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医師・刀舟斎かなう

八雲視点・とある道


ど…読者の皆さん、秋月八雲です。


現在俺は大変な状況になっています。


それは何なのかというと…


グキュルルーッ!!


八雲「はうっ!? 」


朝から腹の調子が悪いんです。


吉音「もう!八雲ったら卑しん坊なんだから 」


吉音にだけは言われたくない!


こうなったのも先日、吉音がいない間に買っておいたものを食べようとしたのだが賞味期限が切れているのに気づかずに食べてしまい、俺は腹を壊してしまったんです。


風邪ならともかく腹痛くらいで学園を休むわけにはいかず何とか放課後まで頑張りました。


吉音「ほら、もう少しで診療所だから頑張って 」


吉音に助けてもらいながら何とか診療所のあるところに来たのだが


吉音「あれっ?どっちだったっけ? 」


道に迷ってしまった。


もうダメ、腹が!?


と俺が諦めかけたその時!


吉音「医者はどこだーっ!! 」


キィンッ!!


吉音が突然大声で叫ぶと


?「ここにいるぞーっ!! 」


キィンッ!!


吉音「あっちだよ八雲! 」


何処からか大きな声が返ってきた。


一体どうなってるんだ!?


何はともあれ、声が聞こえてきた方に行くと


バァンッ!!


そこには診療所があった。


八雲「こんなとこに診療所があったんだな 」


30話以上も大江戸学園にいるがいまだにいくつかの場所がわからない俺


スッ!


そして吉音は診療所の前に立つと


吉音「たのもーっ!! 」


ずでんっ!!


吉音の発言に思わず俺はすっころんでしまった。


八雲「お前は道場破りか!!普通にインターホンを押せっての!! 」


ピンポーンッ!


俺が代わりにインターホンを押すと


ガラッ!


障子が開き


?「お客さんだな、とっとと入りな 」


バンッ!!


中から白衣を着て大きな傘を持った女の子が現れた。


誰だ?。と俺が?を浮かべていると


及川「彼女はここの先生の刀舟斎(とうしゅうさい)かなう。甲級3年と組所属でバストサイズは75や 」


吉音「うわっ!? 」


八雲「及川!?お前いつの間に!? 」


及川「わいかて診療所にいくわい! 」


不死身のこいつは診療所に来る必要はないと思うけどな


かなう「ほら、入り口で騒いでないで病人はさっさと診させろ 」


八雲「あ、はいすみません 」


騒ぎすぎて迷惑かけちゃったな


かなう「ふむふむ! 」


かなうは聴診器を俺に当てると


かなう「腹痛だな、この薬を飲めばすぐに治る 」


スッ!


かなうから薬を渡される俺


ホントにすぐに治るのかな?


ぱくっ! ごくんっ!


半分疑いながらも俺は薬を飲み込むと


八雲「おっ!治った!? 」


吉音「すごーい!? 」


コントかよ!?


かなう「また痛むようならその薬を飲め 」


八雲「ありがとうございます。あの、ちなみに代金は…!? 」


こんなすぐに効く薬ならきっと高いんだろうなと思う俺だが


かなう「代金は結構だ 」


八雲「えっ!? 」


タダでいいのっ!?


吉音「かなうってデブっ腹だねぇ 」


八雲「それをいうなら太っ腹だろ!ホントにいいんですか!? 」


かなう「代金はいらん!私は貧しい人からお金は取らぬ主義でな 」


貧しい人と言われるとちょっと傷つくけど、そういうわけにもいかないな


八雲「だったらせめて何か手伝わせてくださいよ 」


俺がかなうに頼むと


かなう「まぁ最近忙しいし、好きにしろ 」


八雲「ありがとうございます! 」


吉音「面白そうだからあたしも手伝うよ♪ 」


面白みで手伝うんじゃねぇ!


及川「あのぅ、わいの治療は? 」


かなう「お前は丈夫そうだからしばらく病気も怪我もせん、帰れ 」


確かに及川ならありえるな


そして俺と吉音はかなうを手伝うことになった。


八雲「ちなみにさっき言ってた『ここにいるぞーっ』って何なの? 」


かなう「あれか、あれは声優つながりのネタだ 」


声優つながり?何を言っているのやら?


