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戦いの神様に嫌われた八雲

ゲオルグ視点


フッ!ネズミ一匹懲らしめるのに力を使いすぎたか


私としたことが無茶をしすぎたようだな


スッ!


私が部屋を出ると


研究員「ゲオルグさん、次の準決勝は明日の予定でしたね 」


研究員が近づき、今後の予定を言ってきたが


ゲオルグ「明日か、その必要はない。すぐにでも準決勝の準備をしろ! 」


研究員「はっ!わかりました 」


その方が観客も騒ぐし、私としても早く結果が出るからな


精々奴らはモルモットとして頑張ってもらわねばな



八雲視点


八雲「はぁ〜、すっかり疲れちまったな!? 」


吉音「何だか一週間くらい休みたいよね 」


それはさすがに休みすぎだっての!


詠美「でも次の準決勝は明日の予定だから最低でも一日は休めるわよ 」


八雲「休めるのは一日だけか〜 」


今夜は早めに寝て体力を回復させないとな


と、俺が思ったその時だった。


ピンポーンッ!!


『大会本部より各校選手の皆さん、及びに観客の皆さんへの通達です』


大会本部からアナウンスが聞こえてきた。


一体何の用だろう?


『本来ならば準決勝は明日の予定でしたが大会の進行状況が遅れているのと各選手の疲労が少ないため急遽準決勝を今から二時間後に開催いたします』


えーーっ!?


何だよそれっ!?


吉音「二時間!?それじゃあご飯30杯しか食べられないよ!? 」


それだけ食えば十分だろうが!!


『なおルール等についてはその時に発表しますので、各校選手の皆さんは遅れないよう気を付けてください』


八雲「はぁ!?二時間で休まなきゃいけないのかよ!? 」


詠美「無駄口を言ってる場合じゃないわ、とにかく少しでも休まないとね 」


確かにその通り!


こうなったら少しでも休まなければ


だが戦いの神様は俺に味方をしてくれなかった。


八雲「うぅっ!?寝ようと思うのに眠れない!? 」


二時間しか眠れないということで寝れないのかもしれないが普通疲労がかなりありすぎると逆に眠りにくくなるらしい


八雲「こういう時はひつじを数えるんだ!え〜と、ひつじが… 」


だが俺は余程戦いの神様に嫌われているらしく


『準決勝開始十分前です』


ひつじが飛ぶ前にアナウンスが聞こえてしまった!?


八雲「こうなったら少しでも開始が延びるのを祈るしかない! 」


そもそも俺が出場するかどうかわからないしな!


そして俺は仕方なく会場に向かうと


『観客の皆様、長らくお待たせしました!これより全国学園対抗武道大会準決勝を開始いたします!』


わぁーっ!!わぁーっ!!


観客達が盛り上がるなか


八雲「はぁ〜… 」


俺のテンションは下がりまくっていた。


『ここまで勝ち残った4チームはどのチームも強豪揃い!激しいバトルが期待されそうです!』


そんなに期待されても困るんだけどな


『それでは準決勝の組み合わせですが、二回戦を勝ち抜いた順にくじ引きにより試合が決められます。ではまずはチーム神のオーディン選手、どうぞ!』


オーディン「フッ! 」


そしてくじ引きの結果


準決勝第一試合


チームブレイブVS大江戸学園


第二試合


チーム神VS中華武道学園


何と!?準決勝第一試合に決まってしまった!?


俺的には少しでも休みたいのに!?


八雲「まぁまだ俺が選手として選ばれるかどうかわからないし、そもそもルールが何かも… 」


まぁこれ以上悪いことは起きないだろうと思っていたのだが


『準決勝のルールは3VS3のダイスバトル!ですがチームブレイブは三人なため全員が出場しますのでダイスは大江戸学園のみとなります』


ゴロロッ!!


三つのダイス(サイコロ)が振られ、出場選手が決められるわけなのだが…


バァンッ!!


『先鋒・拝神伊都』


『中堅・徳河詠美』


そして


『大将・秋月八雲』


またまた俺が選ばれてしまった!?


何で俺ってこう戦いの神様に嫌われてるんだ!?


まぁでも大将だから試合は後の方なんだが


蒼魔「ほぅ、俺の相手は八雲か 」


あんな強そうな奴の相手をするのは嫌だ〜!?


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