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オゼリアプルートの冒険日記  作者: 鳳 翔平
15/59

第15話 パンケーキ、凶暴化する

今日、何気なくギルドに顔を出したんです。


そう、ただお昼のカレーでも食べようかな、くらいの軽い気持ちで。


そしたら――


 


!!!!!!!!!!


(脳内に警報音が鳴った)


 


我が家へダッシュで引き返し、隣の家のドアをノック。というかほぼ叩き割る勢いで。


ドンドンドンドンドン!!


「リアさーん! 起きてますかー!? 出てきてくださいー!」


 


数秒後、扉がぬるっと開いて、いつも通り寝ぐせMAXのリアさん登場。


「は〜い、なんでしょうか〜」


完全に夢の中に足突っ込んでる顔してるけど、こっちはそれどころじゃない。


 


「いいから! ギルドまで一緒に来てください! 見てもらいたいものがあります!」


リアさんを寝巻きのまま引っ張って、強制連行。

(ギルドの近くでようやく着替えてくれました)


 


そして――ギルドの掲示板の前に到着。


「……なんですか〜? 何を見れば……」


ぼくは、壁に貼られた**“ある一枚の依頼書”**を指さした。


 


!!!!!!!!!!(リアさんのターン)


 



---


依頼内容:


> 『新種のモンスターか?

近くの森で、六本足のパンケーキが次々に旅人を襲っているとの報告。

目撃情報多数。

退治に成功した者には、報酬1,500GPを支払う。』





---


リアさん、しばらく無言。


その後、


「はあ〜、1500なんてすごいですねぇ」と、のんきに感想を述べた。


 


「そこじゃないです。“六本足のパンケーキ”のところです。

 たぶん……最初にぼくの部屋から逃げ出したやつです……あれが……進化したんだと思います」


「わあ〜、出世しましたねぇ」


「感心してる場合じゃないです」


 


そのあと、リアさんとしばらく真顔で会議。


結論:始末せねばならぬ


で、最終的に――依頼はリアさんが引き受けることに。


同行者は、ぼくと……ちょうどその場にいたギルド所属の火術士、エイレンさんに決定。


 


エイレンさんは銀髪ショートのクール系魔法使いで、口数は少ないけど、火力だけは本物らしい。

(噂によると、前に魔物の巣ごと燃やしてギルドに怒られたとか)


 


出発は、明日。


敵は、かつてパンケーキだった何か。


……いや、パンケーキに“かつて”って概念があるのか知らないけど。


 


ともかく、やばいパンケーキが森で無双してるらしい。

放置してたら本当に料理界に革命が起きかねない。


 


今夜は早めに寝て、影の中のぷもーんとミョニルにも指示確認しておこう。


それにしても、明日は久しぶりの**「冒険者っぽいこと」**になりそうだ。


やるぞ。パンケーキ討伐戦。


目指せ、揚げ焼き仕上げ。

まるでレギュラーのように登場し始めたリアさん。


キャラクターイメージとしては、『らき☆すた』の『みゆきさん』。


でも元ネタになっているのは『マリーのアトリエ』の『マルローネ』なんですよね。

何というかハチャメチャなところが。


という訳で、この物語はまだまだ続きます。

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