銀錬先生、見合いする!
銀錬視点・大江戸学園職員室
はぁ〜、今日も平和ですね〜
チュルルーッ!!
そう思いながらストローを使ってお茶を飲む私
鎧を着込んでいる私は普通にお茶が飲めないのでストローを使用しています。
最近色々な事件や出来事が起きてましたからたまには平和なことがあってもいいですよね
それにしても語り手役って便利ですね
私は普段ボードを使って会話していますが語り手だとまるで普通に会話しているみたいです。
そんな私が平和を堪能していると
ピロリンッ♪
あっ!ケータイにメールがきました。
ちなみに私は鎧を着込んでいるためスマフォが使えず、ガラケーです。
さてさて、メールの送り主は…?
おやっ、お母さんからですね
どれどれ…
えっ!?
ガタンッ!!
私はお母さんからのメールを見てその場で立ち上がって驚愕しました。
教師「いきなり立ち上がってどうしたんだ銀錬先生は!? 」
はっ!?ここじゃ皆さんの迷惑ですね
スッ!
私は場所を変えることにしました。
八雲視点
吉音「八雲!早く食堂に行こうよ♪ 」
八雲「はいはい 」
お昼休みとなり、吉音と共に食堂に向かう俺
及川「やっくん!わいもいくで! 」
輝「たまには一緒に食べようじゃないか、由真ちんも一緒に食べた方がおいしいよ 」
由真「仕方ないわね 」
というわけでいつものメンバーと共に食堂に向かうのだが
その途中の階段にて
八雲「あれっ? 」
ズウゥンッ!!
鎧甲冑、いや、銀錬先生が座っていた。
すると
もぞもぞっ…
及川「なんか銀錬先生が何かを言いたそうやけどどうしたんや? 」
鎧でわからないが確かに口元が動いている感じだった。
するとその時!
サラサラッ!
銀錬先生は会話用のボードを取り出して何かを書くと
銀錬『そういえばもう語り手ではないので喋ってもわからないんでしたよね 』
ずでんっ!!
語り手って何ですか!?
銀錬先生の言葉にずっこける俺達だった。
輝「ねぇ銀錬先生、そんなに落ち込んでどうしたんだい? 」
銀錬『落ち込んでいるってわかるんですか!? 』
そりゃそんな態度を見せりゃねぇ
由真「何か悩みがあるなら人に打ち明けた方がいいですよ 」
銀錬『それもそうですね。わかりました話してみましょう 』
一体銀錬先生の悩みってなんだ?
銀錬『実は、母が勝手にお見合いをすすめてきたんです 』
全員『えぇっ!? 』
ぎ…銀錬先生がお見合いだと!?
銀錬『母が言うに、その人は私の写真を見て一目惚れしたそうでして 』
それって鎧姿の!?それとも本体の写真なの!?
由真「それで相手の方の姿はわかるんですか!? 」
銀錬『それが、相手の方の写真が送られてないんです 』
相手の姿もわからない見合いってありか!?
吉音「でもさぁ、銀錬先生と付き合いたいだなんて相手は相当な物好… 」
ガババッ!!
吉音「むぐっ!? 」
吉音が全て言い終える前に俺達は吉音の口を塞いだ。
銀錬『徳田さん、ものがどうしたんですか? 』
八雲「で…デザートに桃が食べたいっていったんですよ!? 」
銀錬『そうですか 』
よかった。何とか誤魔化せたぜ
及川「しかし銀錬先生、相手がどんな奴かもわからへんのに見合いなんてせぇへん方がいいで、時間の無駄やしな 」
及川がそう言うと
由真「お…及川がまともなことを言っている!? 」
輝「明日は天変地異が起きちゃうかもね!? 」
八雲「いや、もしかしたら地球最後の日かもな!? 」
及川「ほっとけ!!わいかて年一はまともなことを言うわい!! 」
年一かよ
銀錬『確かにそうなんですが、私には母に従うしかない事情があるんです 』
事情だと!?気になるな
銀錬『その理由は… 』
ごくりっ!?
銀錬『お見合いしないと実家に置いてある私の宝の東洋甲冑コレクションを全て捨てるって母が言うんですーっ!! 』
ずっこぉーんっ!!
銀錬先生の言葉にまたもずっこける俺達
銀錬『あれだけ集めるのに数年かかったんですよ!?それを全て捨てるだなんてもったいないです! 』
なんだか付き合うのが少し疲れてきたな!?