しかしかなうはすごいな


かなう「風邪だな、この薬を飲めばすぐに治る 」


すぐに病名を当てて薬を渡し


かなう「代金はいらん 」


貧しい客からはお金を取ろうとしない


でも俺のようにタダで診てもらうのは悪いと思う客は


客「どうか受け取ってください 」


かなう「すまないな 」


お米や野菜等を渡す人もいた。


吉音「う〜ん。診るだけで食べ物がもらえるなんて、あたしも医者になろうかな♪ 」


ちゃんと診なきゃもらえないぞ


そして休憩時


八雲「ふぅ、少し疲れたな!? 」


吉音「お腹空いた〜 」


かなう「ご苦労だったな二人共、茶菓子を用意するから少し待ってろ 」


スッ…


と、かなうが居間に向かったその時!


かなう「誰だお前達は! 」


八雲「何だ!? 」


吉音「何の騒ぎなの!? 」


ダダッ!!


かなうの声を聞いて俺達も居間に向かうと


悪人「ちょいと邪魔させてもらうぜ 」


バァンッ!!


そこには柄の悪そうな男達がいた。


かなう「今は休診中だ。それに用があるならインターホンを鳴らせ! 」


悪人「うるせぇ!!ごちゃごちゃ言ってる間に金を出しな! 」


ジャキンッ!!


かなうに対して刀を抜く悪人達


吉音「もう見てられない。あたしがこらしめてやる! 」


スッ…


悪人達に対して怒った吉音が相手をしようとするが


かなう「待て徳田!ここは診療所だ。まずは話し合いを… 」


話し合いですむような相手じゃないような気がするんだが


するとその時!


悪人「ケッ!こんな弱い奴なんか助けやがって馬鹿じゃねぇの! 」


ドカッ!!


病人「うっ!? 」


悪人の一人が病人を蹴飛ばした直後


かなう「おいオメェ、いま何を蹴飛ばしやがった? 」


悪人「あんっ!! 」


かなう「何を蹴飛ばしやがったって聞いてんだよ!! 」


バシィンッ!!


悪人「がはっ!? 」


かなうが傘で悪人を殴り飛ばした!


悪人「テメェ!やるってのか!! 」


ジャキンッ!!


突然変わったかなうに対して刀を構える悪人達


だが


かなう「次に怪我してぇのはお前らの方か! 」


ジャキンッ!!


傘から刀を抜くかなう


あの傘って仕込み刀だったの!?


悪人「野郎共、やっちまえ!! 」


悪人達『わぁーっ!! 』


ババッ!!


一人のかなうに対して大勢で向かう悪人達


だが


かなう「私を怒らせた以上、怪我することは覚悟しろよ!! 」


バッ!


かなうは不利な状況にもかかわらず、一人で立ち向かっていった!


吉音「八雲、あたし達も加勢しようよ! 」


八雲「あぁ! 」


スッ…


と俺がかなうの加勢をしようとしたその時!


つるんっ!


八雲「えっ!? 」


ゴッチーンッ!!☆ミ


八雲「がっ!? 」


がくんっ!!


吉音「八雲!? 」


俺は薬ビンを踏んでしまい、滑って気絶してしまった。


かなう視点


悪人達『うおりゃーっ!! 』


ちっ!力は弱いが数が多い奴らだ。


さすがの私も苦戦するなと思ったその時!


悪人達『うわぁーっ!? 』


ビューンッ!!


いきなり悪人達が飛ばされてきた。


何事かと飛んできた方を見てみると


八雲「これくらいで飛ばされるなんて軽い奴らだぜ! 」


吉音「成敗! 」


バンッ!!


そこには徳田と秋月がいた。


徳田の強さはともかくあの秋月の強さは何だ!?


まるで何者かに取りつかれているようではないか!?


まぁ、今は深く考えないでおこう


ドカァッ!!


悪人達『がはぁっ!? 』


そして私達は悪人達を全て蹴散らし、秋月のことを聞こうとするが


八雲「いたたっ!? 」


吉音「大丈夫八雲!? 」


何と!?先程まで鬼のようだった秋月が元に戻っているではないか


仕事のし過ぎで目がおかしくなったのか?


まぁともかく


かなう「二人共、ご苦労だったな 」


八雲「こちらこそ、お役に立てて光栄です 」


助けてもらったのだから礼をしなくてはならないな


八雲視点


かなう「お礼として特別にこいつをやろう 」


スッ!


かなうから二つの徳利を渡される俺達


吉音「中身は何だろう? 」


八雲「薬の一種かな? 」


と俺は思っていたが


かなう「私の好物のイチゴミルクだ♪ 」


ずでんっ!!


かなうって大人っぽいと意外と子供っぽいとこもあるのね


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