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銭湯・戦闘!!

30話記念のお色気回です

八雲視点・八雲堂


八雲「ふぅ〜、今日の営業終了! 」


吉音「あ〜疲れた〜 」


俺が今日の営業を終え、店仕舞いをしていたその時だった。


吉音「八雲〜、今日は汗かいてお風呂入りたいからご飯の前にお風呂入りたいよ 」


八雲「わかったわかった 」


スッ!


俺が風呂を沸かしに向かうと


八雲「あれっ?壊れてる 」


吉音「え〜っ!? 」


何と!?風呂が壊れていたため沸かせなかった。


修理してもらっても直るのは明日だろうし、男の俺は一日くらい風呂に入らなくても構わないと思うのだが


吉音「やだやだ〜!!仕事で疲れた日に入るお風呂が気持ちいいのに〜!! 」


じたばたっ!!


女である吉音は我慢できず、駄々をこねた。


お前、仕事といっても特に用心棒が必要ない時は寝てるだろうが!


だがこのまま駄々をこねられても困るので


八雲「そういや最近近所に銭湯(せんとう)ができたっけな、とりあえず今日はそこにいくか 」


と俺が吉音に言うと


吉音「え〜、これから戦闘(せんとう)に行くの〜!?これ以上汗かきたくないから行きたくないな〜 」


八雲「戦闘じゃない!!銭湯!!風呂屋だ風呂屋!! 」


そんな間違いする奴なんているかっての!!


吉音「お風呂屋♪だったら行く〜♪ 」


ったく、吉音の相手をするのは疲れるぜ


そして俺と吉音が銭湯に向かおうとすると


由真「あら、徳田さんと秋月じゃない 」


八雲「由真 」


店を出てすぐに向かいのねずみ屋から由真が現れた。


そして由真の手には俺達と同じく(おけ)と手拭い(てぬぐい)があった。


それはつまり


八雲「もしかしてねずみ屋のお風呂も…!? 」


由真「正解よ、うちのお風呂も壊れたのよ 」


まさかねずみ屋の風呂まで壊れていたなんてな


由真「結花姉と唯は店が忙しいから後から来るってさ 」


成程ね


まぁ行き先が同じなため俺達は一緒に銭湯に向かうと


バンッ!!


俺達は無事に銭湯に到着した。


番台「いらっしゃい!開店記念でセール中ですよ 」


いい時に来たもんだぜ


八雲「それじゃあ後で 」


スッ…


と俺が青い暖簾(のれん)がかかっている男湯の方に向かうと


吉音「じゃあ由真ちゃん、後でね 」


スッ…


何故か吉音まで男湯に着いていこうとした


由真「ちょっと!!徳田さんはこっちでしょ!! 」


ぐいっ!!


吉音「えっ?銭湯ってどっちに入ってもいいんじゃないの? 」


んなわけねぇだろが!!


由真「いいからこっちに来なさい!! 」


吉音「あぁんっ!? 」


ぐいっ!!


男湯の方に入りかけた吉音を由真が女湯の方に連れていくのだった。


ったく、吉音の世間知らずには心底呆れるもんだぜ


男湯と女湯のどっちに入ってもいいなら及川だったら確実に女湯に入るだろうな


スッ!


と俺が思いながら脱衣場に向かうと


及川「おっ!やっくんやないか 」


バンッ!!


男湯の脱衣場に及川がいた。


八雲「及川、お前のとこの風呂も壊れたのか!? 」


及川「まぁな、三日ぶりに風呂に入ろと思ったら風呂が壊れとってな 」


通りで最近及川から匂うと思ったら風呂に入ってなかったからなのかよ!!


まぁ別にいいとして


八雲「さて、刀をカバーに入れて入るとするか 」


及川「せやな! 」


大江戸学園では奇襲を避けるため風呂での帯刀は許可されている。


ただし、刃物の持ち込みはダメなので入る時は刀をカバーに入れるのが義務付けられている。


このカバーに刀を入れると刀を抜いたり、剣魂の発動はできても刃を出すことはできず、刀を抜いて攻撃しても豆腐すらきれいに破壊できないくらい威力が弱まるのだ。


さて、男臭い男湯はこれくらいにして


次からは多分読者も待っているだろう女湯側だぜ!


