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迷宮で休息

前話若干修正してリンの容姿について加筆してます

アリスに火を灯して貰ってから1時間後。

火を出して以降アリスはギルバート達が建設中の家の方とこちらを行ったり来たりと随分退屈そうな様子。

アスカはレーンから魔法の使い方などミニ講義を受けていた。

自ずとリン一人で料理をしていたのだが元々そのつもりであったしアスカには炊事場に立って欲しくなかったので寧ろレーンに感謝しているくらいだ。

メインのジビエステーキは絶賛火入れ中で、隣の釜戸では残った肉を使った鍋をこしらえる。

料理も最終工程まで来たところでギルバートがリン達を呼びに来た。

「お、いい匂いだな」

「あ、師匠。ご飯ならもう少し待ってて?」

「急がなくていいよ。拠点が完成したからそれを教えに来たんだ」

「ありがとう師匠。あと10分くらいしたら料理持っていくし食べる場所用意してて」

「分かったよ。楽しみにしてる」

そういうとギルバートは戻っていく。

「と、言うことでアスカ?そろそろ鍋をよそって頂戴。アリス様達は先に向かっていて下さい」

「……量、あるでしょ?私の魔法で纏めて運んであげるよ?」

「い、いえそのような使い方は恐れ多いです」

「……気にしなくていいよ?料理、作って貰ってるお礼。それに屋敷でもよくやってるから」

「で、でしたらお願いします」

実際十数メートルとは言え5人分の食事を一気に運ぶのは大変だったため助かった。

全て皿や器に盛り付けるとアリスが全て魔法で持ち上げ家の方に向かう。

道中には念のためと獣避けも兼ねてギルバートが一定間隔で松明を設置していた。

灯りをたよりに進むとギルバート達の声が聞こえてくる。

「……え!?」

家の全容が視界に入ると驚きの声をあげてしまう。

途中経過でログハウスを作成中なのは知っていた。

だがそこからものの1時間で更に整地もされており当初平屋と思われていた家も2階建てになっていた。

しかもどこから調達したのか家からは十分な光が漏れている。

リン達に気付いたギルバートは扉を開けると招き入れる。

「料理ありがとうリンちゃん。お嬢様、中にテーブルがあるのでそちらに置いて貰えますか?」

ギルバートに言われるままアリスは料理を運びながら家に入っていく。

少し遅れてリンも入ると更に驚きが。

木製の大きなテーブルに椅子まで揃えられていた。

まるでちょっとした別荘のような造りと言える。

「師匠?何でこんな豪華な造りにしてるの?」

「しばらくここが拠点になる。実は木材とか調達してる時に他の冒険者に遭遇してな。話を聞いたところここの迷宮はこのセーフポイントを中心にいくつもの道が分かれているらしい。だから皆しっかり目の拠点を作っているとか」

「ならば俺たちも拠点に関してはしっかり作る方が良いのではないか、という結論に至りギルバートさんと急遽増設をしたんだよ」

「基本的に各ルートは日帰りで行ける範囲程度らしいから夜はここに戻って日中は探索に出ようと思う。お嬢様にも話をして了承は貰えている。リンちゃん達には事後報告になってしまい申し訳ない」

