御宅を人から離脱してやるのよさ。
忽然、モニターにあるシルエットの台詞に苛まれ、竜祥がこのまま会えずに、死ぬんじゃないかと、鳩尾を強打され、頭が自我が芽生え、急いで振り返り、巨大なモニターにあるシルエットは悪魔だと思い、悔しく唇を噤み、携帯電話の向こうから伝わる竜祥の、苦しまれる呻吟に、心が狭まれ、大慌てで再び家に走り出す小夜。
「人生は辛いもんな、」ゆっくりと右手の立てた人差し指を引き、哀れな人々を見下ろし、一体どうやって接し、処理をしたらいいのかと、困惑気味となる秘書と総統に一瞥し、ニヤリと右側の口元を強く上げてシルエット、「生まれた瞬間から死への準備を整えるつもりで、」軽く両手を胸に当てるシルエットは話す、「生きるもんな、」
強く右手を握り、微かな怒りを覚え、軽く歯を噛み、人類と言う生き物を、作り出した存在が嫌になるシルエット、「解放されたくないのかえ?」両手を軽く上げ、話を上手く理解出来ずにいる人々に笑い、残念がるシルエット、「意味のない苦しみのもとからさ?」
きょとんとする表情を浮かべ、恐る恐ると右手で懐に入れる、雑な髪形をした少年の胸元にある、やけに胸部の大きなフィギュアに触れ、胸の大きなキャラの隣りにくっつく、彼女の胸元を後ろから抱える、青色の眼をした小さなキャラクターに、祈りを捧げる現在に笑い、彼と同じく呆ける人々を、見下ろすシルエット、「分かるよ~」軽く両手を自身の胸に当て、たわわなる演出でも世界に噛ましてみて、確信を持たずにいる神様へのリスペクトを示そうかなと笑うシルエットは言う、「人生は全くもって、」漠然と人々のやけに疲れてる姿になるのを真似し、辛く四肢を地面につき、熊の振りをする緑色の髪の小太りの男性に一瞥し、可愛い女の子がハンバーガーに座る図案が、プリントしたシャツを着た相手の演技に呆れ、体は平然としているのになと、軽く首を横に振らすシルエット。「意味のないであるのを知ったとしても、」
ゆっくりと黒いくらいの、深い紫色の頬から、深い紫色の線により描かれる瞼を作り出し、徐々に顔から浮く深紅の瞳を人々に向き、眉毛を跳ね上げられる赤い髪の少年を見るシルエット、「なかなか手を下せないよな。」
どうやって御宅を楽しめるのかを測り、軽く両手を上げてくシルエット、「これはサービスさ、」左手を胸元に当て、ぼけっとする総統の顔を見上げ、軽く顎を引くシルエットは笑う、「ぼくを信じてくれる人達への。」猛然と強く小さな右手を握り締めてくシルエットは語る、「ぼくが有意義な死にするよ。」
話に疑問を強いられ、眉毛を顰める秘書の、果たして、どうやって有意義な死になれるのかなと、弱る様子を気にせずに、より確実に、無意味な死を果たす奴らが出とけば済む話だろうよと笑うシルエット、「でも、」軽く両手を腰に当て、モニターの中に、閉ざされるのに飽きれ、極めて当たり前に、軽く右手を前に出し、左足でデバイスのフレームを跨るシルエット、「死ぬと言っても、」もう知れてはいたけど、とんでもない出来事の連続を、勃発させてたシルエットの、生き生きとする行動に絶句し、泣き出す思いを必死に堪える秘書、「うう…」特定出来ないである相手に、向く対策はないと言うより、急にも馬鹿でかく見え、とてもじゃないけど人類が、作り出せない柱を下した相手に、自分らがする対策は、最早降伏他ないんだと強く思い、震える両手で、呆然と黄色の髪を生えたシャツの、コーヒー色の大きめのコンクリートを、下のボタンから吹き出し、コーヒー色の大きめのコンクリートとコーヒー豆に汚れた猿ぐつわを、プリントされてたタブレットを握る。
「遺言と言ってもすぐ死ぬ訳じゃないんだよ~?」前のめりになり、軽く右手の人差しを前に出し、自身に恐怖を骨の髄にまで、叩き付けられる人々に、強めに笑い、ニヤリと口元を裂けてくシルエット、「楽しませて貰ってからの話だよね、」ちらっと夕焼けの空を見上げ、どこか雲がタブレットに見えるなと感嘆するシルエットは語る、「神様に。」ぼんやりと青色の瞳でモニターから出たシルエットを映し出す利佳、さっきまで賑わった会場が、シルエットのモニターに登場し、ポピュラーなぺんぺんちゃんの曲を、無理矢理遮断してから、会場にいる皆が、あんぐり口を開け、呆然と立ち尽くす今に一瞥し、悔やむように、軽めに歯を噛み締めてく、「くっ…」
利佳の隣りにある看板に、プリントされたぺんぺんちゃんを乗っ取り、楽しく両手をかざし、彼女の声を真似をし、視線をステージにあるモニターに向くシルエット、「ぼくが代わりに決断を下してやるよ。」