銀錬『そうだ!こうして皆さんと会えたのも何かの縁ですよね! 』
えっ!?
ガシッ!!
銀錬先生は俺達の手をつかむと
銀錬『お願いです!皆さん、お見合いの日に参戦してください! 』
えぇーっ!?
銀錬『相手がもし怖い人だったり、金持ちを鼻にかける最低な人でしたら乱入してお見合いをぶち壊して構いませんから! 』
八雲「いや、でも!? 」
断ろうとする俺達だが
銀錬『もし行ってくれるなら結果はどうあれ夕食をおごってあげます。それも好きなものを何でも! 』
吉音「合点でい! 」
食い物につられ、吉音が参戦してしまった。
その後、あまりにかわいそうなので俺達も参戦することになったのだが
見合い当日
しーんっ…
銀錬先生のお母さんは来れないというので部屋で待つ俺達だが、相手の方は開始から十分過ぎても現れなかった。
吉音「八雲〜、あたしお腹空いた〜 」
及川「いててっ!?正座しすぎで足がしびれた!? 」
八雲「相手の男、遅すぎだな 」
由真「女を待たせるだなんて最低な奴に違いないわ 」
銀錬『まぁまぁ秋月くん、子住さん、日は長いんですからもう少し待ちましょう 』
呑気だな銀錬先生は
するとその時!
輝「ふぁ〜、おいら眠くなっちゃったよ。んっ! 」
ガサッ!
輝「あーっ!!怪しい奴が裏門から出ていくよ!? 」
全員『なにっ!? 』
輝の言葉に全員が反応すると
由真「逃がさないわよ!追うわよ秋月! 」
八雲「おうっ!! 」
ダッ!
俺と由真は逃げる怪しい奴を追いかけた。
そして
八雲「このっ!! 」
バッ!
ガシンッ!!
俺は見事そいつを取り押さえた。
八雲「さぁ、面を見せてもらおうか! 」
ぐいっ!!
俺はそいつの面を見てみると
バンッ!!
そいつの面は西洋甲冑の頭であった。
銀錬『皆さん大丈夫ですか!? 』
ズシズシンッ!!
その後、遅れて銀錬先生が駆けつけると
ガタタンッ!!
八雲「うおっ!? 」
ガバッ!!
押さえつけておいた西洋甲冑が暴れだし、俺を振り降ろした。
スッ!
銀錬『えっ? 』
西洋甲冑は銀錬先生と対峙すると
ズシズシンッ!!
そのまま銀錬先生に向かっていった。
まさかの東洋甲冑VS西洋甲冑か!?
…と思いきや
スッ!
サラサラッ!
西洋甲冑はボードを取り出して何かを書くと
西洋甲冑『もしかしてあなたは銀錬さんですか? 』
銀錬『はいそうです 』
ボードで返事を返す銀錬先生
すると
西洋甲冑『申し遅れました。僕はあなたのお見合い相手で名を騎士神内斗と申します 』
えぇーっ!?
こいつが銀錬先生の見合い相手!?
内斗『逃げ出してしまってすみません!僕はこんな格好なうえに無口で人見知りな性格ですから会うのが怖くなりまして、本当は僕も見合いはしたくなかったんですが父が断れば僕が集めている西洋甲冑コレクションを全て捨てるといいましたので 』
どこかで聞いたような話だな
内斗『でも写真であなたの姿を拝見した時、この人に決めたと直感しました。是非僕と結婚してください! 』
ぺこりっ!
いきなり結婚かよ!?
すると銀錬先生は
銀錬『ごめんなさい!私は教師をやってまして結婚すると寿退職しないといけません。でも私は生徒達が大好きなんです! 』
全員『銀錬先生… 』
見かけは不気味だけどいいこと言うじゃないか
銀錬『それに私はあなたのことをよく知らないのでまずはお友達からお願いします! 』
この言葉に内斗さんは
内斗『そういうことならわかりました。確かに知り合った直後に結婚は早すぎでしたね。まずはお友達からでお願いします 』
ガシッ!!
互いに握手する銀錬先生と内斗さん
そういえば、今回俺達は何しに来たんだろう?
吉音「ねぇねぇ八雲、あの二人が結婚したら子供はどんな姿になるのかな? 」
それは一つ興味深い話でもある。
オリキャラ紹介
騎士神内斗
銀錬とは正反対に西洋甲冑を着込んだ青年。銀錬同様の恥ずかしがりや、中身については秘密