「それは良いんだけど……師匠達こそいいの?私たちって現状多分足手まといじゃない?」

「そんなこと無いよ。探し物をする以上人数がいるに越したことはないからな。寧ろ腕試しで迷宮に来たのに俺たちの事情に付き合わせて申し訳ないくらいだ」

「私の場合は師匠といた方が強くなれるからいいよ。それよりも、出来立てだしご飯にしようよ」

「それもそうだな。皆好きなところに座ってくれ。レーン、コップに飲料水を注いでくれるか?」

『承知しました』

各々好きな席に着くと食事が始まる。

まずは鍋の汁から一口。

「━━━……美味い」

食材も限られていたはずだが入っている肉の臭みもなく口当たりもとても良かった。

続いてメインのジビエステーキはスーッとナイフが入る。

こちらも臭み無いが、肉肉しさも残しとてもジビエとは思えない味わいだった。

「師匠の口に合うなら良かった。アリス様はいかがですか?」

「……とても美味しい。かなり、好みの味」

「そ、それは良かったです」

ホッと胸を撫で下ろすリン。

「味だけじゃなく栄養バランスも良い。しかもこの限られた環境でこのクオリティ。とんでもない才能だ」

「褒めすぎだよ師匠。でも……ありがとう」

「これは独学?それとも誰かに教わったのか?」

「お母さんに教えて貰ったの」

「お袋は故郷で大衆食堂のようなものをやっていてな。リンは幼少の頃から炊事場で手伝いを沢山してきたから出来るんだ」

「へぇ~偉いな。ちなみになんだが、アスカちゃんの料理ってどうなんだ?苦手とはさっき聞いたけど」

「……最低でも丸一日厠が友達になり布団と同化する覚悟があるなら」

「!?」

おおよそ料理の感想として聞かないワードにアスカの方を思いっきり振り向いてしまう。

視線があったアスカは顔を赤くして伏せてしまう。

「……何故か、私が作ると……劇物になっちゃうんです」

「げ、劇物??」

「……昔アスカが試しに作った料理を故郷の森の中に置いておいたの。その森には魔獣とかも居るんだけど偶然口にしたであろう魔物の死体が翌朝転がっていたわ」

「喉を詰めたとかじゃなく?」

「魔獣は6メートルくらいあったし料理も小鉢に収まる程度だからそれはあり得ないわ」

「その一件以降アスカが料理をすることは我が家で禁止となった」

文字通り劇物の類いだ、と思っていると近くに座るアリスは少し眼を輝かせていた。

「……興味深い。アスカ、今度作って」

「だ、ダメですアリス様!遊び半分で口にして良いものじゃないです!魔獣ですら絶命したんです。魔法使いといえども無事では済まないですよ」

驚く様子で止めにかかるアスカを見て思い返す。

(そう言えば魔剣が欲しいってだけで不老不死とか死にたがってるとかその辺は話してなかったな。一般的な感性からすればわざわざ劇物を食らいたがるっておかしいし説明するべきか?)

しかしその辺はアリスの個人的な部分にあたる。

いくら従者といえども勝手に話すのは問題だろう。

そう考えているとアリスが口を開く。

「……ふふ、冗談だよ」

「!」

「で、ですよね?ビックリしましたアリス様もそんなこと言うんですね?」

「……でも興味あるのは、本当」

「え?」

「……普通の人間に━━━魔法使いといえども魔獣を絶命させる食べ物を作るのは無理だと思う。何か、秘密がありそう」

「まぁそれは後日で良いじゃないですか。今はリンちゃんのご飯を食べてしまいましょう。明日も早く動きますからね」

ギルバートの促しもありアスカの料理の件は一回流れ、料理を食べ進める。

「ごちそうさま。片付けは俺がするし女性陣は風呂にどうぞ」

「え、師匠お風呂あるの!?」

「必要だろうと思ってな。浴槽は木製で何とか作ったしお湯に関してはレーンに出して貰うから湯加減に関しても心配は要らない。結構広めに浴室は作ったし1人ずつ入らなくても良くはしてある」

