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里半との別れ

八雲視点


前回までのあらすじ


忍者の里半ちゃんが密書を届ける途中、黒蛇団に襲われ、俺と吉音に遭遇する。


その後、無くなったと思われた密書は見つかったものの、俺達三人は黒蛇団に捕まり、飛行船にて縛られてしまった。


吉音「このままじゃ殺されちゃう!?やだよー!!最後に食べたのが三割引の安い肉だなんて!! 」


八雲「いい加減三割引って言うのやめろ!! 」


里半「お二方、せっちゃのせいですまぬでごじゃる 」


吉音「そうだ!里半ちゃんは忍者でしょ!だったら縄抜けで脱出してよ! 」


吉音は里半に言うが


里半「それは無理でごじゃる! 」


吉音「え〜何で!? 」


里半「縄抜けとは間接を外して脱出する術なので、こうぐるぐると縛られては脱出できぬのでごじゃる 」


吉音「そんな〜!? 」


ちっ!刀があれば俺が鬼化して縄を切るってのに、あいにく刀は奴らが預かってるからな


俺が鬼化するには近くに刀がないとできないんだ。


どうにかしてこの場をなんとかしないと!


何か手はないのか…


ピカッ!☆


そうだ!あの手があった。


俺は何か秘策を考え付いた


すると


八雲「あ〜あ、こんなとこで死ぬくらいなんて、懐に入れといた一億エンの小切手がもったいないな〜 」


俺は閉じ込められている部屋の外に聞こえるくらい話した。


吉音「えっ!?八雲ったらそんなお金持ってたの!? 」


八雲「塵も積もれば山となる!密かに貯金して貯めてたんだ。あ〜あ、こんなとこで死んでお金を無駄にするくらいなら誰かにあげようかな〜♪ 」


すると


ガチャッ!!


黒蛇団員「なら俺がもらってやるぜ! 」


部屋の中に見張りをしていた奴が現れた。


黒蛇団員「さぁ!さっさと寄越しな! 」


団員は金を寄越すよう言うが


八雲「お前にやる金なんてないよ♪ 」


黒蛇団員「なにっ!! 」


俺の狙いはお前を中に入れることだからな


中に入ってくれば


ドカンッ!!☆ミ


吉音「隙だらけだよ 」


黒蛇団員「がはっ!? 」


バタンッ!!


吉音がお前を倒してくれるからな


さて、こいつの持っている刀で縄を切って脱出だ。


吉音「ねぇねぇ八雲、助かったら焼肉百人前ね♪ 」


だがそれより先にさっきのことは嘘だと吉音に教えないとな


里半視点


先程の八雲殿の策は見事でごじゃったな


しかし


吉音「むーっ!! 」


新殿は先程の八雲殿の嘘を信じていたらしく、少々不機嫌でごじゃるが


八雲「期限直せって吉音、それよりここが操縦室だな 」


そう、せっちゃ達は黒蛇お頭がいると思われる操縦室に向かっていた。


はて?何故八雲殿は新殿を吉音と呼ぶのでごじゃろうか?


それはさておき、せっちゃ達が耳を扉に当ててみると


黒蛇お頭「フフフッ!この密書はある国からある国への和議状なのだ。だがこの密書を戦争予告に書き換えれば戦争が起こる!そうなりゃ面白いものが見られるぜ! 」


ちっとも面白くないでごじゃる!


せっちゃが怒っていると


バタンッ!!


吉音「あんたの野望もそこまでだよ! 」


新殿が部屋に突入していた!


黒蛇お頭「なっ!?テメェらは!? 」


吉音「あんたの悪巧みは全部聞かせてもらったもんね!たとえ天が許してもあたしが許さないよ! 」


新殿、勢いよく出るのはいいのでごじゃるが、考えなしに出るのはいかがでごじゃると思うのでごじゃるが


黒蛇お頭「黙りやがれ!!あのまま部屋の中にいれば楽に死ねたものを!今すぐ殺してやるぜ! 」


ジャキンッ!!


せっちゃ達に武器を向ける黒蛇お頭


丸腰のせっちゃ達相手に武器はずるいでごじゃる!


黒蛇お頭「そらよ! 」


バッ!


黒蛇お頭がせっちゃ達に迫ると


吉音「わっ!? 」


八雲「うわぁっ!? 」


里半「にんっ!! 」


何とか避けるせっちゃ達でごじゃったが


吉音「うわわっ!? 」


ぽちっ!!


よろけた新殿が何かのスイッチを押してしまったでごじゃる


黒蛇お頭「ゲゲッ!?そいつはいざという時に仕込んどいた自爆装置じゃねぇか!? 」


な…何でごじゃると!?


そして


ドッカァーンッ!!


飛行船の機関部が爆発し


ぐいんっ!!


全員『わぁーっ!? 』


飛行船が傾き、墜落し出したのでごじゃる!?


里半「どうにか脱出しないと全員お陀仏でごじゃる!? 」


すると


八雲「あっ!偶然にも非常用のパラシュートがあったぜ! 」


すごい偶然でごじゃるな


黒蛇お頭「このっ!!そいつは俺のだ!パラシュートを寄越しやがれ!! 」


バッ!


黒蛇お頭はせっちゃ達からパラシュートを奪おうとするが


ドカァッ!!☆ミ


黒蛇お頭「がはっ!? 」


吉音「刀を持ってなけりゃあんたなんて怖くないよ! 」


新殿によってお頭は気を失ったのでごじゃった。


そしてその後


八雲「脱出! 」


バババッ!!


和議状と刀を取り返したせっちゃ達は飛行船から脱出し、黒蛇団はそのまま海へと墜落したのでごじゃる。


しかし奴らが生存する限りまだ安心はできぬでごじゃるな


その後、偶然にもせっちゃ達が降りた場所は大江戸学園の近くであり


里半「八雲殿、新殿、いろいろとありがとうでごじゃる 」


せっちゃは和議状を届けるため、八雲殿達と別れることにした。


吉音「こっちだっていろいろと楽しかったよ♪ 」


八雲「また会おうな 」


うむ、任務が終わったら絶対また会うでごじゃる。


その時はまた楽しもうでごじゃる♪


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