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36、招待

一個前は本当に少なくて申し訳ないです…






「どうぞ」と私が答えた後に入ってきたのは、ライマだった。


「あれ?ライマもお父様と一緒に夜遅くまで王宮じゃなかったの?」


今日はお父様も仕事の関係で遅くまで王宮にいるから1人で帰りなさいって言われたし、お父様の帰りが遅い時は他の騎士たちも遅いイメージがあっただけにライマが今ここにいることに驚いた。


「本当はその予定だったんですけど、大変なことがおきました!!」


そう言ってライマは私に一枚の手紙を渡す。


「これは……。王家の紋章…?」

「そうです。王家からエミリア様宛に…」

「こういうのってお父様じゃなくて、私が開けていいものなの?」

「もちろんです。エミリア様宛のものですし、団長もエミリア様が開けるようにと」


そう言われてドロシーから渡されたペーパーナイフを使って慎重に開き、そこに書かれてあったのは、


「王宮での夕食会へ招待?!!!!!」


あまりにも突拍子もないことでひたすらライマを見る。

最初から内容を知っていたのか、ライマは冷静だ。


「私ってまだ7歳だよね…?」

「はい」

「デビュタントの歳は15歳だからあと8年後よね?」

「はい」

「夕食会とか正式な場ってデビュタントが終わってから参加できるのが原則よね?しかも王宮の!!」

「はい」

「それなのになんで私が招待されてるの〜?!!!!」

「さあ…?」


意味がわからない状況に困惑し一つずつ確かめたが一番聞きたかったことに対する質問には答えてくれない。


「お父様はこれを知っているの?」

「はい、団長は陛下から直々に手紙を渡されたときに言われたそうです。『絶対エミリア様も参加するように』と」


仮病とか使えないということか…


「これはもう覆りようのない事実というわけね…」


ため息を何度もつきたい気持ちを抑えながら陛下からの手紙をマジマジと見ていると


「これから忙しくなりますよ!」


と元気な声が聞こえてくる。声の主はもちろんドロシーだ。


「夕食会にきていくドレスをまずは注文しないといけませんね!お嬢様のサイズの正式な場のドレスはないでしょうから特注になりますし、くつもアクセサリーもドレスに合わせ何といけませんから今日にでも仕立て屋を呼ばないと!!!!」

「あの…ど、ドロシー?」

「ドレスは、最近の流行にしたいですけど最近は大人っぽいものが流行りですからお嬢様はちょっと別の方がいいですよね!そうなると…」


声を何度もかけても彼女の耳にはもう入らないようで今度はひたすらどんなドレスにするか語り始めている。

もうドロシーの言葉だけで脳が思考を停止し始めている。

やばい…

いつもドレスを仕立てる時よりも張り切っているドロシーに嫌な予感しかしない。


「私、明日も王宮に鍛錬しに行けるよね…?」


ちらっとライマの方を見ながらいうと、


「さあ…?」


決して私を見ずに遠い目をして、またしてもライマは曖昧な返事をするのだった。








私が今まで使ってたものが壊れてしまってしばらく書けません……

新しいものになったら続き書きます……m(*_ _)m

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