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プロローグ

新作です

よろしくお願いします

━━━全ての命あるものに等しく存在する事象。

性別、貧富、土地全てが異なっても共通する事象。

それは【死】である。

エルフのようにどれだけ長命な種族であっても根本的に死からは逃れることはできない。

人類史において時の権力者達はこぞって不老不死と言う夢物語を掴もうとし、失敗を重ねてきた。

時には薬方、時には魔術、時には錬金術と様々な方法を取ってきた。

その最中では人類は他種族との同盟や争いを通じて魔法などの技術発展を飛躍的に伸ばすことには成功し、この世界の派遣を握る種族のひとつとなり得た。

その上、魔法を使うことで病なども治せるようになり人類の寿命も100歳程度までは余裕で生きられる程には延びていった。

また他種族との間にも子孫を宿すことも珍しくなく人類は不老不死とまではいかずとも少し長命になっていった。

人々の脳裏から不老不死と言う文言自体が薄れていき数百年。

王都ユニウルブスには様々な種族が共存している。

他国間との争いは絶えないが人類最大規模の都市としてその名を知らしめている。

ユニウルブスは豊かな自然に囲まれており森や山、湖や海なども領土に修めている。

そんな森の一角にはかなり立派な屋敷が一棟建っている。

何年前から存在するのかは不明。

しかしその館には奇妙な噂が。


━━━不死身の魔女が住み着いている、と。


そんな時館の魔女の討伐ミッションが張り出され腕に覚えのあるものが徒党を組んで挑んだ。

しかしそのミッションは全て悉く失敗に終わった。

中には入ったが最後二度と戻ってこない事もしばしばあった。

そんな中館から逃げてきた者はこう言った。


━━━魔女だ、本当に何をしても死なない!あの噂は本当だ


それ以上の言及はせずただただ恐怖に打ちひしがれている様子だったとのことである。

そんな話が立つことで姿も知らぬ魔女に対して畏怖の感情を抱き近づくことすら躊躇うようになった。

それから数年の時が経ち殆ど人がより着かなくなった館に一人佇む少女が一人。


━━━……あぁ、誰か私を殺してくれないか


月光に映える金色の髪が風に靡いた。

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