吉音視点・女湯


吉音「うわぁ〜っ!ひろ〜い! 」


バァンッ!!


あたしは初めてやってきた銭湯のあまりの広さに驚いていた。


吉音「向こう側まで走ってみよう♪ 」


タタッ…


とあたしが向こう側まで走ろうとしたその時!


由真「ちょっと徳田さん!他のお客に迷惑だからやめなさい! 」


ビシッ!!


タオルを巻いた由真ちゃんに怒られちゃった。


あれっ?


吉音「ねぇ由真ちゃん、何でタオル巻いてるの? 」


確か風呂場でタオルは禁止のルールだよね


由真「べ…別にいいでしょ!タオルは湯船につけなきゃ大丈夫なんだから 」


そうだっけ?


でも何で由真ちゃんはタオルを外さないんだろう?


あっ!わかった!


吉音「ごめんね由真ちゃん、おっぱい小さくて恥ずかしいから隠してるんだよね 」


そんな簡単なことに気づかないだなんて、あたしはテレパシーがゼロだねぇ


ちなみにテレパシーってのはデリカシーの間違いだよ


でも


カチンッ!!


由真「何よ!!私だって小さくはないわよ!!そんなに言うなら外してやろうじゃないの!! 」


バサッ!!


ぷるんっ♪


そう言って思いっきりタオルを外しておっぱいを見せる由真ちゃんだけど


吉音「う〜ん…、やっぱりあたしより小さいな 」


確か及川の情報によるとあたしのサイズが88で由真ちゃんが80だったからね


あたしが由真ちゃんにそう言うと


ブチンッ!!


由真「あんたがでかすぎるだけでしょうがーっ!! 」


むぎゅーーっ!!


吉音「いたた〜っ!?やめてよ〜!? 」


怒った由真ちゃんはあたしのおっぱいをつかんできた。


そしてあたしと由真ちゃんが揉めていると


想「徳田さん!子住さん!やめなさい! 」


ビシッ!!


現れた想ちゃんが止めに入った。


由真「逢岡さん!? 」


吉音「想ちゃんのとこもお風呂壊れたの? 」


想「いいえ、私は銭湯派ですので 」


そうだったんだ。


想「それよりこんなところで喧嘩はいけませんよ 」


吉音「はぁい 」


由真「悪かったわよ 」


想ちゃんの裁きでこの場は静まった。


想「では喧嘩もおさまったようですので、仲良く背中を流しあいましょう 」


おっ!背中の流しっこか、銭湯に来た気がするね


吉音「一度やってみたかったんだ!やろうやろう! 」


由真「私はパスするわ 」


とりあえず由真ちゃんを置いて想ちゃんと背中流しっこをすることになったんだけど


吉音「ありゃ?石鹸(せっけん)忘れちゃった 」


これじゃ流しっこができない


そういえば確か八雲が石鹸持ってたっけ


スゥッ…


由真「?何してるの? 」


そう考えたあたしは大きく息を吸い込むと


吉音「八雲ーっ!!石鹸貸してーっ!! 」


キイィーンッ!!


男湯にいる八雲に聞こえるよう大きな声を出したんだ。


すると


八雲「んな大声出さなくてもわかるわい! 」


ぽいっ!


吉音「サンキュッ♪ 」


八雲がいる男湯から石鹸が投げられた。


由真「ちょっと徳田さん!いきなり叫ぶだなんてひどいじゃないの!! 」


想「他の人の迷惑になるのでやめなさい 」


吉音「はぁい 」


石鹸は獲得できたものの、二人から怒られるあたしであった。


八雲視点・男湯


俺が吉音に石鹸を投げた直後


八雲「今の声は!? 」


ぐっ!!


俺は壁に耳を当てた。


すると


八雲「間違いない!この声は逢岡さん! 」


俺は想さんの声なら1メートル離れてようが聞き逃さないぜ!


