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いのちの詩(仮題)

詠唱

作者: 浮き雲




秋を(うた)えば、枯れ葉にも 真朱の色の残るごと


亡くした夢にあと咲きの 儚き花の狂い咲く






時を想えば、(ひこばえ)の 刈られた稲に芽吹くごと


いまに、昔の生まれ来て 恋の名残りの匂いたつ






人を(しの)べば、秋草に 静かに露の積るごと


こころの(ひだ)に哀しくも いとしき夢の降り積もる








「詠唱」とは、調べを付けて歌うことです。なぜ、この題名を付けたかと言いますと、たまたま、七五調の四行詩という形式に落ち着いたからです。ご承知のように七五調の四行詩は文部省唱歌などの中の多くの曲に乗せて歌えるのです。

「ひな祭り」、「赤とんぼ」、「われは海の子」などから、「琵琶湖周航の歌」や水戸黄門のテーマ、さらに古いところでは与謝野鉄幹の「人を恋うる歌」、あと、軍歌なども合うらしいです。

せっかくなので、お好きな歌に合わせて歌っていただけると幸いです。個人的には、「人を恋うる歌」と「赤とんぼ」が気に入りました。


ちなみに、なぜ、このようなことを書いているかと申しますと、詩だけでは200文字を超えなくて、投稿できなかったからです。






「きみを描けば、秋月の 朧に道を照らすごと


 暗きこころにともし火の 灯りて、ひとり、いまを行く」


という、第4パートを造ってはみたのですが、いつも「きみ」を想っているようなので、あえて外してみました。

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