表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黎明期の英国戦車図鑑(第一次世界大戦)  作者: 爆撃project
補足・同時期の他国戦車
16/16

『MS II』


 ソ連の戦車隊といえば、圧倒的な数と規模で後世に名を残した大軍団だ。

 とは言え、第一次世界大戦終盤におけるソ連は生まれたての革命政府。

 ポーランドの侵攻に対応するにも時間がかかる程だった。


 世界最大の機甲軍団といえども、一朝一夕で生まれたわけではない。

『T-18軽戦車』別称『MS II』は、フランスのルノーを元に作られた。

 しかし当時のソ連の工業力は高くなく、最初に作られたルノーのクローン。所謂KSシリーズは、アメリカ製のギアボックスと、イタリア製フィアット突破戦車のエンジンを使っていた。

 そのため量産は難しく、定着はできなかった。

 MSシリーズによって改良がなされ、重量も7トンから5トンへと減衰。機動力と懸架能力が強化された。

 16キロという最高速度は、元のルノーの二倍という驚異的な機動性である。ロシアの大地に適した戦車といえる。

 エンジンは35HPとルノーやアメリカンルノーよりも貧弱だが、おかげでソ連の工業力でも量産できるようになった。

 ここからソ連の工業力が増大すると、どれほどのものになるか、想像するに難くない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 赤いお国の戦車登場 (∩´∀`)∩~♪ 執筆頑張ってください! 応援しております (`・ω・´)ゞ
[一言] 拝読しました。 最初はリトルウィリー、英マーク戦車から始まり、 とくに仏ルノーftとやらがよさそうですね。 この時代では。 でも欠点もあるか。 ソ連の戦車については、 はるかむかしのゲームで…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