「……流石ギルバート。仕事が出来る」

「順番は好きにどうぞ?ガイは一応見張りと松明を追加してくれるか?」

「分かった」

そう言うとガイは斧を手に取ると松明用の棒を幾つか持って出ていった。

パタンと扉が閉まると同時にアリスがイタズラっぽく微笑む。

「……ギルバート覗きのチャンス、だね?」

「「のぞ……!?」」

いつものからかいだが今日出会ったばかりのリンとアスカには少々刺激的なワードだったようで顔を真っ赤にする。

「し、師匠流石にまだダメだって!そう言うのはもっとお互いを知ってからと言うか何と言うか……!!」

「リンちゃん凄いこと口走ってるよ!!」

あわてふためく姉妹を見てギルバートはひとつため息をつく。

「二人とも、いつもお嬢様はこんなことを言うから真に受けなくて良いよ。それとお嬢様。今日初対面の2人に誤解されそうなことを言うのは本当に止めてください」

「……それは、ごめんね?良い機会だし、一緒にお風呂入ろう?」

「珍しいですねお嬢様から人に興味を持つなんて」

「……しばらく生活を一緒にするなら、折角だし仲良くなっておきたい」

「私は良いですけどアスカは?」

「勿論良いに決まってます!よろしくお願いしますアリス様」

話はまとまり3人は揃って浴室へと向かった。

ギルバートは手早く洗い物をこなすと椅子に座り一服する。

明日以降の立ち回りについても考えておく必要がある。

(ざっと見た感じ分かれ道は30程度。1ヶ月程度かかることも覚悟が必要かもな)

勿論早く終わるに越したことはない。

アリスと違ってギルバートには明確なタイムリミットはある。

それは契約期間がどうこうではなく肉体的な戦士として居られる期間だ。

無論これから全盛期を向かえる年齢に差し掛かっているし歳を重ねることでより強くなる者も一定数存在するのも事実だ。

だがその分アリスの強さも増してしまう。

そうなれば益々殺すことは困難になるだろう。

そんなことを考えていると見回りを終えたガイが戻ってくる。

「追加の松明を設置してきた。それと現状魔獣はおろか野生動物すら周囲に居なかったな」

「お疲れ様。多分俺やお嬢様の気配を察知して警戒しているんだろうな」

「そのことだがギルバートさん。いったいあんた達は何者なんだ?」

「……と、言うと?」

「いくらなんでも強すぎる。戦闘には参加していないが特にアリス様は異次元の気配を纏っている。これは俺の勝手な推測だが、恐らくアリス様は魔女と呼ばれる領域の存在じゃないのか?」

「……」

「そしてそれだけの実力を有しながらギルバートさんほどの実力者を従者にしている。何かあると考えるのは自然だと思う」

ガイの鋭さに一瞬目を細める。

そしてガイを巻き込んでも良いのか考える。

端的に言えば()()()()()()()()()()()()

