恐怖!?マジムンの呪い!!
吉音視点
あちゃ〜!?
全国学園対抗試合の本選一回戦
あたし達大江戸学園と大那覇学園の第一試合はあたし達が負けちゃったよ!?
あたしは試合前はあんなに偉そうにしていたくせに負けた酉居を責めようと思ったけど
酉居「私は弱い。私は最弱…!? 」
あんなに落ち込みまくってるんじゃ責める気にもならないや
まぁとにかく、あと二回うちが勝てばいいわけだし頑張らないとね!
すると
『それでは第二試合の組み合わせを発表します』
ジャララーッ!!
そして第二試合の組み合わせは…
バァンッ!!
大江戸学園・徳田新
大那覇学園・普天間
吉音「おっ!あたしじゃん 」
相手の名前は何だろう?もうっ!!名前に難しい字を使わないでよ!
あたしが怒ると
ズンッ!!
時無「俺は普天間時無だ。よろしくな 」
対戦相手の全身に包帯を巻き、大きな体をした普天間っていう人が現れた。
この人、何で包帯巻いてるんだろう?
どこかで怪我したのかな?
そして両選手以外のメンバーが舞台から降りたところで
『それでは試合開始です!』
あたしと時無さんの試合が開始された。
吉音「へへんっ!あたしは酉居と違って相手が誰だろうと油断なんてしないもんね 」
ジャキンッ!!
あたしは刀を抜くと
吉音「やぁーっ!! 」
ブォンッブォンッ!!
時無さん目掛けて斬りかかっていったんだ。
サッサッ!!
時無「なるほど、選手として選ばれるだけのことはある。なかなかの早さのようだな 」
吉音「避けられて誉められたんじゃあんまり嬉しくないけどね 」
時無「相手が俺じゃなければすぐに決まっていただろう。だが相手が俺でなければもっと長く生きていたのかもしれないな 」
生きていたのかもしれない?
この人、何を言ってるんだろう?
と、あたしが思っていると
スッ!
時無さんは錫杖を取り出した。
あれってやっぱ前の人と同じ仕込み杖かな?
時無「ハァッ!! 」
ダッ!
するとあたしに向かってくる時無さん
吉音「なんのっ!! 」
バッ!
あたしはそんな攻撃食らうもんかと飛び上がって避けたけど
時無「よしっ! 」
吉音「へっ? 」
何がよしっ!なの?
時無「アタビーよ、今度の獲物はそいつだ! 」
時無さんがそう叫んだ瞬間!
シュバッ!!
錫杖から何かが飛び出してきた!
あれって剣魂!?
吉音「うひゃっ!? 」
スッ!
剣魂が襲ってくると思い、身構えるあたしだけど
サッ!
吉音「へっ? 」
何を考えたのか、剣魂はあたしを狙わずに股の間を潜っていっただけだった。
何なのあれ?何がしたかったの?
と、?を浮かべるあたしだったけど
次の瞬間!
すたっ!!
バキィンッ!!
吉音「いたぁっ!? 」
地面に着地したあたしを激痛が襲ってきたんだ。
何か刃物でも踏んだのかな?
スッ!
と思ってあたしが足を見てみると…
バァンッ!!
吉音「な…何これっ!? 」
何と!?あたしの両脚が徐々にボロボロに砕けていたんだ。
何でなの!?
時無「フッ!俺の剣魂であるマジムンのアタビーの手にかかればどんな奴でも死ぬぜ 」
ケロゲロリッ!
そういう時無さんの近くには不気味な蛙がいた。
あれは何なの!?
詠美視点
詠美「まさかあれってマジムンなの!? 」
だとしたら吉音さんは!?
八雲「徳河さん、何か知ってるんですか!? 」
八雲の質問に私は答えた。
詠美「マジムンとは沖縄に生息する妖怪や魔物の一種よ。種類によって名前が変わるけど、見たところあれはアタビー(蛙)マジムンってところね 」
そしてマジムンは最悪なことに…
詠美「マジムンに股の間を潜られるとその人は呪いにかけられたり、最悪の場合死ぬのよ!? 」
八雲「えぇっ!? 」
まさかそんな強力な剣魂を使う人がいるだなんて!?
吉音「足が痛くて動けないよ!?こうなったら! 」
スッ!
吉音さんは刀を構えると
吉音「いけっマゴベエ! 」
シュバッ!!
ギャースッ!!
剣魂である鷹のマゴベエを繰り出した。
自分が動けないから剣魂を使うわけね
でも
時無「無駄なことさ! 」
その直後
ビキビキンッ!!
ギャースッ!?
吉音「マゴベエ!? 」
何と!?マゴベエまでもが呪いをかけられてしまった!?
股の間を潜られてないのに何でなの!?
時無「剣魂と剣徒は一心同体ってな、剣徒と剣魂の絆が強すぎると剣魂は剣徒が受けたダメージを食らうという。その証明が俺だ! 」
バサッ!!
時無は巻いていた包帯をほどくと
バァンッ!!
そこには全身が腐り、ボロボロの体となった時無がいた。
時無「俺もアタビーとの絆は強い方でな、アタビーの呪いを食らったわけよ。さぁ徳田さんどうする!呪いが全身に行き届けば確実に死ぬぜ! 」
徳田さん!?
吉音「うぅっ…!? 」
オリキャラ紹介
普天間時無
全身に包帯を巻いた大那覇学園の生徒で得物は錫杖。剣魂は呪いの力を持つアタビーマジムンのアタビー。呪いを解くには彼を倒すしか道はない




