もう勘弁してくれぇよぉ…!
「諸君らの人生は,」軽く両手を広げ宇宙を抱える気分で流し目で遠くにある緑色の星を見据え、何度も首を横に振らし、人々に永久なる幸せを与えるだけではなく、ちゃんと彼らに生命の真髄を知らせる自身は、なんて良い存在なのかなと、胴体を支配する憂いを、如何にか克服し、歯ぎしりするシルエット、「深く考えるとただの茶番に過ぎないであるのが,」
「やっ!」自身を嫌うのだと、悲鳴を上げる赤い髪の少女を、無理矢理右手で退かし、転ぶ彼女を気することなく、どこに逃げたらいいのかも分からない、頬に冷蔵庫のタトゥーをした巨漢、「お前,」強めに左手で苦しく自身の胸元を握り、赤い髪の少女の苦しみのあまり泣き出すのに一瞥し、何度も鼻翼に力を込める姿を見据え、ぼんやりと緑色のコンタクトが少々ずれ、宛ら黄色の星を封じたかのような銀色の瞳を見せる彼女に不満を抱き、喉元から声を絞り出す巨漢、「死なすぞぉ…!」
巨漢の沈む声に、不安を強いられ、びくっと眉毛を跳ねらせ、畏怖に震わされるがままに、微動だにしないでいる赤い髪の少女は、実に可哀想だと感じ、虚しく首を横に振るシルエットは言う、「はっきりと分かったよ?」目の前にいる疲れ気味になっても尚、共食いをやめられないである、人々の組み合わせの一つに属する、巨漢の、彼女を餌食にしたい今に語るシルエット、「これは初っ端から悲劇であるのが確定した物語さ、」それはどうなんだろうねと、脳内を過る淡い青色の光に合わせ,なんとなく、頭上で羽ばたく青色の蝶々のビジョンに、目を細め、可笑しく笑い、ゆっくりと、非常にも弱る状態にいる深い紫色の髪の男の子を、抱える、同じ疲れ果てた深い紫色の髪をした男性を見るシルエットは話す、「人生ってのは。」
「お兄ちゃん…」体がばててしまう気分に、襲われるがままに受け入れ、衰弱する深い紫色の髪をした兄を見上げ、なんとなく、薄暗い環境のもとに見える兄が、凛としてる魔王と感じ、天井にあるカラスの嘴に選ばれる兄の、嘴に突かれるような姿に苦笑いする男の子、「ぼくたちはどうなるの…?」
弟がぽつりと、荒くなる吐息に、掻き消されそうなくらいに、弱い声に合わせた台詞に絶句し、上手く答えられず、悔しく歯を噛み、テレビに浮かぶ柱にを見据え、自分の顔を連れ、暗い環境を映し出す柱に困り果ててしまう深い紫色の男性、「大丈夫だ太久郎…」軽く鼻翼に力を入れ、自身の体によりテレビに浮かぶ、白髪が混ざった黒い髪の青年の左側の体が、シルエットから隠される様子を気にせずに、太久郎に目を向き、無理矢理にも笑う彼がいる、「俺が守るよ…」
兄が自分の弱り、震える声に心が悩まされ、ぼんやりとテレビに浮ぶ、走る白髪が混ざった黒い髪の青年が、まるでテレビに浮く柱に向かう如く凛々しい姿に見惚れる太久郎、「勇者さま…」ぽつりと呟く理解不能なる話に、疑問を強いられる兄に苦笑いし、悶々とした脳内に、嬲られるがままに、如何にか兄を応援し、支えたい太久郎、「うん…!」彼に向く反応に悩まされ、強張る顔で頷く兄の姿に笑い、自分らはきっと無事になれるのだと、強く思う太久郎、「風邪とか…」もう喋らなくてもいいよと、弱る兄からの不安や心配に微笑む、「病気になるとお注射するのよね…」
酷く天真爛漫で、自分にとってのかけがえのない存在が紡ぐ台詞に目を細められ、ごくりと固唾を飲み込む兄は丁寧に頷く、「ああ。」「お注射するのは怖いけど…」懸命に思うが儘に、力を込めけない両手を握り、兄をぼんやりとする視野の中で、見つめる太久郎、「頑張って克服するから…」必死に彼に伝える話に驚かされ、眉毛をびくっと跳ねる兄に笑う、「お兄ちゃんも頑張って…?」
弟の強く自分を励まし、握り震える拳をこちらの胸に付ける、酷く健気な姿に感動され、己の無力さに悔やみ、強く歯を噛む兄、「うん…」鼻腔の奥が悲しみと、一体どうしたらいいのかが、綺麗さっぱりに、分からない思いに痺れ、丁寧に頷き、ぽつり痙攣する声を喉元から絞り出す兄がいる、「頑張ってお薬の入った注射器を見つけるね…」
太久郎の少しばかり元気になれる態度に、弱る体が鼓舞され、丁寧に頷く太久郎に、目を細め、弟が浮かんだ屈託のない笑みに、嬉しく口元を上げ、壁に貼った、まるで柱の如く薄暗い影を背にし、静かに挑むチャレンジを待つカラスの魔王が示すポストに目を細め、ごくりと固唾を飲み込み、シルエットの話を聞く兄がいる。