その異常な関係をガイは受け入れられるのか。

その答えを求めるガイの眼は本気であり覚悟は見て取れた。

「……口外しないと、誓えるか?」

「勿論だ。もし俺がその約束を違えたなら、命をもって償おう」

「……実は━━━


「━━━……ギルバート、お風呂上がったよ?」


それを口にしようとした瞬間浴室の方からアリスが呼び掛けてきた。

「かしこまりました。

悪い、また明日タイミングを見て伝えるよ」

「あ、あぁ。済まない、無理を言って」

「いや、場合によってはいずれ伝える必要もある話ではある。……、一つだけ。お嬢様は魔女だ。続きは明日」

「……!分かった」

やはりと言う表情を浮かべるが今はこれ以上の言及は避ける。

ギルバートが明日説明すると言うならそれを待てば良い。



━━━少し時間は遡り女子組は。

脱衣所を抜けて扉を開けると同時に5人程度は入っても問題なさそうな広さの浴場が広がっていた。

「凄い立派なお風呂場。師匠凄すぎ」

「これならリラックスできそうだねリンちゃん」

「……ちょっと手狭だけど、良い感じ」

大きな館に住んでいるアリスからすると少し物足りないが迷宮内でこれだけのものを用意したのはギルバートを称賛する他無い。

そんな感想を聞いて2人は少し驚きの顔を見せる。

「これが手狭って……アリス様の館ってどれだけ大きいの?」

「……丁度倍くらい?」

『そうですね、おおよそそれくらいでしょうか。時に皆様お湯加減はいかがいたしましょう?私がいくらでも調整いたします』

「上位精霊をそんな使い方してバチ当たらない?」

『いえ、私がしたいから主様にも提案したんです。故にお気になさらずどうぞ』

至極当然な意見に対してレーンは問題ない旨をあっけらかんと告げる。

「それじゃあ私達は熱めが好きなんだけどアリス様は?」

「……好きにして良いよ?どの温度でも、気持ちよくはあるから」

アリスの適応力があれば通常人が火傷するレベルの熱湯であっても、過冷却された冷水であっても心地よく浸かることはできる。

『それでしたらリン殿、これくらいの湯加減はいかがでしょうか』

リンの手に掛けるようにお湯を生成し温度を確かめて貰う。

「うん、丁度良い」

『ではこちらで浴槽の温度を変化させますね』

両手をかざすと魔法を発動させる。

一瞬浴槽が光ったかと思うと少し湿気と熱気が強まるのを感じた。

湯量は知れているとはいえ既に貯まっている水の温度を軽々と変えて見せた。

「……この魔法って人間に使ったら余裕で殺せるよね?」

純粋な疑問としてリンが呟く。

人間の身体は水分が6割程度とされている。

そんな人体を流れる水分━━━すなわち血液などを沸騰させられれば命を奪うなど造作もない。

リンの疑問が聞こえていたのかレーンが返答する。

『その気になれば可能です。が、簡単にはできないとだけ言っておきます』

「!?そ、そうよね。ごめんなさい、忘れて」

身体を洗い湯船に身を任せると思わず声が漏れる。

「あぁ~生き返る~」

迷宮に入って初日だが、そもそもここまで来るのに数日かけていたし激し目の戦闘も経験し疲労がかなり貯まっていた。

そんな中でお風呂に浸かれたことで一気にリラックスすることが出来ていた。

「良かったねリンちゃん。しばらく入れてなかったものね」

「本当よ。師匠達に感謝ね~」

隣に座るアスカも表情は綻ばせている。

「……たまには、熱めのお湯も悪くない」

ユニウルブスにも所謂お風呂文化はあり大衆入浴場も幾つかある。

ただ冒険者や多種族が共生していると言う事情もありその重要度は低いとされている。

なんならシャワー浴の方が時間を節約したい冒険者達からは好まれる傾向にあり、獣人の類いは毛の問題などもあり湯船は敬遠する傾向にある。

そのため一般市民達もわざわざお湯を張ると言うことは週に1回するかしないか程度だ。

そのため沸き上がるまで時間のかかる熱いお湯と言うのはあまり一般的とは言い難い。

「私たちの故郷だとお風呂って結構文化なんですよ。だから私もリンちゃんもお兄ちゃんもお風呂は大好きなんです」

「……一度行ってみたいね、そのお風呂」

「温泉もあるので是非ともギルバートさんと一緒に来てください。色々ご案内しますから」

「……うん、私が行きたいって言ったら連れていってくれると思う。…………今回成功しなかったらね?」

その小さな呟きは届くことはなかった。

存分にお風呂を堪能した3人は着替えて居間に出てくる。

ちなみに寝巻きの類いは持っていなかったがアリスとギルバートの持ってきた服を借りることで話が付いた。

普段は括っている紙も下ろして迷宮の中だがオフモードになるリン。

居間で座っているギルバートを見つけると礼を告げる。

「ありがとう師匠。凄い気持ち良かったよ」

「それは良かった。迷宮探索ではオンオフが曖昧になるからな。休めるときにちゃんと休むように。じゃないと大事な場面で致命的なミスを犯すことがある」

「……ギルバート、先生みたい」

「今に限ってはその通りですよ。さぁ、出来るならストレッチもしておくように。明日は探査と合わせて修行もしっかりするからな。朝早く動くし2階の好きな部屋で寝ると良い」

