徳河詠美のちょっとした秘密
平良視点
平良「う〜ん、困ったな 」
読者のみんな、久し振りだな
私は火盗(火付盗賊改方)長官の長谷川平良だ
平良「本当に困った。詠美から呼ばれているのに大事な用を思い出したため行けない 」
詠美は約束を破ると怖いからな
私がどうしようかと悩んでいると
平良「おや、あれは! 」
バンッ!!
私は八雲を発見した。
八雲視点
八雲「さて、買うものは買ったし、店に戻るとするかな 」
早く帰らないと吉音が膨れるからな
と俺が店に帰ろうとしたその時
平良「おい八雲! 」
八雲「えっ?あっ!確か平良さん 」
平良さんが俺に話しかけてきた。
平良「そういえばまだちゃんとした自己紹介をしてなかったな、火盗長官の長谷川だ。よろしくな 」
八雲「はい、こちらこそどうぞ 」
俺は長谷川さんに軽く挨拶すると
平良「ところで八雲、折り入って頼みがあるんだが聞いてくれるか? 」
ずいっ!!
八雲「ま…まぁ内容次第では!? 」
俺に迫ってくる長谷川さん
一体何をさせる気なんだ?
平良「八雲は徳河詠美を知っているな 」
徳河詠美?
確か吉音の知り合いでクールな人物だったよな
前に一度見た時は話すらできなかったけどね
八雲「い…一応知ってますけど!? 」
平良「そうか、なら悪いが詠美にこれを渡してくれないか 」
スッ!
長谷川さんは俺に紙袋を渡すと
平良「実はそいつを詠美に貸す約束をしていたのだがちょっと用事ができてしまってな、詠美の家の場所を教えるから代わりに届けてくれ 」
何を渡すのかは知らないけど頼まれたのなら引き受けないわけがない
八雲「わかりました。届けてきますよ 」
平良「本当か!助かるよ八雲! 」
吉音にはすこし我慢してもらうか
前に吉音と徳河さんが会った時には何だか気不味い雰囲気だったし、吉音のことだから俺が徳河さんに会いに行くと知ったらついて来かねないからな
そして俺は長谷川さんが書いてくれた地図を頼りに徳河さんの家に向かったんだ。
八雲「ここが徳河さんの家か、やっぱり生徒会執行部ってわけだから豪邸なんだな 」
まぁ徳河さんが次期将軍候補ってのも理由の一つかもしれないな
八雲「でもあまり顔を知られてない俺が出向いてよかったのかな!? 」
俺は今更ながら長谷川さんの頼みを軽い気持ちで引き受けたことを後悔した。
クールな徳河さんのことだから扉が開いた瞬間に
『詠美「帰りなさい! 」』
とでも言われかねない
ここはインターホンを押しとくか
ブーッ!!
俺がインターホンを押すと
詠美「はい 」
ガラッ!
扉を開けて徳河さんが出てきたのだが
出てきた徳河さんに俺は驚くのだった。
詠美視点・自宅
詠美「長谷川さん、遅いわね 」
もうそろそろ来るって言っていたのに何かあったのかしら?
私、徳河詠美は長谷川さんからあるものを借りるべく自宅で待っていると
ブーッ!
インターホンが鳴った。
詠美「きっと長谷川さんね、服装は長谷川さんだし、このままでいいわよね 」
だが私はこのすぐ後に服装を変えなかったことを後悔することになる
ガラッ!
何故なら扉の向こうにいたのは…
八雲「ど…どうも!? 」
バァンッ!!
長谷川さんではなかったからだ!
詠美「えっ!?あなたは…!? 」
一瞬驚いた私だけど、この人、どこかで見たような感じね
すると
八雲「す…すいませんでした!? 」
サッ!
男は私に背を向けた。
どうしたのだろう?と私は思ったけどすぐにわかった。
何故ならば…
バァンッ!!
私の格好がメガネにYシャツという完全に自宅モードだったからだ。
詠美「きゃあぁっ!?/// 」
ガシャンッ!!
私はすぐに扉を閉めると
詠美「み…見られた!?私の自宅スタイルを見られた!?/// 」
普段の私はクールを装っており、近寄りがたい雰囲気がある。
だけど自宅での私は自分で言うのも何なのだがだらしがない雰囲気があるのだ。
詠美「もうダメ!?明日から私は噂にされるんだわ!? 」
バッ!
私は慌てて顔を隠した。
すると
八雲「あの〜徳河さん、何かありましたか? 」
トントンッ!!
さっきの男の人が扉越しに声をかけてきた。
詠美「あ…あなたは確か吉音さんと一緒にいた人よね!? 」
八雲「はい、秋月八雲と申します 」
詠美「ど…どうしてうちに!? 」
八雲「長谷川さんから徳河さんに渡すものがあると頼まれまして 」
長谷川さんったら!!
頼むにしてもどうしてこの男に頼むのよ!
もうダメ!?明日から私はクールな執行部じゃなくてぐうたら執行部って言われるんだわ!?
と私が思ったその時
八雲「あのぅ、俺が言うのも何なんですけど別に気にしない方がいいかもしれませんよ 」
えっ!?
八雲「誰だって人には秘密にしたいことがあるわけですし、実際俺にだって秘密があるんですから 」
まぁ確かにね
八雲「さっき見たことは絶対に誰にも言いません。長谷川さんからの荷物はここに置いときますので、それじゃあ 」
スッ…
男が荷物を置いてそのまま去ろうとすると
詠美「待って! 」
私はその男を呼び止めた。
詠美「吉音さんとの出会いについては詳しく聞かないけど、吉音さんのことを頼むわね八雲 」
私は初めて彼を名前で呼んだ
八雲「はい。こちらこそ… 」
八雲は返事を返すと
ピロリンッ♪
八雲「あっ電話だ。誰からだろ? 」
ピッ!
電話に出る八雲
すると
吉音『八雲ーっ!!おっそーい!! 』
ビィンッ!!
扉越しでもわかるくらい吉音さんの声が鳴り響いた。
吉音『早く帰ってご飯つくってよー!! 』
八雲「わかったわかった! 」
ピッ!
八雲「それじゃあ徳河さん、失礼します 」
ダッ!
電話を切った八雲はそのまま去っていった。
ガラッ…
八雲が去った後、私は扉を開けると
詠美「秋月八雲か、最初は吉音さんの腰巾着かと思ってたけど… 」
八雲に対する評価を改めないとね
するとその時!
平良「惚れたか?詠美 」
詠美「うわっ!? 」
いきなり長谷川さんが現れた。
詠美「は…長谷川さん!?何故ここに!? 」
平良「いやなに、用事が早く済んだので駆けつけてきてみれば、まさか詠美が男に酔いしれているだなんてな〜♪ 」
なっ!?///
詠美「べ…別に酔いしれてません!! 」
平良「赤い顔で言っても説得力ないぞ♪ 」
詠美「これは興奮しているだけです!!もとはといえば長谷川さんが!! 」
平良「やれやれ、藪蛇だったか!? 」
私はその後、小一時間ほど長谷川さんに説教をした。
でも秋月八雲か、もう一回会うのもいいかもしれないわね
おまけ
あっぱれ!天下御免のキャラで真・恋姫†無双をやったら・その1
詠美「フフフッ!お兄さんも罪ですねぇ 」
朱金「漏らしてない!あたしは漏らしてないからなぁーっ!! 」
由真「月はボクが守るんだから! 」
※誰の真似をしているかは調べてください




