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多くの人に力を与えてたんだ~

  横目で説明に、一体どんな反応を向けてたらいいのかなと、困惑気味となり、弱り切る人々を見据えるシルエット、「このハシラ~は時間が経つにつれ、」真面目に人々を如何にか怖がらせ、もし勘違いじゃないと言うのならば、発狂し、可笑しくなる世が好きな神様への、オマージュとしてのゲーム内容を考え、ゆっくりと小さな右手の人差し指を立ててくシルエットは笑う、「暴れ回るんだ~」

  

  嬉しく話を紡ぐシルエットに歯ぎしりする、微かなる白髪が混ざった黒い髪の青年、「う…」弱り切る目線を、漠然と寝込んだ爺さんに向き、ベッドで永久なる眠りにつく彼に、何もしてやれない無力さを恨み、悲しみに視野を濁り、海原の中で佇む大きなる柱を照らし、変なるシルエットに支配される空を掻き分ける、爺さんにも見える空の光から、目を逸らし、切なげに俯く。

  

  「これはどういう意味なのか、」まったりと深紅の瞳を、人々の発狂し、何かしらをしないとと切羽詰まる様子に向くシルエット、「分かってるよな~?」壊れかけ夕陽に、照らされるチーターの如くバイクに乗り、黄ばんでは、小さな蜂みたいで、またチーターの如く図案が、プリントされてた白いシャツを着こなした、項に大きな黒い黒子が生えた小柄の男性の額から滲む汗に、興奮気味となり、軽く両足いで白い地面を踏み、愉快なる声を発するシルエット、「まぁ~」段々面白くなっていくよと、空に笑うシルエットは語る、「最終的には星ごと潰するって話さ~」

  

  ”ドクンー”刹那、シルエットの一言に刺激され、呆然とした頭が一気に覚め、唐突に自分たち全員、命の終焉を告げられたとシルエットに見開かされ、相手のダンスでも披露し、軽くお尻を、自分に向け、左右に揺らし、尻を叩く現在に絶句され、見開かされる赤い髪の少年、「う…」周りにある唸り声に混じる人々の叫び声をぼんやりと聞き、シルエットによりパニック状態にされる人々のお互いの顔を見て、恐れる声を上げる今に、不安になり、強く歯を食いしばり、一体何故こうなっちゃうんだよと、一瞬思うと同時に、逃げ回る人々に困り、畏怖がますます刺激され、やはり大人しく動かない方が、的にされ難いのかと考える赤い髪の少年、「く…」

  

  チラッと遠くで、目線を引っ張る紫色の糸の如く髪に一瞥する赤い髪の少年、「う…」心臓が一瞬冷やされ、どうせ死ぬのならば、やってやろうじゃないのよと、気に食わない気分を何となく齎す相手への殺意を、如何にか隠し、悔やみ、両手を握りしめ、ただでさえ暴れ回る心臓に、如何にか冷静になれよと懇願し、不安に満ち溢れる声を、漏らす彼、「く…!」

  

  「やべぇ…」世界を支配する、巨大なるビルのみならず世界中のデバイスと、人々の畏怖を制覇するシルエットには、確実にも何かしらの作戦や、魂胆をするのだと、素直に告白し、人々の今にも倒れ込む状態に合わせ、平然とし、大して緊張感以外に、疲れる感情には、なれやしないである自身と、同じ状態にいる赤い髪の少年に一瞥する雑な髪形をした少年、「ふ…」ごくりと喉元に引っ掛かる唾液を飲み込み、強張る口角を強く上げ、自分らはまさにこいつらを遊ぶ存在として、選ばれたのに違いないよと知る雑な髪型をした少年は呟く、「よな…」

  

  突然、内心の奥に強く宿る怒気が潜める声を、代わりに発する相手に、ぱちくりしする赤い髪の少年、「うん…?」やけに平然とする雑な髪形の少年の、自分に注目される今に、不安を感じ、引き攣る口元を、強めに上げる様に目を細められる赤い髪の少年は軽く鼻翼に力を入れてく、「ふ…」周りで苦しむ人々の姿と、自分らみたいに、選ばれし存在と、比べて見ると可笑しく笑い、神様に見捨てられた人々を、小馬鹿にする赤い髪の少年、「へっ…」強く鼻で笑い、横目で人々の畏怖し、自分たちはどうすればいいのかなんて、綺麗さっぱりに、分からない姿をシルエット同様に堪能し、最低限にも、世界が終わる前までは、天を覆う深い紫色の霧が、頼もしい味方になってくれるのだと知る赤い髪の少年は囁いた、「最高じゃないのか…」己の緊張に支配される喉元から、震える声を漏らし、高揚感に震える両手を、見下ろす彼は強く口元を上げてく、「こんなくそったれの世界には未練なんざねぇって話だ。」

  

