第1話 スクールライフ
ついにストーリーが始まります。
少しでも多くの人に
読んで頂けるよう書いていきます。
西暦2200年スピーンダックシティー
私朝井冨美子は16歳高校1年生で身長は160cm、
スリーサイズは73-53-75。
顔も標準か標準より可愛いくらいと思ってる。
人並みよりスタイル良くて、自慢じゃないけどこれでもそれなりに告られる。
調子がいい時は月に1、2人のペースだ。
運動も出来る。スポーツもけっこう得意な方だ。
他人から見ると「完璧じゃん!」ってよく言われがちだけど、私は今人生の危機に直面している。
だって7月6日にはこの学校、バルンメイク学園の
テストがあるんだから。
今日からもう1週間しかない。
今日6月29日は普段通り、授業を受けている。
「あーほんと何でテストまで1週間しかないのにテスト範囲外の授業受けないといけないの!!ありえないよね。」
「あはは、まぁまぁーそう言わずに冨美子ちゃん頑張ろうよ」
私の右隣に座っていて、馴れ馴れしく話しかけてくるコイツは目尻尊という。コイツとは腐れ縁だ。
高校に入学し既に2回の席替えがあったが、2
回とも隣になっている。
「尊、うるさい!喋るなら休み時間に喋れよ。」
コイツは三木将彦。
コイツの容姿は普通にかっこいい。
私から見てもモテると思う。
ただ変なところが真面目で私は興味ない。
「朝井、ここの問題解いてみろ。」
「え!?」何でここで私が当てられるの。あり得ないんだけど。文句言っても意味ないから私はガタッってイスを下げて立って教卓に向かった。
このAの三角形とBの三角形が同じであることを証明せよ。
◯◯◯◯は◯◯◯であるために、Aの三角形とBの三角形は同じである。
スタスタガタッ!私はイスに座った。
「朝井、正解だ!テストの時もこの調子で頼むぞ!皆もわかるか?これはな……」
キーンコーンカーンコーン
4限目の授業が終わった。
「あーやっとお弁当食べれる。颯斗購買に急ごうぜ!!」「わかった、守すぐ準備するよ」
あー何で男子ってこんなヤツしかいないの。
お昼休みになった途端に元気になるヤツってほんとガキよね。
「冨美子ご飯食べないの?」「お腹空きましたー」
「美崎、舞美ごめん!今日は私パスで!」
そう言って私は教室を出た。
美崎は運動神経抜群で私より運動が出来る。すでにいくつかの大学から注目されているらしい。
舞美は運動が全くダメだがその分、勉強の面では学年トップ10位に入るぐらいの秀才。女の子の可愛らしさは、私でもトキメクぐらいだ。
ちなみにバルンメイク学園は1学年500人くらい居てる大きい学園だ。
さて私の最近の趣味と言えば、遺跡巡りだ。
その為にも次行く遺跡の場所を探す為に私はご飯を食べずに学園の図書館に向かった。
図書館に着き周りを見渡したがまだ生徒の数が少ない。当たり前か。ほんの少し前にお昼休みになったばかりで大半の生徒がご飯食べている。
そんな中1人の男子生徒が目についた。
1人で大量の本を机に出して広げている。
この学園でそんな事をする学生がいる事に私は衝撃を受けた!
「え!?うちの学園ってあんなに真剣に何かを取り組む人って居たっけ?」って独り言を呟いた。
男子が真剣に取り組むと言えば、体育のときと、好きな女の子にかっこよく思われたいときだ。あとは私の従兄弟のお兄さんだ。
あの人は例外で変人だからいいとして、この学生は明らかに違う。
気になったので近づいてみた。
皆様、
まず読んで頂きありがとうございます。
これから色々と展開していく
予定ですので引き続き
読んで頂けたら嬉しいです。