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吉音、奇跡の剣魂合身!

詠美視点


全国学園対抗試合の本選一回戦が始まり


我が大江戸学園は大那覇学園と戦うけど


第一戦目は酉居くんの敗北により窮地に追いやられてしまう


続く第二戦目は吉音さんが出るけど対戦相手の時無選手が繰り出した剣魂・アタビーマジムンの呪いによって吉音さんは動けなくなってしまう。


そして


時無「マジムンの呪いは無敵だ!かかってしまえば地力で解くのは不可能!俺が合図するか俺を倒さない限り呪いは解けない!さぁ徳田さんよ、敗けを認めれば呪いを解いてやってもいいぜ 」


吉音さんに向かって言う時無選手


もういいわ吉音さん!


負けたって誰もあなたを責めないからさ


でも吉音さんは


吉音「あ…あたしはまだ負けないもん! 」


敗けを認めようとしなかった。


何故なの吉音さん!?


もういい!こうなったらこちらから吉音さんのリタイア宣言を…


そんな私に


スッ!


詠美「八雲!? 」


八雲が立ち塞がると


八雲「徳河さん、それはもうちょっとだけ待ってくれ 」


まるで私が何をするのかわかっていたかのように止める八雲


詠美「あなた何をいってるの!このままじゃ吉音さんが…!? 」


八雲「いまの新は負けないよ! 」


何を根拠にと私が思うと


八雲「ああして自分から頑張ろうとしている新は何をいっても聞きやしない。むしろ俺達が介入すると怒る系だからな 」


八雲ったら、吉音さんと出会ってまだ数ヵ月だというのに私より吉音さんを知ってるみたいね


詠美「わかった。あなたを信じるわ。でももうダメだと思ったらたとえ負けても構わないから飛び出すからね 」


八雲「そうしてくれ、そうなったら俺も止められそうにないからな 」


私は八雲を信じてもう少しだけ待ってみることにした。


頑張れ吉音さん



吉音視点


う〜ん…


さっきは強がって降参を拒否しちゃったけど


ビキビキィッ!!


マジムンの呪いが足から腰の方まできちゃったよ!?


これ以上呪いを受けたら…


もう美味しいものが食べられない!?


死ぬ前にせめてお腹一杯ご飯を食べたかったよ!


時無「ニヒヒッ!降参した方が身のためだぜ 」


あいつも言ってるし、降参しちゃおうかな


と、あたしが思ったその時、あたしはある事を思い出した。


そういえばあいつ…


時無「剣魂と剣徒の絆が強すぎると剣徒のダメージが剣魂に伝わる! 」


だったらもしかして!


スッ!


あたしは刀を構えた。


時無「いくら刀を構えたところで足が動けなければ何もできないぜ!空を飛ばない限りな! 」


確かに頭の悪いあたしでもそれだけはわかるよ


だけど空を飛べたらいいんだ!


そして刀を構えたあたしは


吉音「剣魂…合身! 」


チャキィンッ!!


八雲がやっていたのを真似て剣魂合身をやってみたんだ。


あいつが剣魂と剣徒の絆が強ければ剣徒のダメージが剣魂にくるって言ってたからきっとあたしとマゴベエの絆も強いはず


できるかどうか確率的にはわからなかったけど…


ビカァッ!!


倒れていたマゴベエが光った瞬間!


ギャアァースッ!!


あたしの後ろにマゴベエの化身らしきものが現れ


ゴォッ!!


あたしを包み込むと


中から現れたのは…


ジャキンッ!!


合身吉音「剣魂合身・紅蓮ノ翼! 」


マゴベエの頭を模した兜を装備し、背中に赤い翼を生やしたあたしが現れたんだ。


合身吉音「やっほーいっ♪ 」


バサァッ!!


まさか剣魂合身がうまくいくだなんて!?


あまりの嬉しさにあたしは翼を広げて飛びまくったんだ。


時無「な…ななっ!? 」


おっと、いつまでも喜んでいる場合じゃないよね


合身吉音「よしっ! 」


バサァッ!!


あたしは滑空しながらあいつに向かっていき


合身吉音「ハァッ!! 」


ズバァンッ!!


時無「がはぁっ!? 」


時無を斬ったんだ。


まぁ斬ったといっても峰打ちだけどね


それと同時に


パキィンッ!!


あたしにかけられていたマジムンの呪いが解けたんだ!


時無「くそっ!?アタビーを出している間、俺はまともに動けなくなる。その欠点を忘れてたぜ!? 」


がくんっ!!


そう言いながら気を失う時無


と、同時に


『勝者・徳田新!』


合身吉音「やったー♪ 」


あたしの勝利が決定したんだ。


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