束の間の休息
八雲視点
八雲「はぁ〜、疲れちまったぜ!? 」
吉音「あたしはお腹が空いちゃったよ〜 」
全国学園対抗試合の本選二回戦
大江戸学園VS大京都学園・親戦組の戦いは何とか大江戸学園が勝利し、会場に戻ってきた俺達
想「でも親戦組の大将である近藤さんを1対1で倒すだなんて秋月さんはすごいですね 」
八雲「いやぁ逢岡さん、偶然とまぐれが重なったんですよ! 」
あぁ、想さんにそんな風に言われると嬉しくて今にも空を飛びそうだぜ
吉音「八雲、鼻の下が伸びてるよ 」
八雲「えっ!? 」
そんな顔を想さんに見せるわけにはいかない!
すぐに顔を直さなくちゃ!
すると
及川「おぉい!やっくん! 」
ダダッ!!
観客席にいた及川達が駆け寄ってきた。
輝「いやぁ、オイラの予想じゃそろそろ負けると思ったけど意外とみんなやるじゃないの! 」
おいっ!
及川「しかしやっくん、制限時間ぎりぎりで決着つけるやなんて危なかったやんか、開始してから数分で決着ついたチームもあったってのに 」
マジ!?
由真「想像はついてるだろうけどそのチームはチーム神よ。あいつら5人しか出てない上に泥棒学園40人に対して戦ったのはオーディン一人だけだったし、それでも一人で泥棒学園を倒しちゃうほどだし、最後に残ったアリババは命乞いまでしたけどオーディンに殺されかけたらしいわよ 」
チーム神、恐ろしい相手だな!?
及川「二番目に勝ち抜いたのがチームブレイブや、ファラオ学園のファラオが終始攻めてたんやけど、急に映像が壊れて、直った時にはいけ好かない蒼魔がファラオを倒しとったからな 」
及川の奴、イケメンは嫌いだから蒼魔をいけ好かないって…
輝「三番目に勝ち抜いたのが中華武道学園だよ。まぁこっちは真面目な感じで大勝同士の一騎討ちで中華武道学園大将の王九竜が勝ったんだけどオイラ的には迫力不足だったな。もうちょっと何かこう爆発するとか、ミサイルが繰り出されるとか… 」
どんな迫力を求めてるんだよ!?
由真「とにかくどのチームも手強いから気を引き締めなさい!特に八雲はねっ!! 」
八雲「お…おう!? 」
何で俺だけ強く言われるんだろう!?
まぁこの中で俺が一番弱いからだろうからね
二回戦を勝利し、次なる準決勝に向けて気合いが入る俺達
だがその一方では…
ゲオルグ視点
ゲオルグ「そろそろ二回戦が終了したようだな、やはり大会出場者は予想以上の力を見せてくれる。もっと力を引き出すためにも頑張らなくてはな 」
私はすぐに部屋から出ようとしたが
ゲオルグ「おっと忘れるところだった。君はしばらくそこで休んでくれたまえ 」
私が声をかけた先には
バァンッ!!
私を調べようとしていたじごろう銀次というネズミが倒れていた。
じごろう銀次「す…すまねぇなお嬢!? 」




