず向かっていたら攻撃を食らっていたからな 」


あ…危なかった!?


詠美「私だって学園の選手として選ばれている以上、無様な戦いはしませんからね 」


スッ!


私は再び構えた。


とりあえず鳳賀選手に近づけば電撃を食らってしまう。


だったら距離をとった方がよさそうね


必死で会得したあの技のためにもね!


けれども


鳳賀「確かに電撃だけでは無理のようだし、仕方ない 」


スッ!


鳳賀選手は二本の短刀を取り出すと


鳳賀「舞え!鳳凰!青羽! 」


シュシュッ!!


私目掛けて短刀を投げてきた。


だけども避けられない速さではない


詠美「ハァッ!! 」


サッ!


うまく短刀を避けた私は


ダッ!


鳳賀「えっ!? 」


そのまま鳳賀選手目掛けて突っ込んでいった。


短刀を投げてすぐでは反撃ができない


そう考えた私は攻めることにした。


だけども


鳳賀「少し甘いな 」


鳳賀選手がそう言うと


鳳賀「戻ってこい! 」


スッ!


鳳賀選手が構えた瞬間!


シュシュッ!!


詠美「えっ!? 」


投げ飛ばしたはずの短刀が鳳賀選手の元へと戻ってきて


ズバッ!!


詠美「きゃっ!? 」


油断した私は避けることができずに切られてしまった。


何で!?何で投げたはずの短刀が戻ってくるの!?


鳳賀「いい忘れたが俺の短刀はあらかじめ流した気によって自由自在に動くことができるのさ 」


何ですって!?


鳳賀「まだまだいくぜ! 」


シュシュッ!!


再び短刀を繰り出す鳳賀選手


詠美「くっ!? 」


キンキンッ!!


今度は避けずに刀で短刀を弾く私だったが


鳳賀「甘い甘い! 」


シュシュッ!!


弾いた短刀が再び私に襲いかかってきた。


しかも


鳳賀「短刀だけに気をとられちゃダメだぜ 」


スッ!


しまっ…!?


鳳賀「電撃砲撃! 」


ドォンッ!!


詠美「がっ!? 」


短刀ばかりに気をとられていた私は鳳賀選手の電撃を食らってしまった!


バタンッ!!


次々と攻撃を食らってついに倒れてしまう私


すると


観客「あ〜あ、徳河さんなら絶対勝てると思ってたのに負けちまうのかよ!? 」


観客「やっぱり次期将軍候補でもダメなものはダメなんだな 」


私は回りの観客からの言葉に精神までも追い詰められていく


このままじゃ負けてしまう!?


でも野次られるくらいなら負けた方が…


と思ったその時!


吉音「詠美ちゃーん!頑張れーっ!! 」


吉音さん!?


八雲「徳河さん!何とか一勝をお願いします!あとは俺が必ず一勝しますから! 」


八雲!?


たった二人しかいないけど声援を聞いた私は


スッ!


再び立ち上がった!


鳳賀「ほぅ、なかなかしぶといようだ。こりゃ蒼魔の言うようにうちの女子達といい勝負かもしれない、だが勝つのは俺だ! 」


シュシュッ!!


再び短刀を投げてくる鳳賀選手


だけど私はもしかしたらだけど短刀の打開策をひらめいたのだ。


もし私の思った通りだとすれば…


サッ!


私は短刀を横に避けたあと


詠美「ハァッ!! 」


ブォンッ!!


短刀の後ろ目掛けて刀を振るった!


八雲「徳河さんは何をやってるんだ!? 」


吉音「何だかわからないけどあたしは詠美ちゃんを信じるよ! 」


すると


カランッ!!


二本の短刀が急に落ちた。


やっぱり私の仮説は正しかった。


詠美「この短刀、気を流しているといっておきながらワイヤーで操ってたんでしょう 」


私がそう言うと


鳳賀「ありゃっ!?バレたか!? 」


やはりそうだったのね


影が写らないほどの細いワイヤーで短刀を操っていた。


これでもう短刀は来ない!


鳳賀「俺の手を見破ったからって俺に勝ったわけじゃないぜ! 」


スッ!


構える鳳賀選手だけど


詠美「飛び道具を使えるのはあなただけじゃないわよ! 」


スッ!


私は刀を構えると


詠美「ハァッ!! 」


ブォンッ!!


鳳賀選手目掛けて振るった!


その瞬間!


ビュンッ!!


青い気弾のようなものが刀から放たれた!


鳳賀「そっちも気弾を使えるの!?だけどこれだけ距離が離れていれば避けるのは簡単… 」


サッ!


確かに私は鳳賀選手の電撃を避けるためにわざと離れていた。


そのため現在も鳳賀選手との距離があるのよ


避けた鳳賀選手


だけども


くいんっ!!


鳳賀「えっ!? 」


私の放った攻撃は鳳賀選手を追いかけていく


確かに気弾ならばまっすぐにしかいかないけれども


詠美「私が放ったのが気弾だなんていつ言ったのかしら? 」


そう、私が放った攻撃は気弾ではなく


ギャーッ!!


鳳賀「と…鳥!? 」


最初から私の剣魂であるタケチヨだった


刀に剣魂を集めて飛ばす!


これが私が必死で会得した技だった。


ドカァッ!!


鳳賀「がっ!? 」


そしてタケチヨの突撃をまともに食らった鳳賀選手は


ドサァッ!!


場外についてしまい


その瞬間…


『勝者・徳河詠美選手!』


鳳賀選手の場外負けにより私の勝ちが決まったのだった。


詠美「や…やった… 」


よろりっ!!


勝利の安心から倒れてしまう私だけども


ガシッ!!


八雲「頑張りましたね徳河さん! 」


詠美「八雲… 」


八雲が肩を貸してくれた。


でも


詠美「八雲、これから私のことは詠美か詠美さんと呼びなさい 」


八雲「えっ!? 」


それくらいは構わないわよね


オリキャラ紹介


李鳥鳳賀(りちょう・ほうが)


チームブレイブ所属


2年


九龍と同じく作者の別作品『フランチェスカ学園物語』の読者創作キャラ。切れ者で蒼魔との信頼は強い

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