「お前が決めるなや…」軽く歯を噛み、悔やむ花松の声に注意を惹かれ、律儀にも隣りで自分を常に守れるベストなる状態にするのにほんの少し安心感を感じ、ぼんやりと目を細め、父さんは大丈夫なんだろうかなと、不安に混じる弱る気分に唇を噛む利佳、「う…」ぼんやりと青色の蝶々を引くような黒縁眼鏡のシールを貼った淡い黄色の机に両手をつき、小型の携帯電話とベッドと一体化したような爺さんが、プリントされたピンク色のパイプ椅子に背中をつき、小さな指で銃のジェスチャーを残し、タブレットをモチーフにした色紙に名前を書き、ファンに届けたいけど、モニターに目を向けたファンにつられ、右手にある百足の如く縫合の跡をデザインしたマーカーを握り、軽くひんやりとした息を吸い込み、チラッとステージの左側から、上がるべきかどうかで迷う、ベッドをモチーフにしたジャケットを着た爺さんに一瞥し、軽く左側で佇んで、眉間に皺寄せる黄色の髪のをした花松の様子を確認し、自身と同じく、シルエットの存在に、驚かされ、立ち尽くす彼に苦笑いし、再びモニターに視線を向き、モニターから飛び出たシルエットを凝視する利佳、「う…」
嬉々として自分たちに演説を披露するシルエットに、言葉を失う人々を見て、利佳を中心とした会場の、驚愕に支配され、まるで世界の流れが止まり、人々の微動だにしない現在は、極めて滑稽だと思うパーカーの青年、「ふ…」利佳のサインを貰おうとした人々たちのただ絶句し、どうしたらいいのやらと、困惑気味となるのを嘲る透明のパーカーを着た彼、「ふふ…」シルエットの言葉はどうでも良く思い、蚊に刺されたような、無数の小さな赤い点を残された両腕を、ポケットに突っ込む彼、「ひ…」
軽く顎を引き頭に被るパーカーの帽子に目の前の視野を殆ど隠され、薄暗い環境の中で、ぼんやりと利佳の様子を見据え、モニターから飛び出るシルエットを気にする事無く、あんぐり口を開ける彼女の、白皙の横顔を見つめ、ニヤリと口元を上げ、人々の背中で自分を隠し、このポジションに感謝する彼は、ニヤリと口元を上げ、深い紫色の粒に飾られる歯をむき出し不敵な笑みを浮かべる。
「世界はただの玩具に過ぎないのだよ、」両手を上げ、現実に呆れるシルエットは、虚しき感情に身を委ねる、「人々どころか、」ただ一つの存在か、或いは複数の存在にだけ、全てを支配されてるのに違いないよと判断するシルエット、「世界それ自体の思いとも大して関係しないんだ。」自分に視線を奪われる、不安に抱かれる人々を見渡し、両手を軽く背中に当て、立ったままで寝込んだ振りをし、雲にもなる演出をし、ステージのもとにいるお爺さんを揶揄するシルエット、「滅茶苦茶苛まれ、」果たして、どうするつもりでいるのかなと、お爺さんから、舞台のもとに立つ、青色の蝶々を保護するみたく、蝶々を示す携帯電話のバッチを付けてた黒い髪の青年を観察するシルエットは言う、「苦しまれるまで生き残る必要などはないのさ。」シルエットが発する耳障りな声に、不安を覚え、自分を囲む、変形するシルエットに、畏怖を覚える利佳。
「ぼくが全てを定めてやるよ、」利佳の背中に身を引き、自分を警戒する黒い眼鏡をかけた花松に一瞥し、ニヤリと口元を跳ねてくシルエットは言う、「御宅を人から離脱してやるのよさ。」
人々の相手を恐れるのを知り、軽く浮上し、モニターに戻るシルエットに、眉間に皺寄せ、ごくりと喉元に引っ掛かる唾液を飲み込む利佳、「何を言ってるんだ…」マーカーを握り、汗ばんで、震える右手を感じ、真面目にシルエットの話を、聞いたの方が馬鹿らしく思う彼女は、ぽつりと呟く、「こいつは…」
「そろそろいいかな?」利佳と花松にお尻を向き、果たしてなにをするつもりでいるのかなと、まったりと腕を組み、こちらのパフォーマンスを、堪能するつもりでいるお爺さんと黒い髪の青年を気に掛け、体が宙を浮くかせ、ゆっくりと小さな両手で、モニターのフレームを掴み、深い紫色の霧に囲まれたフレームを登り、邪念のもとから離脱したいよと、神に祈るシルエット、「ちゃんと、」ぼんやりと竜祥と小夜の愛し合う思いにより築き上げた淡い青色の道に手応えを感じてくシルエットは話す、「ぼくを救えよ~」随分と忙しい奴ではないのかよと、呆れる思いにし、簡単に体を浮かべるのに、わざわざフレームを登る必要はあったのかと、疑問に困り、ぱちくりし、シルエットを警戒する利佳は小さな深い紫色のボディーをした相手を見つめる。




