表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宿敵の純潔を奪いました  作者: 一番星キラリ@受賞作発売中:商業ノベル&漫画化進行中
番外編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/184

【番外編】忘れえぬ思い(4)

 ケイン大公は遠路はるばる帝国までやってきたのだ。


 すぐには帰国とはならない。


 そしてブルクセン大公国の大使館は、帝国内にある。だがブルクセン大公国は、小さな島国。大使館はルソン国の大使館の一室を間借りしているため、今回の滞在は宮殿の客間を使っていた。


 それが分かると公爵家のマダム達は、私にリクエストする。宮殿でお茶会を開き、そこにケイン大公を呼んで欲しいと。


 ケイン大公は、マダム達のお茶会トークに、男性ながらもついていくことができる……だけではない。


 こんなアドバイスもできるのだ。


「そうですね。グリーンのエンパイアドレス……。あまりこの色のエンパイアドレスは見かけないので、斬新だと思います。ですが男性の視点から見ると……。マダムの魅力を封じる色にも思えるんです。なんというか、グリーンは森の木々の色を思い起こさせ、気持ちが安らぎます。もし、もっと色味を薄くし、透け感のある素材で作ったドレスであれば……。例えばアクアグリーンであれば、まるで森の女神のように思え、男性も目が釘付けになると思います」


 つまりマダム達の話題に男性目線でのアドバイスもできる。


 こうなるとマダム達はケイン大公とのおしゃべりが楽しくてならない。


 だが彼は大公。

 さすがに気軽に自身の屋敷のお茶会へ呼ぶことはできない。


 そこで私の出番だ。


 宮殿の客間に滞在する賓客をもてなすのは、皇太子妃の役目でもある。ゆえに私がお茶会を主催し、公爵家のマダム達を招待し、そこにケイン大公が顔を出す。無問題だ。礼儀としてもかなったもの。むしろこれぞ正統なおもてなし。


 ということで私は公爵家のマダム達に請われ、連日お茶会を開催。そしてケイン大公は嫌な顔を一つせず、参席してくれる。


 夜は夜で宮殿で行われる舞踏会や晩餐会にも参加しているのだ。その上で、このマダム達が前のめりのお茶会にもちゃんと参加するなんて……。


 すごいと思う。


 何より男性でありながら、男性を感じさせないところが、ケイン大公の人気の秘密なのだと思った。前世で言うなら毒舌ではないオネエという感じか。見た目が優美な感じもいいのだろう。


 ともかくそんな風にケイン大公と連日会うことで、私もかなり打ち解けていた。お茶会の席にはフロストを連れて行き、ケイン大公にも紹介している。


 彼は「なんて可愛らしい……」と目尻を下げ、フロストを絶賛。フロストもケイン大公を見て「おにいさん? おねえさん? きれい~」と喜んでいた。


 そんなケイン大公だったので、こんなお誘いを受けると、喜んで足を運んでしまう。


「ミア皇太子妃。実はとてもいい香りのするキャンドルを国より持参しているんです。ただ、マダム達に配れる程の数がなくて……。今、国から取り寄せていますが、私が滞在中に届くかどうか。ミア皇太子妃宛に届けるようにしていますが、まずは持参しているキャンドルをご覧になりませんか?」


「まあ、香りがするキャンドル! ぜひ見て見たいですわ!」


 この世界、キャンドルは明かりとして利用されている。前世のように、キャンドルで香りを楽しむ文化はない。だがケイン大公の国、ブルクセン大公国では、アロマキャンドルに類似するものがあるようなのだ。


 実際、それを見せてもらい、香りを確かめると……。


「なんだか海のような香りがしますね」


「はい。これは島国であるブルクセン大公国をイメージした、『ブルー・シー・キャンドル』です。こちらは『フォレスト』というキャンドルで、森の香りをイメージして作らせました」


 間違いない。これはアロマキャンドルと遜色ない!


