天狗党襲撃!狙われた全校集会・後編
三奉行の大活躍!
光姫視点
やれやれ、天狗党が全校集会を狙って仕掛けることはあらかじめわかっていたがまさかこんなことになるだなんてのぅ
儂は儂の剣魂によって倒れていく天狗党員達を見ていると
スッ!
頭領「さすがは副将軍の水都、なかなかの剣魂の威力のようだな 」
頭領格の黒い天狗面をつけた者が起き上がった。
どうやら部下を盾にして儂の剣魂を防いだようじゃのぅ
しかし、正体がわかっている以上、そんな面なんて不要じゃ
光姫「お主の正体は既に見抜いておるぞ!徳河豪俊!! 」
ビシッ!!
儂が頭領を指さすと
頭領「もう俺の正体まで気づいてるだなんてさすがだな 」
よく言うわい
光姫「お主、徳河将軍の血族でありながら此度の狼藉は許しがたし!おとなしく捕まるがよい! 」
儂は豪俊に命じるが
頭領「悪いが俺は大人しく捕まるわけにはいかん!その命、ここでもらうぜ! 」
バッ!
頭領が手を挙げた瞬間
ババッ!!
後ろの方にいたおかげで儂の剣魂が効きにくかった奴らが一斉に立ち上がった!
頭領「副将軍である貴様を失えば大江戸学園は滅びたも同じ、さぁ同士諸君よ、世直しをするために戦うのだ! 」
天狗党達『うおぉーっ!! 』
ダダダッ!!
頭領に命じられた天狗党達は儂の命を狙おうと迫ってきた。
ちっ!先程の一撃を放つには時間がかかる!?
もはやこれまでか!?
……………
………
…
なわけなかろう!
天狗党達は儂に向かってきたが
ドカァッ!!
天狗党達『うわぁーっ!? 』
頭領「なにっ!? 」
一気に吹っ飛ばされおった。
何故ならば…
想「そうはさせませんよ 」
朱金「へへっ!ようやく暴れられるんだな♪ 」
平良「しかしまさか将軍家が黒幕だっただなんてな 」
バンッ!!
儂の回りに
逢岡想、遠山朱金、そして長谷川平良が並んでおったからじゃ!
頭領「き…貴様らは!? 」
朱金「ケッ!耳の穴を広げてよく聞きやがれ! 」
すると
想「南町奉行・逢岡想! 」
朱金「北町奉行・遠山朱金! 」
平良「火付盗賊改方長官・長谷川平良! 」
バンッ!!
それぞれ名乗りをあげる三人
ちなみに火付盗賊改方とは放火犯、押し込み強盗、賭博を取り締まる役職じゃ
朱金「三人揃って奉行戦隊!サバキンジャーでい! 」
平良「なんでやねん! 」
想「ネーミングセンスが悪すぎですね 」
本当にこいつらで大丈夫なのか?ちと心配な気もするが…
頭領「フッ!奉行が三人揃ったところで数はこちらが上なんだ!いけ皆のもの! 」
天狗党達『おぉーっ!! 』
ババッ!!
天狗党達は一斉に襲いかかってきたが
朱金「なぁ、誰が一番多く倒せるか競わねぇか? 」
想「戦いを賭け事に使うのはちょっと… 」
平良「まぁたまにはいいではないか 」
賭け事を取り締まる火付盗賊改方(通称・火盗)である平良が言う台詞ではないと思うのだがまぁよかろう
朱金「それじゃあ一番多く倒した奴は二人から一週間の食券をもらおうぜ! 」
平良「乗った! 」
想「はぁ… 」
唯一真面目な想は乗り気ではなかったが
ジャキンッ!!
三人は一斉に刀を抜くと
チャキンッ!!
鞘から刀を抜き
朱金「いきな!ハナサカ!! 」
平良「切り裂け!シンゴ!! 」
想「イオリ、出番ですよ!! 」
ワォーンッ!!
シャウッ!!
チューッ!!
それぞれ剣魂を発動させおったわい
こうなればこちらのもの
ドドォーーッ!!
天狗党達『うわぁーっ!? 』
三人の剣魂と実力の前ではこやつらなんぞ雑魚に等しいからのぅ
朱金「おぅ平良、テメェは何人倒したんだ? 」
平良「ざっと三十一人だな 」
朱金「やった!俺は三十二人だぜ!どうやら賭けは俺のか… 」
ズバンッ!!
想「私は三十六人ですから賭けは私の勝ちのようですね 」
賭けはどうやら逢岡の勝利のようじゃが
朱金「逢岡!テメェ、俺達が話している間に斬っていやがったな!!んなもん無効だ!! 」
平良「よせ遠山、私達の負けだ 」
想「どうやら私の勝ちに決定のようですね 」
朱金「くっそーっ!! 」
遠山が悔しがっておると
頭領「ひぃっ!? 」
スッ…
頭領はこっそりと逃げようとするが
朱金「逃がすかよ!! 」
ガシッ!!
頭領「ぐえっ!? 」
逃げようとした頭領を遠山が捕まえおった。
朱金「賭けに負けた腹いせにテメェを殴りまくってやるぜ!徳河豪俊… 」
バッ!
遠山が頭領の天狗面を外した直後であった。
朱金「誰だこいつ!? 」
想「どうかしましたか? 」
遠山が頭領の顔を見て驚きおった。
何故ならば…
朱金「こいつ、豪俊じゃねぇ!? 」
バァンッ!!
何と!?儂らが頭領だと思っていた男はまったくの別人であった。
男「ケッ!揃いも揃ってバカな奴らだぜ!頭領は既に別の場所に移動済みだ! 」
儂らはまんまと引っ掛かったわけか!?
朱金「やいテメェ!豪俊はどこ行きやがった!! 」
男「そんなこと言うとでも思ったか、バカな奴め! 」
男は簡単には口を割らぬようじゃのぅ
朱金「この野郎!!殴りまくってギブアップ直前まで苦しめてやるぜ!! 」
スッ…
遠山は暴力を振ろうとするが
バッ!
平良「待て遠山、暴力はいかん! 」
長谷川が遠山を止めおった。
朱金「邪魔するんじゃねぇよ!! 」
平良「別に邪魔する気はない。私はただ暴力を振るうなと言ってるだけだ 」
スッ…
そして長谷川は男を見ると
平良「尋問なら私の方が得意だ。私なりの優しいやり方で聞くまでさ 」
じろりっ…
男「ひぃっ!? 」
長谷川に睨まれた男は恐怖のあまりにビビりおった。
これならまだ遠山に殴られた方がまだマシだったかもしれぬな
時は少し戻り
八雲視点
いててっ!?まだ頭がじんじんする!?
一体何が起きたんだ?
さっき光姫さんが何かした直後、うっかり気を失った俺が辺りを見てみると子住さんも倒れており
新「ミッキーの剣魂って相変わらずの威力だね 」
この場で新だけが平気であった。
そういえば剣魂って何だ?
八雲「なぁあら… 」
と俺が新に剣魂について聞こうとしたその時だ!
?「ちっ! 」
サッ!
何やら人相の悪そうな男が一人、集会場から離れていった。
八雲「あいつ、怪しいな 」
俺の勘からして怖じ気づいて逃げたわけではないと悟った俺は
ダッ!
男を追いかけたんだ。
新「あっ!待ってよ八雲!どこいくの!? 」
ダッ!
そして男を追いかける俺を発見した新も俺を追って駆けていった。
この時、俺はこの後に起こる驚きな出来事なんて知りもしなかったんだ。




