表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

1章-2 現状把握とヤン発動?

いやー 妻が壊れて来てますわ。最初はもっと普通にするつもりのはずがどうしてこうなったwwww

戦場の気配に近づいて近くの木に飛び乗り状況確認を始める。

精神を戦場用に切り替えて理解する。


まずは気になったのがモンスターだ。

あれは先程対峙したゴブリン?だ。


だがしかし数がかなり多い先程は10人?10匹? だったのに今度は少なくみても50はいそうだ。

この状況ではまず間違いなく人間側の準備不足であるか不測の事体だと判断をする。


観察をしていると敵はいろいろ武器を持っているがおそらくは人間から奪った物であろう剣や槍、弓等ばらばらである。


あの6人組はどうなったかを見てみるとかなりまずい状況みたいだ。



この状況では突撃や助けに入るのは危険と判断して冷静に残酷に戦況をもう1度確認を始める。



「うぉーなんだってんだこれはよー おかしくねぇか。」


「ヴぃーーーーーー」


「ブォーーーーー」


「くそーなんでゴブリンが軍団組んでこんなにいるんだ。わかんねーぞ」


「クソッ やつら突っ込んでくるぞ。」


「あぁぁー。」 


「ぐぁーーー」


「やめろーーーー。」


「嫌だー 死にたくねー。」


「ぎゃーー。」


「グィーーーーーー」


「あぁぁ」


「おぃ ゲリー  ドーラ  マモー  ネス  返事を返事をしろーーー。」



観察していたら早くも4人が地に伏せ動かなくなっている。

大声で仲間を呼んでいる男は良く見れば足からは血を流してどうやら動けない様だ。


最後の女は男を支えているが武器を持っている様には見えなかった。


人間達の声を聞いた限りは言葉は理解出来そうだ。



そういえばあのモンスターはやはりゴブリンみたいだ。


だいたいは世界共通なのだろうか有名どころなのか、戦いの勝利はゴブリン共に決まったな、と思い静かに戦場に近づいて行く



「ヴぃーーーー」


「グィーーーーー」


「あぁ もう嫌ーーー。」


「くそー ゴブリン共め クソッタレー。」


「ガァーーーー」


「嫌嫌嫌ぁぁーもう無理ぃーーー。」


「おぃ シア俺は足が動かないんだ。 1人では逃げれないんだよ。どうしたんだよ?」


「あぁ家に帰りたいわ。 家族が待ってるんだから」


「ムヒィー」

 