あぁ、この壁の向こう側に産まれたままの姿の想さんがいるのか〜


と俺が壁に耳を当てながら妄想していると


及川「はぁはぁ…/// 」


俺の隣にいた及川が壁に耳を当てて興奮しまくっていた。


すると及川は


及川「くぅっ!!この壁の向こう側にはたくさんの全裸美女がおるのに声しか聞けへんやなんて拷問やないか!!あぁ、一度でいいから女湯に入りたい!! 」


及川、その願いは男なら大抵思う願いだぜ


及川「もう我慢できん!!覗いたる!! 」


お前なら絶対そうすると思ってたぜ


八雲「やめとけ及川、向こうには由真や逢岡さんがいるんだぞ、見つかったら殺されかねん 」


俺は親友として忠告すると


及川「心配無用ややっくん! 」


チャキッ!


及川「いでよ、ヘイスケ! 」


ボンッ!!


ケロッ!


及川は刀を抜いて剣魂であるカメレオンのヘイスケを出現させた。


一体どうする気だ?


及川「このヘイスケにはすごい力がある!何と!?頭に乗せると乗ってる人の姿、気配を30秒だけやが消せるんや 」


なにぃっ!?まさかそんな能力があるだなんて!?


及川「使う時は裸にならなあかんけどここは銭湯や!ほないくで! 」


ガシッ!!


及川はヤモリのようにくっついて壁を乗り越えようとする。


まぁ見つかってボコられても自業自得だからほっておこうと思ったが


八雲「まてぃっ!? 」


ガシッ!!


及川「なっ!? 」


女湯には想さんがいるじゃねぇか!?


俺すら見ていない想さんの裸をこいつに見せるわけにはいかん!!


気づいた時、俺は及川の足につかまっていたのだが


及川「はなさんかい!! 」


ブンッ!!


八雲「うわっ!? 」


ガシャンッ!!


及川が足を振るい、俺は桶の山に激突して気を失ってしまった。


及川視点


ニヒヒッ♪ついにわいは女湯に侵入できるんや!


とわいが女湯にあと少しで入ろうとしたその時!


八雲「おいテメェ 」


及川「へっ? 」


バンッ!!


下の方から声が聞こえ見てみると、そこにはまるで鬼のような形相をしたやっくんがおったんや


するとやっくんは


八雲「テメェごときに俺が出向くなんてな、まぁテメェは気に食わねぇからブッ飛ばしてやるぜ!! 」


及川「へっ? 」


どないしたんややっくん!?


そしてやっくんは


八雲「鬼神流・弐の太刀… 」


刀を構えると


八雲「螺旋竜巻!! 」


ビュゴォーーッ!!


及川「なぁーっ!? 」


突風を発生させおった!


すると


バキバキンッ!!


女達『きゃーっ!!/// 』


おっ!やっくんの突風で壁が壊れて女湯が丸見えや♪


由真「何なのよこれ!?/// 」


吉音「うわぁ〜い♪竜巻だぁ〜♪ 」


おっ!由真ちゃんに新ちゃん発見!早速二人の裸を記録しよ♪


せやけど…


及川「何でわいは飛ばされんね〜ん!? 」


キランッ☆


わいは突風で飛ばされて二人の裸どころか女湯の光景が見えへんかった。


悔しいで!!


八雲視点・男湯


久々に暴れてやるぜ!!


ビュゴォーーッ!!


ビュゴォーーッ!!


俺が突風を発生させまくっていたその時!


ビュンッ!!


八雲「がっ!? 」


ガツンッ!!☆ミ


ぶっ飛ばした壁の一部が激突すると


八雲「なんだこれは!? 」


俺が正気に戻ったその時!


想「いやーっ!!/// 」


ビューッ!!


ぷるんっ♪


俺の目の前に腰にタオルを巻いておっぱいを丸出しにした想さんが飛ばされてきた。


それを目撃した俺は…


ブッバァーーンッ!!


バタンッ!!


膨大なる鼻血を出して再び気を失ったのだった。


そして翌日


あの銭湯での一件は覗きを企んだ及川の仕業となり、男湯には俺と及川しかいなかったため証人がおらず、俺は無罪となった。


及川「なんでやねん!! 」


だがその後の俺は


八雲「何だかすごくいいものを見た気がするのに思い出せないーっ!? 」


鼻血を出しすぎて銭湯での一部の記憶が失われてしまったのだった。


吉音「銭湯って楽しいね♪ 」


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