  「だから、」どうして平然としている奴らがいるんだよと、ちょっぴり恨む目線を全くもって疲れていない雑な髪型の少年に合わせ、赤い髪の少年に向く、タイツを穿いた初老の女性に一瞥するシルエット、「楽に死にたいと言うのならば、」腕を組み、人々の泣きわめく声を気にする事無く、ゆっくりと喋るシルエット、「今を生き延びるんだよ。」両手の指で悲憤に支配され、どうすればこの状況を、逆転するのかなと、微かに絶望から正気を取り戻し、考える初老の男性を指差し、ぼんやりと携帯画面にある、まだ、どんな意味を持つのかも、分からずにいる嫁さん時計のカウントダウンに、心配なる目線を向く彼に笑うシルエット、「へ、」チラッとぼんやりと、もう半ば人生を観念する秘書に一瞥し、悲しみに打ちひしがれる初老の男性の、震える体を回転椅子につき、言葉を失う姿につられ、切なげに眉毛を顰める秘書を笑うシルエット、「星と共に命を失って行けるのだからね、」

  

  シルエットの自分らを馬鹿にする話をぼんやりと受け入れ、ごくりと固唾を飲み込み、やはり、自分たちだけじゃなく、全人類を狙うのを、莫大なるパワーを持つシルエットから、知れた瞬間、心が微かに救われると実感する秘書。

  

  「意味のない痛みや苦しみを経る必要もなく、」小さな両手を軽く上げ、流し目で人々を見つめ、発狂する心境となった秘書と初老の男性の、ゆっくりと目線を自身に向く様に笑うシルエット、「一瞬で楽にしてやるよ。」シルエットのノイズが混ざった尖る声で紡ぐ言葉が、恐怖を詰まった銃弾の如く、一瞬で眉間を貫き、恐怖心を爆発され、恐る恐ると固唾を飲み込む義威瀬、「そんな…」

  

  疲れ気味になる人々が自分を畏怖し、上手く言葉を紡げない姿を見据え、急いで人々の多い場所から離れたいと、兄と一緒に走る星を瞳に封じた少女に、微笑み軽く自身の四肢を胴体に引っ込んでくシルエット、「ふ。」絶望に抱かれ、自分に抵抗する事を諦める、匂いに敏感な女性の両手で、淡い紫色の髪を握り、発狂しそうで、涙に囲まれる赤い瞳に、笑うシルエットは言い続ける、「気になってるだろうけど、」

  

  横目で慌てる人々の中で、佇む赤い髪の少年を見下ろし、選ばれしものだと勘違いし、結局のところは殺されるのだろう彼らは、実に哀れだなと、何度も首を横に振らすシルエット、「どうして自分以外の人達は苦しそうにしてるのに、」流し目で赤い髪の少年と同じく、人々と同じく慌てるけれど、ちゃんと背筋を伸ばせる雑な髪形をした少年を見るシルエットは、軽く両手を胸に当て、首を右側に向けてく、「なぜ自分だけが平気なのか、」

  

  シルエットがようやく、自分らが気になる事を答える今に、凄まじく嬉しく感じ、隣りにいる、不安に支配され、戦慄する眼鏡をかけた女性に、一瞥する赤い髪の少年、「ふ…」軽く歯を噛み、人々をどうやってシルエットがしたように、可笑しく狂わせるのだよと、ゆっくりと殺してやるぞと思い、モニターに目を凝らす彼。

  

  「それはね,」軽く右手の人差し指を頬に付け、自身に彼女を殺してたりなんかは、しないで貰いたいのだよと、懇願する煙草の臭いに包まれた、緑色の髪の中年女性を見つめる赤い髪の少年に一瞥するシルエット、「きみは神様に選ばれたからだよ。」

  

  ”ドクンー”シルエットの耳障りな声で紡ぐ言葉に、見開かされる赤い髪の少年、「ひひっ…」口元が耳元まで裂くほどの興奮に、揺さぶられる両手を見下ろし、己にはようやく主人公になれたのだなと、楽しそうに引き笑いをする、「俺が…」高揚感のあまり体が地面から、浮き上がる気分にもなる赤い髪の少年、「俺が…」ぽつりと沈む声を漏らす自分に、不安を強いられる紫色の青年を、目尻に止め、相手で、自分が今まで受けて屈辱を晴らすぞとも言いたい赤い髪の少年は言う、「主人公に選ばれてたんだ…」胸元の奥から飛び出る心臓を、カラスのマスクをプリントした拭く越しに握り締め、楽しくに喉から高鳴る声を絞り出す彼、「神様直々に…」良かったんじゃないのかなと、自分と共に選ばれた者同士で、仲良くなっていくつもりだよと、無言で微笑む、雑な髪型をした少年に一瞥する彼は笑う、「ひひっ…!」

  

  「だけどきみだけじゃないんだ、」話に絶句され、あんぐり口を開ける赤い髪の少年の、一瞬にして呆ける姿を見せるのに、首を横に振らすシルエット、「多くの人に力を与えてたんだ~」だろうなと、軽く歯を噛み、緊張と不安に支配される義威瀬の、隣りにいる娘を如何にか守りたいと、義亜孔の肩に両手を掛ける嫁に一瞥する姿に目を細め、どこか傷心を感じるシルエットは話す、「ぼくは。」シルエットが世界を救うか、壊すのか、自分の匙加減次第と言う夢を壊した現在に、苛立ちを覚え、歯ぎしりし、ぼんやりと街で佇んで、シルエットを睨み付ける赤い髪の少年。

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