あぁ、あの女の顔は戦場でよく見る顔だ。


恐慌してるしもしくはパニックを起こして戦場を逃げるか、そのまま潰れるなと冷徹に思い見ていると弓を持ったゴブリンが弓を放った。


矢は勢いよく飛んで行き男の額に刺さり男はそのまま動かなくなりその場に崩れ落ちた。


女は倒れた男を支えていたが男が死に倒れ込み女も一緒に巻き込まれて地面に倒れた。

これで人間側は残り1人になった。


そこで剣を持ったゴブリンが女の頭を殴り昏倒させて人間側は全滅した。



そこで多くのゴブリンが大声で勝ち鬨なのか一斉に声を上げ始めた。



「ウィーー」


「ギョーーーーー」


「ブィーーーーーーーー」



かなりの大声で叫ぶ為にかなり煩いしいがこれは近づくチャンスとみて俺はこの戦場で作戦を立て今は力を隠す時ではないと考えて。


今はゴブリン共を殲滅する為にこの力を使うべきと考えてこのゴブリン側の捕虜なのか女を奪うべき行動を開始した。


女は貴重なこの世界の情報限であるからな。


まずは近くにある大木を手刀で切り巨大な棍棒にして両手に持ちまずは思い切り振り回すとゴブリン共は棍棒に当たると破裂した。

当たってない筈のゴブリンも風圧なのか空を飛んで行った。


後の残りは力をかなり抜いて 叩き潰し 突き で最後に巨大棍棒でのスイングをぶちかます。

良く振れるもんだと思いながらもスイングをして行く。



「ギャーーーー」


「ピギィーーーーーー」



巨大棍棒を振るう度に悲鳴や断末魔が聞こえるが戦場では一切気にならない為に殲滅を続ける事およそ5分くらいだろうかゴブリン共は全滅した。


この体は一体どうなってるのだろうか?まったく体には負担は無くまたまだまだ全然余裕もあるし最初以外は軽く振っていたが全力ではなく軽めで十分だった。


一発目のフルスイングで半数以上のゴブリンを巻き込んだ感触もあるし、ゴブリン共の攻撃も止まって見えたと錯覚するくらいに楽に動けた。


遠距離の弓を逆につかんで投げ返せれたからな。


周りの景色が変わってしまったし、木や岩等が吹き飛んで行ったの見ていたので少し自重しようと決心した。


強すぎる力は周りを不幸にするしな、経験がある事だし心に刻んでおこうと思う。



まぁ俺を利用しようとしたり嵌めようとしたら地獄を見せて後悔させながら始末するから手を抜きながらまぁ気を楽にして行きますかね。



さてゴブリン共を殲滅して少し考えていたがまずは女を回収し情報限を手に入れて妻と合流してからがこれからのスタートかなと思い、まぁ意識や意思がはっきりするかは微妙なラインだが、なにしろ一緒に戦った仲間が全滅だからな。



まぁある意味俺は6人組の5人を見捨てたと言って良い程の事をしているからな。


俺自身も逆なら勘弁して欲しいからな。



女の精神が壊れてなければ情報は大丈夫だろうと軽く考えて女を肩に担いで妻の隠れている場所まで歩き始めた。



最悪はあの6人組が来た方を行けば人には会えるだろう。




さて妻の隠れている木に歩いている途中に周りを見ながら歩いていたらいろんな植物や川を発見したのは嬉しい誤算だった。


なんと言っても川だ。


魚や水が1番嬉しかった。



情報限の女を川辺に降ろしていろいろと土産を持って向かうかなと思っていたら向こうから見知った気配を感じそちらを見て暫らく経つと妻が向こうから歩いてきた。



隠れていろ言ったはずの妻が向こうから来たので少しきつめに言おうとしたら何かおかしいと感じた。

目の前に妻が着いたら、妻のいきなりの大きな叫びがかなり吃驚したが俺が本当に絶句した言葉がこうだ。



「来夏様!」


「来夏様から私以外の女 いいえ 雌狐の匂いがしました。」


「来夏様の傍にはこの私がいます。いいえ私以外はダメです。」


「私はいつでも来夏様を感じています。来夏様の近くに居ていいのは私だけです。」


「来夏様の寵愛を受けれるのは私だけにして下さい。私はなんでもしますから。」



「それとも私は邪魔ですか?でしたら直ぐにでもこの命を捨てます。来夏様の負担になるのなら何時でもこの来夏様より頂いた護身刀にてこの命を来夏様に捧げます。私は来夏様の物ですから、要らないと言われたなら壊れます。来夏様どうかお願いします。このあわれな私を見捨てないで下さいませ。私には来夏様以外は他に頼れる者等いないのですから。」



妻の目がかなり怖い事になってるし俺は何かしたのだろうかしてない筈なんだが怖いです。

これは本当に、うぉー重い重過ぎる。


なんでこんな風に育ったかねぇ。

強烈な人生過ごして来たけどこれは初体験だわ。


今まで色んな敵を見てきたけどここまで冷や汗でたのは恐らく生まれて初めてだし目も怖いしこれって俺が悪いんだろうか、幼少時代からの出会いからはここまで機械人形が変化するとは思いもしなかったわ。


