第2話 図書館でのスクールライフ
さて今回冨美子は学園の図書館で
あることについて調べます。
まだ色々とストーリーも続くので
これからもよろしくお願いします。
男子生徒は近づいた私にも気が付かずに、必死で勉強をしていた。分からない問題に直面する度に机に広げている本を使っていた。
そこまでの必死さが尋常ではなかった故に、何に取り組んでいるのかが気になった。
そして見たところすごい難しい問題を解いていた。「!?え…何でこんな難しい問題を…」
と知らずに声を出していた。声出したところで私は「あ…気づかれたかも」と思いながら男子生徒の方を向いたが、その学生にはどうやら聞こえていなかったみたいだ。
本当に集中してる。人間の集中力ってこんなに続くものなんだ。って私は初めて思った。
そしてふと思った。私は何しに図書館に来たのか。
ご飯食べずに来てるんだから次行きたい遺跡を調べてピックアップしないとって思い、遺跡コーナーに向かい本を手に取り空いてる席に座り本を広げた。
そして遺跡について調べながら、私は無意識にさっきの生徒を見た。
それがきっかけで私は遺跡の本を閉じ、今回のテスト勉強をすることにした。
「何でだろう…あんな必死で勉強って…受験生かな?受験生ってあんな勉強しないといけないものなの?」「もう!!」
私高校1年だけど、あんな姿見たら勉強しないとって思うよね。
そして珍しく勉強をして気づいたら、お昼休みは残り20分だった。真面目に勉強をしてさすがに何かを食べないと思い、まず気になった遺跡の本を借り購買に向かおうと決めた。
あの生徒は未だ変わらず勉強している。「いつまでしてるんだろうか?」
司書から本を渡されたので手に取り図書館を出た。
購買に向かい少ないお弁当とパンの中から、チョコパンとクロワッサンを買った。
パンと本を持ちながら教室に戻った。
「冨美子おかえり」「冨美子ちゃんおかえりなさーい」と言われた。
「美崎、舞美ただいま。お腹空いたからパン食べるね。」
「え!?まだ食べてなかったの?」「お腹ペコペコですよー」
「ほんとにねーだから今から急いで食べる。」
私は先にチョコパンを食べた。あんだけ図書館で勉強していたら、もしかしたら舞美は知っているかもと思い2人に聞いてみた。
「ねぇ少し2人に聞きたいんだけど…図書館で必死で勉強してる男の人って知ってる?」
「え!?誰それ?ごめんウチは分からない」
「あ!あの人スゴイですよねー」
「え!?舞美知ってるの?あの人って誰なの?」
「冨美子興味深々だね!」「私も詳しくは知らないんですが…あの人私達と同じ学年ですよー」
「美崎怒るわよ」「え!?舞美それほんと?」
「冨美子ごめん」「うん。たぶん……ま…将彦くんなら詳しく知ってると思うよ。」
冨美子の趣味が遺跡巡りとは…
最近の女の子ってそうなのかな?
っとか色々思いました。
ですが気にせず
これからも読んでみて下さい。