「ラベンダーで香りづけしたキャンドルを作れば、眠る前の、ナイトティーを飲みながらの利用シーンを提案できると思います。……きっと貴族が喜んで買ってくれると思います!」


「……! それは想像していない使い道です。ラベンダーの香りのキャンドル……いいですね。本国へ連絡し、作らせるようにします」


 ケイン大公はラベンダーの香り付きキャンドルを作ると約束してくれて、さらにもし商品化するなら、私と独占取引を結んでもいいと言ってくれたのだ!


 これには嬉しくてその日の夜、ヴァルドに報告することになる。


 まずは夕食後、フロストに会いに行き、そこで寝顔を眺めた。毎日の日課であるフロストとの癒しの時間を終えると、自室へ戻った。その後はゆっくり入浴を楽しみ、部屋でナイトティーを用意していると……。


 濃紺のガウン姿のヴァルドが、部屋に来てくれた。


「……なるほど。香り付きのキャンドル。しかもラベンダー。確かに夜、ナイトティーと共に楽しめば、リラックスできそうだ」


 私からアロマキャンドルの話を聞くと、ヴァルドはラベンダーの香り付きキャンドルに同意してくれる。


「そうですよね! きっと安眠できると思います」


「それに香り付きのキャンドルの独占販売権をミアが持てるのは、大きいな。だがそこは共同開発についても契約を締結してもいいかもしれない。ミアのアイデアを形にすると、さらに商機が広がりそうだ」


 さすがヴァルド! 視野が広い!

 確かにその方がよさそうだ。

 明日、ケイン大公に提案しよう。


「だが、わたしとしては、ラベンダーの香りではない方がいいかもしれない」


 ヴァルドは紅茶を飲み干すと、クリーム色のガウンを着た私を抱き寄せる。


「え、ヴァルドはどんな香りが?」


「そうだな。こんな風に、君が興奮してくれる香りがついたキャンドルがいいかもしれない」


 いきなりガウンの襟元をぐっと大きくはだけさせると、露わになった谷間へキスをされ、言葉通り私は興奮してしまう。


「もしくは、わたしをもっと昂らせる香りでもいいかもしれない」


 ヴァルドの手が私の太ももを滑り、下着へと伸びる。


 その時のヴァルドの息遣いは荒くなっており、彼の言う“昂る”の意味はすぐ理解できたが――。


 興奮させ、昂らせるような香り。

 それがどんなものなのか。


 ……思考する余裕はない。


 既に体は火照り、あちこちにヴァルドの愛を感じている状態。


「ヴァルド……」と甘くささやき、その背中をぎゅっと抱きしめることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリの作品を紹介】
●あるがままの私で参りますわ!●
わたくし悪役令嬢ですから
『わたくし悪役令嬢ですから』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●商業化決定●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●結末を知らないまま転生●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●大晦日蔵出し企画●年内完結
『悪役令嬢は断罪回避のためアレを落とすことにした』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』
日間恋愛異世界転ランキング3位!

●第八章スタート●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●100万PV突破!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●新章完結●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●頑張れ!悪役令嬢!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!
『悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!』

●二次選考突破、最終選考中!●
バナークリックORタップで目次ページ
溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~
『溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~』は、稀代の悪女にされ、断罪寸前の公爵令嬢、かつての宿敵と皮肉な再会!

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●完結:笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶体絶命からの大逆転―』

●ネトコン様から感想到着●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『完結●断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●全13話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『完結●ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●新作公開●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。
『乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。』は、女魔王が主人公です!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●もう一つのエンディング●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』は全8話です。

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●全11話完結サスペンス劇場!?●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』は、背景にあの曲が流れる!?

バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読める全4話

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告したバナー
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ第二弾
『完結●婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告した』一気読みがおススメです☆

バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『完結●断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結!

バナークリックORタップで目次ページ
完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

●怒涛の展開を楽しめる!●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

バナークリックORタップで目次ページ

モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)
『モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)』
オススメ!

●じれじれ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