感情が出始めてからはずっと一緒に過ごしてきたし俺は遠慮とかしなかったしなぁなんでこうなったんだろうか?分からないわ。


10歳くらいからはもう俺に依存してたけどここまでじゃなかったはずだがなんでだ?こっちに来る少し前からかなぁ。


ここまで変わったのはこっちに来てから直ぐに感じられたしやっぱりストレスかねぇ。


少し距離置いて自立を促してたからなぁこれはどうしようか悩む問題が出てきたな。



ここまで依存させた責任を取れって事か?じじいの陰謀か?呪いか?分からんどうしよう。

まぁ妻とは話し合おうかね。



長い付き合いだし見捨てる訳にもいかんし俺も恩もあるしな。

うん これで行こうかね。



「妻よ話はまずは大きな問題が片付いてからだ。」



「俺は落ち着いて話もしたいし妻もそう思うだろうしな。最近はお互い良く話しこんで無かったし落ち着いたら今後の事や関係に付いても話そう。それまで我慢してくれるか。妻よ?」


「はい。私も来夏様とお話や今後の事は是非語り合いたいです。」



「よしではまずは問題を1個1個片付けて行こうか。まずは先程の戦闘はあの6人組はこの女を残して全滅した。戦闘はゴブリン。 あぁ最初に俺達が会ったやつな。あれやっぱゴブリンだって。」


「あぁやっぱりですか。 ファンタジーの基本ですね。」



「戦闘はゴブリンが俺が見た時は50くらいの軍団引きいて、数の暴力で6人組が飲まれた。まずは突撃で4人が死んで女が支えていて、足を怪我していた男が頭を弓で撃たれて死んで。最後に残った女がゴブリンに頭殴られて戦闘終了した。」


「んで あぁその戦闘中に言葉が聞こえてな、人間の言葉は理解できたわ。」


「それは助かりますね。でもなんででしょうね? ですが武器ですか? モンスターですのに弓ですか。」



「あぁ多分だが人間倒して武器を奪ってるんだろうな。これは考えておいた方がだろうな、モンスターも武器や道具を使うとみて。」


「ですね。ではそれからはどうされたんですか?」



「勝ち鬨上げてる奴らに突撃して木を切って作った大棍棒で殲滅した。判明したのは俺は多分人外レベルの強さだって所かな。相手にもならなかったわゴブリン軍団はw 」


「そんなにですか? では後はこの女の情報次第ですね。」


「この女は仲間が全滅で戦闘中に恐慌状態に入ったからなぁ。最悪は精神が壊れてるかも知れんな。」


「最悪はですか?情報が聞けれなかったらどうしますか?」


「最悪は6人組が歩いて来た方に出発だ。」



「分かりました。準備だけはしないと行けませんね。」


「だねぇ。やれる事はするか。」



「では動きますか?」


「だな。まずは腹ごしらえと寝床作りだな。」



「備蓄して食糧や水を確保ですね。なんだか小さい頃のサバイバル訓練みたいですね。」


「おぅ 俺はキノコ類か出来たら肉を確保してくるわ。後は薪もかね。まぁ行ってくるわ。」


「此方は魚や寝床を探しますわ。寝床は特に頑張りますわw 布団とかが無いから添い寝あわよくば抱き枕にして欲しいですわ。」



「あ なんか言ったか? まぁいい じゃ 俺は動くんで女の近くにいて起きたら指笛で連絡してくれ。耳も良くなってるから聞こえるから頼むぞ。後は何か問題があっても鳴らせよ。 最後に飯は期待しているぞ妻よ!」



「はい 妻の腕の見せ所ですから食材の方はお願いしますね。では行ってらっしゃいませ。」


「おぅ じゃ行ってきます。」



問題は後回しにはできないねぇ。

マジでどうしようかねぇ。


あの状態の妻は夜に動きそうだな、要注意だなw



うん、まぁ情報次第では一気に問題は解決しそうだから期待しようかね。 さて行きますかね食料集めに。






字が多くなって来るといろいろ考えてきちゃうねぇ。 みんないろいろみるとやっぱり勉強になりますわ。 

戦闘時のセリフは難しいですね。ハッキリ言って勉強中です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