3話 どれだけ変な人が居ようとも私はそれに混じってないと信じたい
学園に入る
学園はとても大きく外観は普通にお城である
(魔法の学校でこんなに力を入れているのならこの国の主要な戦力は魔法なのかしら)
「わー!いつ見ても大きいですね!」
「え、えぇ。そうね」
辺りを見渡すと制服の上に何かをつけている者、
制服がピチピチのムキムキ男や、見たことの無い種族の生命体までいる。また、いかにも俺はすごいオーラを放った貴族ぽい人まで。
(なんだ?あの人?は全身緑色、背は低く、耳は小さく目はとても大きい)
「ねぇ、あの人ってなんて種族?」
「えっとですね あれはグリンゲルという種族です。彼らは保有魔力がとても多いですが少し性格が陰湿というか荒っぽいと言うか、、」
(面倒事とかに巻き込まれるのも嫌だしあまり関わらないでおこう。私は学園で快適に過ごすのよ)
「もうすぐ入学式が始まりますよ!ユリアさん、行きましょ!」
大きな劇場みたいな施設に入る
校長「えぇ〜皆さん入学おめでとうございます。
我がミトスター学園では、様々な........」
(どの世界でも校長の話はとても長いのね)
「続きで学年主任からのお話です。」
「学年主任のチョールヌイです。この学園のシステムについて説明します。この学園は7つの学部に別れています。後に配る紙に第一志望から第三志望まで書いていただいて、入学試験の結果に沿って学部に入る形です。」
(つまり順位が高ければ高いほど希望する学部に入れるのか)
「また、どの学部にも1クラス、魔法闘育学部には2クラスの特進コースがあります。そこは希望制で入ることもできますが、成績が振るわなければ落とされることもありますので注意してください。」
紙が配られる
「ヒマリはどこの学部に入るつもりなの?」
「私ですか?私はですね、魔法支援学、魔法生活学、魔法歴史学を希望するつもりです」
「各自書いた紙を提出次第、本日の帰宅を許可します。明日、門を入った所の掲示板にそれぞれの学部入部者の名前が記載された紙が提示されているので来るように」
ユリアは紙に魔法生活学、魔法支援学、魔法国学と書いて提出した