第3話 クラスメートとの会談
皆様お待たせ致しました。
ついに冨美子が気になっている
男子生徒の名前が明らかに…
「え!?なんでそこで三木が出てくるの?」
「そうよ。何でなの?舞美」
「だって今週の月曜日、3日前にま…将彦くんと一緒に喋ってたからー」
「そうなんだ!舞美ありがとう」
ガタッ!っとイスから立ち上がり、お昼休みの時間は残り3分もないが三木に近づいた。
「三木、図書館で必死に勉強してる男子生徒を知ってるよね?」
三木は顔を向けて答えた。
「え!?…俺そんなヤツ知らないよ。誰かと感違いしているんじゃない?」
「え!?」私は振り返って舞美を見て、三木に顔を戻しそして私は言い方を変えた。
「舞美が今週の月曜日にあなたとその生徒が喋ってたところを見たって言っているんだけど!」
今度は三木が「え!?」「…えーっといつ頃の話しかな?」と舞美に言った。
「あ、はい。えーっと…授業が終わってちょうど帰る頃です。」
それを聞いて三木は…「あ!もしかして…朋生のこと??」「たぶんその時喋ってたの朋生しか居なかったと思うんだけど。」
と三木は聞いてきた女子に答えたところで
キーンコーンカーンコーン
と授業の合図である鐘がなった。
私は三木に「授業終わったら詳しく教えて」と言って自分の席に座った。
「三木モテモテだな!」と相変わらずの軽い言葉を発する尊に、俺は無視して自分の席に座る。
そして5限目の授業の終わりの鐘が鳴る。
キーンコーンカーンコーン
授業が終わって早速私は三木の下に行く。
ガタッ!!スタスタ
「三木早速だけどさっきの話しだけど…」
「朋生が図書館で必死に勉強してるって話しでしょ?」「悪いけどそれはないと思うよ。だって朋生勉強嫌いだし、正直勉強しなくてもきっと大学には行けるからさ。」
「それはある程度勉強出来たら大学なんて行けると思うし、まだ高校1年なら大丈夫だろうけど…」
「違う違う!!そういう意味ではなくて朋生サッカーが上手いんだよ。」「なんせ小さい頃にユースに入ってたくらいだからな!」
「ユース??」「それって誰でも入れないの?」
「誰でも入れる訳ないよ!!」「あそこに入るだけでも相当大変なのに、あそこで頑張ったから朋生は今も変わらず凄いんだよ。」
「じゃ今もやってるの?」「ってかサッカーの話しはもういいよ!」「本当に図書館で勉強してないんだね。」
「してないよ。」「ってかそんな気になるなら直接聞いたら?」
「!?」「あんたバカなの!?」「初対面の人にそんな事聞かれても困るでしょ。」
「いや朝井よりかは頭良いと思うけど…実際に前のテストの成績は俺の方が上だし。」「別に朋生はいいヤツだからそういう話ししても大丈夫だよ。」
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誠にありがとうございます。
なかなか進まない展開で
申し訳ありません。
気長に読んで頂けると嬉しいです。
次回もお楽しみに!!