「矛盾だらけさ,」軽く鼻で笑い、まったりと柱の頂点に座り、円盤に浮かぶ初老の女性の頭を、囲む時計に一瞥し、嬉々と最早なにも考えられなくなる初老の男性を見るシルエットは話す、「人類と言う玩具は,」世界は地味で退屈で、救い難いものなのだよと、こちらの話を聞くせいで、ますます衰弱する反応を見せる、赤い髪の少女の巨漢に嬲られるのに悲しむ様子を見て、楽にももう少しで、この世では、少なくとも人類に、このような場面を見ないで済めるのだよと嬉々として笑うシルエット、「そしてこの話を聞く者たちはすべてだ。」
人類をあまりにも複雑に、作ったと言う訳ではなく、色んなる雑な存在を、作り出した世界を制する神様には、一体何故に、生物を作り出す必要があったのかなと、苦しめられる己の鳩尾の内側から、体の色んなる箇所に、拡散する苦しみに、歯を噛み、悶絶するほどの思いに強く抱き、震える感情に、揺さぶられるがままに、右手を握りしめるシルエット、「どうだって良くないかな…」
自身が零す、憤る話に、不安を植え付けられる赤い髪の少年の、一体どうしたらいいのだろうかと、困り果て、ちゃんとルールを最後まで聞くべきかどうかで、不安になる彼と雑な髪形をした少年を見て、強く頷くシルエットは軽く顎を上げ、「世界がどうなるのかなんてさ。」軽く左手を上げ、右手の人差し指を緑色の星を超す存在を指差すシルエットは言い放つ、「ただ無になるだけでいいんだよ。」
残念そうに両腕を組み、何度も首を横に振り、如何にか体にある、邪念に身を千切られる気分を抑えるシルエット、「何もかもが平等に救われるんだよ…」体にある呪いを嘲り、グッと強く両手を握り、楽しく人々にこれからの救いを紹介しないとだと、自分に言い聞かせるシルエットがいる、「実行するんだよ…」
不服に両手を握り締めるシルエットの言葉に戸惑い、何もされないはずの相手には、一体何を持し、苦しむのだよと、不安と畏怖に心臓が嬲られるのは,こっちなのだぞと相手に、少々文句交じりの台詞を、ぶつけたい赤い髪の少年、「う…」どこか変な調子になるヒストグラムなシルエットに戸惑う彼。
「色んな事をされても…」漠然と他愛のない話を沢山してきたシルエットに弱り、なにを待っているのかなと、シルエットに違和感を感じ、まだ選ばれた人と、普通の人がどう違うのかを、説明しない現在に、じれったい気持ちにされ、右手を握り、ちゃんと説明を聞かないと痛い目に遭うかもしれないと、今にも動き出したい思いを断念する赤い髪の少年がいる。
「気付かなかったきみたちだもの。」悔しく左手で胸元を握り締め、変にも自分を殺せそうだと言うのに、殺せないである呪いに飽きれ、軽く首を横に振らすシルエット、「ちょっとした生命のいたずらと…」出来る限り平然とする振りをしてるのに、却って人々に不安にさせる自身に飽きれるシルエットがいる、「ビッグないたずらを向けられるのって,」軽く引き攣る口元をを上げ、まだパンクするほどの恐怖に直面する時ではないぞとも言いたいシルエット、「結局のところ死ぬきみたちにとって,」軽く顎を引き、痛みに混ざる色んなる、複雑な苦しみを抑え、目を細め、ゆっくりと額を上げてくシルエットは微笑む、「同じじゃないのかな?」ニヤリと口元を上げ、もうやめてくれよと、言わんばかりに微かに、震える頭を左右に振らす初老の男性を見据えるシルエット、「生命で何かしらの控えもなく,」やはり確実にも彼らを嬲り、殺すつもりのだよと、不思議と心が折れる秘書の、今を満喫する他ないのかなと、納得したいのにままならない様子に、残虐な笑みを浮かべるシルエットは言い放つ、「窮屈な思いもする必要もなく、」
シルエットの耳障りな声のせいで、肉体を失う程の辛い気分になり、苦しく喉から声を絞り出す初老の男性、「貴様は…」初老の男性のまだシルエットこそが、世に降臨し、とんでもない神様であり、自分らなんてものはただの玩具に、過ぎないであるのを、確実に理解しない現在に、不安を強く感じ、恐る恐ると相手のもとから、如何にか身を引く秘書、「う…」両足が恐怖のせいで、力が込めなくり、まったりとシルエットに、降参しちまったのだよと、素直に自分に教える柔らかい絨毯につける自身の臀部に、完全にもシルエットに脱帽したよと、身に宣言され、テレビにあるシルエットを見上げ、この悪夢の如く相手に敵う訳がないのだよと知り、さては、どうやって自分を遊ぶのかなと、シルエットに命を勘弁して欲しいと同時に、地味なる期待を抱き、強張る笑みを浮かべる秘書、「もう勘弁してくれぇよぉ…!」




