豹変!?美ら海志佐
八雲視点
全国学園対抗試合の本選一回戦
大江戸学園VS大那覇学園の戦い
第一試合は酉居がギブアップするも
第二試合は吉音が剣魂合身を発動させて見事勝利するのだった。
スッ!
八雲「よくやったぞ新! 」
舞台から降りてくる吉音を出迎える俺達であったが
よろりっ!
八雲「おっと!? 」
パスッ!
降りる前に吉音が倒れてしまった。
まさかマジムンの呪いか!?
というわけではなく
ぐぅ〜〜っ!!
吉音「八雲〜、お腹空いちゃったよ〜! 」
吉音が戦って空腹になったからであった。
こりゃ頑張ったご褒美として後でご馳走しないとな
一方、負けた大那覇学園はというと
時無「す…すいませんでした!? 」
自ら敗北したことを謝る時無
志佐「別にいいのよ。気にしないでね… 」
スッ…
そんな時無を優しく抱き締めようとする大那覇学園大将の美ら海志佐であったが
ガシッ!!
時無「へっ!? 」
その手を抱く腕から握る腕に変えると
志佐「ふざけんなよテメェ!!第一試合をパーフェクトで勝ち進もうっつうあたしの可憐な計画がこれでパーじゃねぇかよ!! 」
めききっ!!
時無「ぎゃーっ!?勘弁して〜!? 」
さっきまでの優しい姿はどこへやら?
急に怒りまくる志佐
志佐「はっ!? 」
そして志佐は俺達の視線に気づくと
志佐「もうっ!!負けちゃダメじゃないの!このお馬鹿さん! 」
ポカッ!☆ミ
またも態度をコロっと変える志佐
あの人怖いな!?
と、俺が思っている間に
『では次の出場選手を発表します』
早くも次の出場選手が決まろうとしていた。
本選第一試合、その最後の出場選手は…
バァンッ!!
大江戸学園・秋月八雲
大那覇学園・美ら海志佐
俺VS志佐であった。
八雲「よしっ!頑張るぜ!! 」
酉居はともかく、吉音が頑張った分を無駄にするわけにもいかない
たとえ相手がビキニ美女だろうが俺は勝つ!
志佐視点
ちくしょーっ!!時無のやつが勝っとけば最悪あたしが出なくてすんだってのにマジムカつくーっ!!
エステが閉まったら時無のせいだかんな!!
波布男「志佐ちゃん!志佐ちゃん!! 」
志佐「なんじゃいこのすっとこどっこい!! 」
波布男「さっきから本音が駄々もれっすよ 」
志佐「えっ!?嫌だぁ、それを早くいってよね! 」
危ない危ない
読者や観客には私が可憐な乙女だという雰囲気を見せなくちゃな
波布男「それより大丈夫っすか!?あの秋月とかいう奴、予選ではあいつのおかげで勝てたって噂っすよ!?おまけに突然鬼のように変化したって噂も…!? 」
確かに注意すべき相手だが
志佐「私にかかればどんな相手だって大丈ぶいっ♪それにあなたも作戦を頑張るのよ! 」
波布男「了解っす! 」
志佐「もししくじりやがったらただじゃすまさねぇからな!! 」
波布男「し…志佐ちゃん、本音が!? 」
さて頑張らなきゃ
『それでは両選手、舞台に上がってください』
八雲「はい! 」
スッ!
対戦相手の秋月八雲が舞台に上がるけど
私は上がる前に
志佐「その前に志佐ちゃんのダンシングターイム♪ 」
ドンドコドンドンッ!
ジャジャジャッ!!
私はダンシングしながら舞台に上がっていった。
それと同時に
波布男「ガジュマルの苗でござーい! 」
ポイポイッ!
作戦通り波布男がガジュマルの苗を舞台に撒き散らした。
八雲「何だよこれ? 」
志佐「心配しなくて大丈夫よ。すぐに育つからね 」
パチンッ♪
そして私が指を鳴らすと
ぐぐんっ!!
八雲「うわっ!? 」
ババァーンッ!!
ガジュマルの苗が一気に生長し、舞台はガジュマルの樹で一杯になった。
『それでは試合開始です』
八雲「この状態で!? 」
フフフッ!これで私の勝つ確率は百パーセントよ
八雲「こうなったらやるしかないか! 」
スッ!
秋月八雲は刀を構えるけど
シュルルッ!!
八雲「うおっ!? 」
ガジュマルの蔓が秋月八雲を捕らえた。
まるで意識を持つかのようにね
八雲「何がどうなって!? 」
秋月八雲は蔓を見てみると
キキィーッ!!
八雲「何だありゃ!? 」
ガジュマルの樹にはキジムナーが集まっていた。
キジムナーはガジュマルの樹に生息する沖縄の妖精
蔓を操るくらいは可能なのよ
そして動けなくなった秋月八雲に対し
私は…
志佐「それじゃあいくわよ! 」
スッ!
先に獅子が描かれた錫杖を取り出すと
志佐「カモン!シーちゃん! 」
ゴォッ!!
ガオオォォンッ!!
八雲「剣魂か!? 」
私の相棒であるシーサーのシーちゃんを召喚した。
そして更に
志佐「シーちゃん、合体よ! 」
ガルゥッ!!
パァッ!!
シーちゃんの体が光り輝くと
ジャキンッ!!
志佐「聖獅子の拳! 」
私は籠手に変化したシーちゃんを武装するのだった。