「了解。じゃあお休みなさい師匠」

「お休み」

リンとアスカは一足先に就寝しに向かった。

ちなみに部屋は6畳程度、流石に布団の用意はできなかったため寝袋を置くための簡易的なスペースが設けられている。

しかし雨風を凌げある程度プライベートな空間も担保されていると言うのは精神衛生的にも良い。

寝袋にくるまったリンとアスカは余程疲れていたのかものの数分で気絶するように眠りについた。

ガイとギルバートも手早く入浴を済ませる。

見張り番をしようとしていたがアリスが一言。

「……私が結界張ってあげるから、2人ともちゃんと寝てね?」

「よろしいのですかお嬢様」

「……それくらい、造作もない。それにリン達にはちゃんと休むように言ったんだからギルバートも休んで」

「承知しました。ガイもさっさと寝てしまおう」

「あ、あぁ。ありがとうございますアリス様」

こうして日付が変わる前に5人全員が眠りにつくこととなった。

ちなみに結界は張って貰ったが万が一を考えて睡眠を必要としないレーンとサラが合わせて周囲の警戒に勤めたのだが当然襲撃してくるような魔獣やゴロツキなどは現れることはなかった。

そして6時間後。

一番最初に起床したのはやはりギルバートであった。

身体を起こし館で働くときの背広に身を包む。

家から出て少し外気に触れる。

厳密には屋内である迷宮だが目に入る日差しは地上のそれと遜色ない。

水辺が近いためかややひんやりとした空気が肌を刺激する。

すると周囲を警戒していたレーンがギルバートに気付き降りてくる。

『おはようございます主様。夜間も一切の異常はありませんでした』

「おはようレーン、見回りありがとう」

『いえ私どもは睡眠を必要としませんので。それよりも普段よりもよくお眠りになられましたね』

「そうだな。お嬢様の結界とレーン達の見回りのお陰だな。下手すれば館よりリラックスできたかも」

『そうですね、普段と比べても1~2時間ほど長くお眠りになっていました。皆様を起こされますか?』

「いや、朝食だけサクッと用意してからにするよ。ガイ兄妹は分からないけどお嬢様は中途半端に起こすと機嫌悪くなるから」

『それもそうですね。お手伝いしたします』

炊事場に向かい5人分の食事をささっとこしらえる。

スープを作っていると足音が後ろから。

「……あれ?師匠?」

寝巻きのままリンが炊事場にやって来た。

髪は少し寝癖がついている。

「おはようリンちゃん。ご飯はもう出来るし着替えてくると良いよ」

「うん、ありがとう師匠」

「レーン、付いていって水をだしてあげて」

『承知しました。リン殿、行きましょうか』

レーンが付き添い身だしなみを整えに行くリン。

リンの起床を皮切りにガイ、アスカと続々起床する。

そしてアリスだが迷宮に来る前は大分寝起きは悪かったが意外と引きずらず5人の中ではもっとも遅いがギルバートが声をかける前に起床していた。

「おはようございますお嬢様。皆起床し朝食の準備は整っています」

「……おはようギルバート。分かった、降りるね」

やや眠たい目を擦りながら寝巻きに一枚羽織り物をして一階に降りる。

「アリス様、おはようございます」

アリスに気付いたアスカがいち早く挨拶をする。

「……おはようアスカ。……ガイとリンは?」

「二人とも料理を運ぶのを手伝っています。アリス様と私は待っててよいとギルバートさんから」

「……じゃあお言葉に甘えて待ってようか」

待つこと数分。

その間特段家に居た2人に会話はなくアスカ的にはやや気まずい時間が流れていた。

アリスは特段気にするようすもなくレーンに淹れて貰った白湯を飲んでいた。

沈黙に耐えられなくなってきた所で3人が戻ってきた。

「「おはようございますアリス様」」

ガイとリンも挨拶を済ませて朝食の時間となる。

席に着くとギルバートが話を始める。

「じゃあ、今日のプランを話そうか」

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